ダンジョン潰しのトラップマスター【完結】
ダンジョン潰しのトラップマスター
作者:夜々里 春さん
ダンジョンがある。
魔物を倒したい。
どうしよう。
結論としてはガス駆除などになる。
どこの阿呆が待ち受ける敵の巣窟に踏み込むだろうか。攻城戦は敵より戦力が多い時のみ攻め落とせる。そうでないなら『勇者』のようなテロ活動だろう。
まあTRPGゲームマスター的に頭が痛いのだがハック&スラッシュを成立させるなら『宝箱がある』『お姫様が閉じ込められている』などが重要になる。
主人公の目的はダンジョンを司る人類の敵対種ダンジョンマスターどもの掃討である。誰もそれが成せるわけではない。だってダンジョンの奥にいるし。奴ら。人類のほとんどは彼らを見たこともない。みた奴はことごとく死んでいる。圧倒的に強いからだ。
ならば人類は彼らダンジョンマスターに滅ぼされるしかないのか。実際ダンジョンは平気で侵攻してくる。こちらの備えも無視して。
供えればいい。
備えればいい。
立てこもるならおびき寄せ挑発して引きずり出せ。
禁忌の魔術罠魔法。
後から発動する魔術。
同時並列起動。
友人知人の能力を再現する。
剣を振るって時を待つ。
駆け抜けて戦場をかき回す。
皆がその時を待っている。
人類の反撃を思い知れ。
天才魔術師はここにいる。
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罠溢れる迷宮を潰せ。罠に染めろ
投稿日:2019年04月21日 22時58分 編集
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罠が溢れ魔物が蔓延る迷宮の奥、迷宮の創造者なるバケモノどもがいるという。いるというということは倒せるわけではないということだ。少なくとも常人には。
殺戮王女と呼ばれる冒険者は単独で迷宮を踏破したというがそれは半分伝説のようなもの。
次々現れる罠と魔物の群れの前に人間の軍隊などなすすべもなく屠られる。人間に迷宮の創造者の相手は不可能に近い。
罠魔法という禁忌の魔術がある。
威力はあるが使いにくいそれに己の魔術回路を書き換えても特化した男がいた。そのせいで宮廷魔導士の道を断たれても。
あいつらをすべて屠るのだ。
罠が仕掛けられているならばこちらから仕掛けるのだ。
踏み込むくらいなら踏み込ませるよう追い込むのだ。
包囲殲滅せよ。笑って見せろ。
無敵の魔導士未だ童貞なり。
魔術の深淵を覗くは罠か真実か。
恋と呼ぶには足りぬ熱い思いが世界を変える。
ご一読あれ。
作品タイトル:ダンジョン潰しのトラップマスター
作者:夜々里 春
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