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ありそうでなかった! 三〇〇回以上 #小説家になろう に #レビュー した記事をコピペでまとめ!  作者: 鴉野 兄貴
256-260

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#刀剣乱舞 #映画

映画刀剣乱舞-継承-

TOUKENRANBU THE MOVIE

監督耶雲哉治

脚本小林靖子

原案DMM GAMES / Nitroplus

「刀剣乱舞-ONLINE-」

製作東幸司(企画・プロデュース)

伊達毅

製作総指揮高橋亜希人

でじたろう

ナレーター大塚明夫

出演者鈴木拡樹

荒牧慶彦

北村諒

和田雅成

岩永洋昭

定本楓馬

椎名鯛造

土屋神葉

廣瀬智紀

八嶋智人

山本耕史

音楽遠藤浩二

主題歌西川貴教「UNBROKEN(feat.布袋寅泰)」

撮影辻健司

向山英司

編集武田晃

制作会社東北新社

製作会社「映画刀剣乱舞」製作委員会

配給東宝映像事業部

公開日本の旗 2019年1月18日

上映時間102分

製作国日本の旗 日本

言語日本語

興行収入8億円[244]

(Wikipedia日本語版より)

 武術クラスタには有名な武術なひとがいる。

 素人を大量動員して合戦ごっこをやる『ガチ甲冑戦』というイベントをこなしている方だ。


 組討ち行為は危険なので禁止など一部では実戦に遠い批判があるが、『素人を大量に動員して動かすと個人の武勇以上に全体の動きが重要』ということに気づくはずである。


 そんな人が合戦シーンの監修をしたことで知られているのが『映画刀剣乱舞-継承-』である。

 いや、そんなマイナーな紹介をされても多くの人は困るのだろうけど鴉野にとってのDMMドットコムは『トップボディービルダーの人妻 白鳥〇子 〇Vデビュー!』とか『君〇縄』とか見るものだし(おい)。


 刀剣乱舞はDMMドットコムにて展開されるブラウザゲームであり、刀などに宿る付喪神(※物品霊というよりより神に近い)である『刀剣男子』たちを率いて歴史改竄を行う勢力と戦う物語である。内容的に延々と遊べるものらしいが鴉野は未経験。


 多くの登場人物は中性的に描かれているのでBLにょほほな審神者さにわな方も普通に美少年ハーレムしたい審神者さにわもまじめに戦いたい審神者さにわにも等しく対応している。この映画の舞台もそんな審神者のひとりが納めるある本丸の一つで起こった物語となる。


 本能寺の変で亡くなるはずだった織田信長を生かそうとする時間遡行軍に対抗し、信長を正しく討つ使命を受けたのは信長や関係者ゆかりの刀剣に宿りし刀剣男子を多く含む編成だった。


 ある時は無力に嘆き、ある時は味方への不信に揺れ、信長は本当に本能寺で討たれたのかを描く……あれ物語的には意外と普通だった。そして人間、審神者、歴史、刀剣男子たちの世代交代を描くのも特徴である。



 以下は鴉野の趣味で語る。なに鴉野の武術なんてかじった程度でめっちゃ勘違い記事なので以下は読まなくていい。


 武術やった人にとっても実際に射つことはまずない火矢をやけどしないよう横射したり、手首は回さず肘部分を背中や肩甲骨で回して些細な調整、逆手持ちの術理とかは参考になるけど『ああ、素人を集めて広範囲合戦ごっこやったらこういう動きが基本になるのはむしろ当然で全体による運用こそが大事なのだな』とやや拙い部分が逆に新鮮になったり『ここは逃げの一手パルクールか』とか『ここは武術じゃなくてワイヤーアクション系だな』とか最近における殺陣と実際にガチ甲冑戦のひとがこだわったと思しき部分、華やかさ重視の映え映えのキラキラな動き、西洋剣術的なマント使い、舞踊系の動きのせめぎあいが新鮮だったりするので、武術クラスタのひとでも意見が分かれるかも……。


 自分には良かったです。

 ゲーム、舞台、アニメにおけるファンの見たいものを見せる(※配役、衣装、ビジュアルなどなど)、時代劇のとっかかりとして(※動きや流派は一部『?』でも)娯楽性を追求する(※小林靖子脚本)。歴史ものとして秀吉信長光秀といった人々が魅力的と多岐にわたるし秀吉は秀吉信長は信長光秀は光秀とそれぞれの刀剣男子とのかかわりが楽しいし。原作もの映画であると同時に原作がなくても楽しめる、故に原作に導入する役目を果たす。素晴らしい内容でした。

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