ホモ、拾いました【完結】
ホモ、拾いました
作者:陰宗さん
父や母の愛は偉大と言うが『人にもよる』。
愛することは幸せというが『人にもよる』。
愛することで傷ついてしまう人も実際にいるしその逆もあるだろう。
同性を好きになってしまった少女は拒絶され知らない男性の元に身をゆだねてしまう。
それはありとあらゆる不幸の連鎖になりうるはずだったがその男性は幾分優しくそして大人だった。
父に言わなかった感謝を告げる。
異性の友がいたら言いたかった事を億面なくぶつける。
ひょっとしたら異性を愛していれたらいったかもなからかい文句を口にする。
彼は困ったように笑っている。
男性は少女に触れない。
少女は男性の心に触れない。
二人の心はすれちがいつつも、確かに一つだった。
======================
失恋。同性愛。憧れ。父性
投稿日:2019年07月15日 17時11分 改稿日:2019年07月15日 21時41分 編集
削除
友達がある日を境に恋愛対象として自分を認識していたと知ると異性同士でも戸惑う。まして女性同士なら。
彷徨人に声をかけるは魑魅魍魎の類と世の常。
愛されて育てば。自分を信じてあげることができたら変わるが大抵自分を愛さない人を自分を一番理解できる人と錯覚する。
世の中優しい人なんてまずいない。
でもここにいる。
キミの居場所を守っている。
疲れたときはドアを開けて。
ここにはもう一人のお父さん。
恋でも愛でもないけれど。
あなたの一時の羽休めにこの物語をどうぞ。
雨上がれ。また羽ばたけるから。
風よ吹け。明日また愛し合うために。
『この間はごめんなさい。いきなりでびっくりしたの。あなたを傷つける気は無かったことだけはわかってください』
作品タイトル:ホモ、拾いました
作者:陰宗
https://book1.adouzi.eu.org/n8894fj/




