法務官ベイル・マーカスの怪奇記録 『人形の祠』【完結】
法務官ベイル・マーカスの怪奇記録 『人形の祠』
作者:海老 さま
霊だのなんだのは語るだけでも頭がおかしくなるワケのわからない存在であり鴉野はあまり語りたいと思わないジャンルである。ギャグみたいな美少女幽霊は短編に出すがガチ系は説明不可能な存在なので仕方ない。そんな霊の話が大好きなマーカス先生が遭遇した怪奇記録がコレである。
幸か不幸かマーカス先生は霊がわかるのに霊を感じない。どんな怪奇現象も彼にとっては存在しない。
ゆえに無敵。どうしてそうなった。
しっかり怪奇。じっとりホラー。
夕闇に瞳を奪われる人はご用心。還ってこれない場所は異世界ならぬコトナルセカイ。
前作カッコイイ団のキャラも出て豪華で素敵な物語。是非とも夏のクソ熱い日に焼酎かっ喰らいながら徹夜して読んでほしい。翌朝には潰れて見えていたものも忘れてしまうだろうがそれが幸せなのだとわかる。忘れなかった人はご愁傷様。素質あるからもっと読むんだ。なお鴉野は一切の責任がとれない。ごめん。
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おはようございます
投稿日:2016年10月12日 13時08分 編集
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朝日を浴びて目覚める時、最初に何を考えるだろうか。
今日は働きたくないだったり良かった今日は日曜日だとそれほど大したことは考えない。朝日浴びれるような健康的な生活していないよとか別方面に全力疾走しているかもしれない。
一等法務官ベイル・マーカスは左遷された。
趣味で出版した怪異耳奇談集も焚書された。
これはもう趣味を辞めるしかないのだがマーカス先生。衰えぬ幽霊への興味で突き進む。
幽霊とアンデットは明らかに異なる。後者はゴーレムみたいなものを感じるが前者には理屈が通じない。
理屈で説明できないものを紐解いていく。幽霊話に埋もれていた真実を掘り起こし人間の罪を見つけ業をけしていくように。
『だんな! うしろうしろ!』
おつきのエルフ少女たちに見えているモノが先生には見えない。
『引き取り手求む』
『マジ怖』『あれが何故見えない』『さすが先生』
作品タイトル:法務官ベイル・マーカスの怪奇記録 『人形の祠』
作者:海老
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