勇者になりましたが、ゴミスキルしか残ってませんでした。十八番目なので。【完結】
十八番煎じの勇者放浪譚 <死にスキル野郎の生き様を見よ>
作者:高羽慧さん
今回のレビュー特集は愛がテーマである。ホントかよ。王様とくれば英雄も紹介すべきだろう。もっともこの作品の主人公は一八番目の出がらし勇者である。これといったすさまじい力は持っていない。
しかし歴代勇者や女神が残した足跡の影響は残り、尊敬され愛されそして確かに困難に立ち向かう勇者である。少々食い気が張っていたり、大賢者殴りに行ったりするけど許容範囲だ。恩も義理もない民にほだされてついつい人助けしてしまう程度には人がイイ。
能力は控えめ、真の力は創意工夫。そして歴代勇者が残した功績という名の信用。
いかに勇者と女神は困難を克服するか。教えてくれ雪の女神よ。
「名前が雪です」
大丈夫かホントに。
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担々麺食ったら勇者になろう
投稿日:2017年10月25日 13時41分 改稿日:2017年10月25日 14時50分 編集
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召喚されたら記憶喪失。
取敢えずぼく達地球人。
翁、宇宙の小さな星に。
三行目たぶん意味など無い。
目的が記された書を見る。
『帰れ』
最初から呼ぶな。
はた迷惑なことにこの世界はポンポンと勇者召喚を行っていた。勇者に力を授ける女神もセットなので迷惑極まりない。
あんなことできたらいいな。習得可能スキルは先代どもがごっそり持って行った。
光る。回る。音が出る。どう戦えというのだ雪の女神。「名前が雪です」使えない。
出がらし勇者は18代目。
創意工夫は十八番。
怪しい賢者を追い詰め、各地で美味い物を頬張り、ちょっとやってみますか人助け。18番目にイイ剣の鞘でぶん殴り、喋る盾で切り開くおかしな未来。
ひょっとしたら十九代勇者は君かもしれない。
その時は彼以上の困難が待ち受けるはずなので参考に読んでほしい。涙も笑って感動千両役者。
これぞ勇者様の一八番。
作品タイトル:勇者になりましたが、ゴミスキルしか残ってませんでした。十八番目なので。
作者:高羽慧
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