【コラム】ここは墓場です
ここは墓場です。
このサイトに感想を2940件も書き、よそ様の活動報告に5140件以上のクソリプコメントを残した結果辞めるにやめられなくなって手動で消した経験を持つ黒歴史なユーザーが約一〇年間にわたって投稿したレビューや感想コメントを全て公開する予定です。
以前からレビューを投稿してはTwitterと活動報告にて紹介していましたが、量が多すぎて逆に面白い作品を読みたいと思う場合参照しにくくなり、314件書いたレビューの紹介とレビュー本文をコピペするだけのエッセイを投稿させていただいています。その結果『削除された作品を紹介され、読みたくなった』という方が多く存在することを知りました。
経緯はさておき、『小説家になろう』を去った方々や作品の残滓を本人でさえ削除できない感想や活動報告コメントに見る事はできます。しかしそれをまとめてみることが出来る事は、アカウントを削除する前の本人しかできないのです。そして作品に至っては保存していなければ誰もみることができない儚いものです。ものごとはなくなってしまってから惜しまれるものですから、感想を書きましょうと言われても多くの方はこう思うはずです。
『感想を書きたい』『レビューを投稿して応援したい』
でも自分程度が書いていいのだろうか。変なこと書いて作者さんや他の読者さんを不愉快にさせてしまったらどうしよう。自分の拙い筆致で想いを伝えられるだろうか。ええ恥ずかしいのはみな一緒です。
感想を書くという行為には作品と関係ない自分を出してしまうことで作品をぼやけてしまうところがあるかもしれません。
2020年は新型コロナウィルス関係で家ごもりが推奨される世の中に急になってしまいました。
皆が今は不要不急と言いつつ不安に震え、閉じ込められて怖い。
だからこそ楽しいという気持ち、哀しいという痛みを作品を通して読者として作者として他の皆さんと共有しませんか。
楽しいことを皆で分け合えば全ては二倍三倍。
辛いことも分け合えば勇気になります。
もっとも個人的には『好きも悲しみも私だけのもの。誰にもあげない』も個人的にはめっちゃアリだとおもっています。
そういう気持ちを持つ人は一人ではないでしょう。この世に不要不急のもの、一人で楽しむ小説や文化や映像などの娯楽がなくば、この世の閑人は実に賢人になったのかもしれませんがそんなこと我々には知ったことありませぬ。
さぁ。感想を残しましょう。レビューを投稿しましょう。
あなたは一人ではありません。恥ずかしいを残しましょう。
ぼくも、皆もきみの物語と共に。




