東池袋母子殺傷事故について【短編】
作品タイトル:東池袋母子殺傷事故について
作者:榊優人さん
実際に痛ましい事故の現場に向かった作者さんのルポ。
取敢えず行く。そして感じる。
安全圏であーだこーだ言うのとまた違うものを感じる。
そして思う。二度とこのような事故が無いようにと。
考えず。感じてほしい。
憤るならわかってほしい。
何をしなければならないのかを。
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我々は祈ることしか出来ない。われわれは忘れないことが出来る
投稿日:2019年05月14日 00時56分 編集
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家族を殺され、殺した奴は保身に走り裁かれることなくのうのうと生きている中、あなたはきれいごとを言えるだろうか。これを機に議論していい世の中にしていってほしいなど言えるだろうか。
作者さんはかの事故現場に足を運んだ。
100や200では済まない祈りの跡があった。
こどもの遺したシャボン玉セット。見えない光とんだ。とばずに消えるな。壊れて消えるなこの想い。
だれかが『そんなこともあったね』と言える日が来るなんて許せない。その日は100人以上が祈りにきた。
ただ祈るためだけに足をとめた。
この物語を読んで誰かが生き返ることはない。
だから、祈ってほしい。あなたが良き市民となるために。『公共の福祉』は憲法で定める人権を制限する唯一のものだから。
あなたは自身と皆の自由のために自分を律し続けることができますか。
作品タイトル:東池袋母子殺傷事故について
作者:榊優人
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