二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む【削除】【書籍化】
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
ジャンル ファンタジー
小説
著者 木塚ネロ
イラスト 真空
出版社 KADOKAWA
レーベル MFブックス
刊行期間 2016年5月25日 -
巻数 既刊7巻(2019年8月現在)
漫画
作者 木塚ネロ(原作)
真空(キャラクター原案)
出版社 KADOKAWA
掲載サイト ComicWalker
レーベル MFC
発表期間 2018年8月23日 - 連載中
巻数 既刊2巻(2020年4月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル、漫画
ポータル 文学、漫画
(Wikipedia日本語版より)
泉の畔で死にそうなほど喉が渇き
火のように熱いのでガタガタ歯の根も合わず
自分の国にあって遠い土地に居る
炭火の傍で燃えるほど震え
芋虫のように裸で裁判長のように着ぶくれし
泣きながら笑い 希望もないのに待っている
みじめな絶望に慰めを見つけ
喜んでなにひとつ楽しまず
腕力も能力もないのに力が強く
歓迎されながらみんなに締めだされる
不確かなことだけが確かで
あいまいなことこそが皆明らか
確実なものは疑うに足りて
知恵とは偶然手に入れたもの
手に入れたものは失くしたこと
中世の泥棒詩人、ヴィヨンさんの『矛盾のバラード』の一説だけど、なろうの転生者みたいで面白いよね。
この作品を過去に紹介したのはキカプロコンの金賞がきまった時期でした。
過去の鴉野は金賞にちなんで何作か転生ものやトリップものを中心に紹介しています。
仮想人格:鴉野さんが賢そう。どうしよう。
鴉野:放送大学の試験勉強に出てきただけ。おれにそんな詩をそらんじる教養があるわけないだろう。
仮想人格:相変わらずひどい。
鴉野:俺だけフォローしている方は考えなおしたほうがいいです。
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
作者:木塚ネロ さん
最大の復讐はそいつより幸せになることだと人は言う。
確かにそうだろう。怒り憎しみは凄まじい力を凡人に与えるが、同時に視野を狭め、その人や周囲の将来を不幸にする。
逆に言えばそれだけ怒りや憎しみ、悲しみや喪失は強い。そして関係性の断絶は取り戻せない。まるで生死を別つ大河のように。
主人公は勇者であったが、勇者召喚の代償は彼の大事なものすべてだった。
そして勇者としての功績も名声もすべてが奪われた。
復讐を。復讐を。
もし奴らより幸せになるとするならば。
奴らすべての破滅だけが心を癒す。
世界すべてを魔に捧げよう。
世界すべての心をわが手に。
復讐こそが我を満たす。
そうして復讐のアイデアを練る彼らの姿は、どこか楽しそうで、とっても幸せそうなのは気のせいだろうか。
もう戻れない道ゆえに、最も不幸で最も幸せに生きる彼ら。
それはもう死出の河の先に彼らがいるからなのかもしれない。彼らを取り戻すことは出来ない。送りだすことしかできないのだ。
どうかお幸せに。復讐を成し遂げなさい。
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復讐者には孤独が似合う。共犯者達に絶望が嗤う
投稿日:2016年01月16日 13時23分 編集
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愛しい娘を己の手で傷つけ、平和を取り戻した少年は勇者になりそこねた。
否、勇者故にこの世界から拒絶され、彼が勇者となるために知らぬところで愛しい人々は散って行った。
無知が罪ならば知っていて罪を犯す奴らは何者だ。
魔が悪なら貴様らは善か。
生命の輪廻から外れ、無に帰すはずの彼は気づくとそこに立っていた。始まりの場所に。
さぁ孤独な復讐を。
共犯者とともに素敵な知恵を絞れ。
奴らの悲鳴は乾いた魂を満たさない。
もっとステキな復讐を。
楽しく笑って復讐を。
復讐。復讐。復讐。
元の時間に戻っても、失った絆は帰ってこない。
やり直して幸せに? あり得ない。
復讐を。復讐を。復讐を!
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