バスビカル家の狗【一度削除済】【書籍化】
作品タイトル:バスビカル家の狗
作者:糸宮むぎ
当時『糸麦』さんを名乗っていた旧友の作品。
現在『***(糸宮むぎ)』さん名目で別作品を書籍化しています。
ニート生活を満喫していた主人公(人見知り)は親のコネでお姫様専属騎士になります。
しかし……主人公は超絶美形。人見知りを発動している間はものすごい睨みを効かせるナイスガイだったのです!
その裏はアンチョコ見ながら対応を必死で考えている情けなさも兼ね揃えたヒーローは当時大人気でした。
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「高貴なる者、常に強くあれ」~偽りでもいい。大切な人~
投稿日:2012年05月31日 21時38分
庶子の娘として産まれたアメリア王女。
幼い彼女に仕えることになったのは狗を思わせる恐ろしい顔立ちの青年だった。
侯爵家である青年の母に汚らわしい生まれだと言われ、自らを卑下する彼女に青年は上記の家訓で諭す。
「(略)事前によりお辛い思いをしていただくことで、お心を強く持っていただこうという意図で、母はその様なことを申し上げたのだと存じます」
……もちろんそんなわきゃない。
狗を思わせる凶悪な面構えの青年は、
実は先日までニート。質疑応答も本当は家族が作ったマニュアル頼み。
でも。彼の勇気、誠実は確実に彼女の心を暖めていきます。
一つの偽りが、少女と青年の心に真の勇気を芽生えさせる。そんな素敵な物語。
質疑応答集でそつなく答えているように見えて
本当の中身は鈍感主人公。お前しっかりしろ!
それでも。彼は彼女の最高の騎士。
暖かい嘘が紡ぎだす真実の物語。どうかご照覧あれ。
作品タイトル:
作者:
小説家になろうを長期退会後、別ユーザーとして再登録。書籍化してこちらで再発表。
https://book1.adouzi.eu.org/n8962dv/




