#特撮 超光戦士 #シャンゼリオン
超光戦士シャンゼリオン
ジャンル特撮テレビドラマ
原作八手三郎
脚本井上敏樹、木下健、荒木憲一
監督長石多可男、小中肇、蓑輪雅夫、諸田敏
出演者萩野崇
林美恵
松井友香
相澤一成
東風平千香
ほか
ナレーター市山登、中村大樹
オープニング「OVER THE TIMES〜時を超えて」MISA
エンディング「微笑みの出発」
歌:本位田牧
「シャンゼリオン〜光りの未来」
歌:KAT
製作
プロデューサー岩田圭介(テレビ東京)
木村京太郎(読売広告社)
吉川進、白倉伸一郎(東映)
制作テレビ東京、読売広告社、東映
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1996年4月3日 - 12月25日
放送時間水曜日 18:00 - 18:30
放送分30分
回数39
人喰い怪人はうつ病に苦しみ、ヒーローのはずの男は三桁近い彼女を渡り歩くお調子者。まともな男はヒーローの座を奪われて嫉妬のあまり友人でもあるヒーローをぬっ殺そうとしたりなんか本人も知らない間にダークパワーの宿る実を食ってヒーローになってゴキブリ退治をしている。
そんな明るい(?)特撮が超光戦士シャンゼリオンだ。
奇しくもこの時代のヒーローは神のごとく舞い降りず舞い踊る。
グリッドマンが共に歩むヒーローならばシャンゼリオンは道化のごとし。
ただ、作品全体を流れる雰囲気はバブルの空気を完全に残しており、『借金があろうが、今は収入がなかろうが将来は何とかなる』という価値観を絶対的に持っていた世代の物語である。
本作の敵は人間の生命エネルギーを食いつくす。
しかし人間と同じような心があり感情があり人を愛することすらしてしまう。
だが明らかに人間と共存することはできそうにない。殺し合うしかない。
なのにみんな明るい。
箸袋を集める怪人。リアルハーレム作って逃げる主人公(※都合よく全員が自衛官だの看護婦だの都合のよい特技や装備を持っている)。家屋敷を抵当に入れて基地を作る博士。給料がもらえないのについていく部下たち。苦労人の怪人側リーダー。みんな揃って幸せになれるのじゃないかってことは全然なくて次々と死ぬわけだがそれでも明るい。
涙がこぼれてしまわないうちに見上げるんだ。未来を。
虹の橋が見えるはずだ。
なんとかなるさといいながらオンボロ車を手押しして、悪とも善とも言わずに生存をする。
ただ生きるだけ。だから最後のアレも愛おしいのだ。
怪作である。万民にお勧めできるとは言い切れない。そもそもバブルの価値観が現代人にはわからないだろう。しかしこの時代、『夢のような』未来を皆がまだ信じていた。既存の価値観にとらわれないいい加減さを持っていた。そんな具合の物語としては唯一無二だろう。是非一度鑑賞してみてほしい。
そして『騙しやがったな鴉野ォ!』と筆者にブチ切れてもらって構わない。個人的には大好きな話である。主題歌やエンディングテーマかっこいいし。
※だいたいの配信サービスで今は見れるようです。




