文芸バレーボール【削除】【Pixivに移籍】
文芸バレーボール (弥乙澪 さん)(※ 個人的にはとても好き)
近未来。あまりにもバカが増えすぎた日本。
かつてのDQNネームが横行して登場人物の名前すらワケわからない。
高校進学率は激減。中卒がデフォになった日本を危惧した団体は文芸でマジカルバナナするバレーを開発。日本復興の礎に……というのはさておき、こういうのは自分よりyukiさんのほうが気に入ると思う。
この作品の魅力は作者さんの技術とかそういうのをぶっ飛んでいて、『負けていても納得できる』作劇になってる事。
常に最強病にかかっているなろう作家的には凄く新鮮で良かった。
物語で主人公が勝つのは普通のように感じるけど、『問題発生』『対立』『葛藤』『和解』がちゃんと描かれていたら問題ない。と言うか勝つより大事だ。
この話だと主人公側が負けてもすかっとしていて、とても読後感が良いんだよね。
お話も試合に絞っていて笑ってしまったり感動してしまったり。けして小説としては技術で優れているわけではないけど心に響くいい作劇だと思う。
小説は技術よりずっと大事なものがあると思える一編。
筆者は義務教育の文芸史って凄く重要かつ美味しい処を時系列かつなるべく系統だっておしえようとしていてすごく美味しいというのをこの作品を通して知った。
何よりとっつきにくい。試験に意味ないとされる古文や文芸史が重要な世界と言うのとバレーボールをくっつけることでスポ根と友情、負けても残る思い。
咎無くして死すという無念の思いを通して、時が来たら引退せざるを得ない部活動の儚さを綺麗に描いているんだよね。
技術は磨けば何とかなるが、こういう好きなことを魅力にするのは難しい。
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ときめきは 咎無く死す 思ひでに
投稿日:2014年02月23日 07時16分 編集
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日本のお馬鹿化が超進む近未来。
DQNネームは標準搭載。皆中卒が当たり前。
かつての日本を取り戻すべく偉い人は考えた。
日本の文化を取り戻すには? そうだ。文学でマジカルバナナをやっちゃおう(意訳)。
また日本お得意のガラパゴス化かよ? と言われたかどうかはさておきこの試みは成功する。
関連の文学語や文芸関係の台詞を放ちながらトスやレシーブを打ち合う六人制三点先取勝利の単純なルール。
この競技に残り一年の青春を燃やす少年。小野マトペ。
ある時は無知な後輩兼ライバル校を叱り、ある時は強敵の無礼な態度に悔し涙を流し、ある時は好敵手と永遠に続いてほしい楽しい打ち合いをかわし、またある時はちょっとアレな言葉の応酬を打ち合う。
いろは歌の立て読みは咎無く死す。
青春とは咎無くして死ぬ思い出の物語。
拙くても言葉が足りなくてもその瞬間しかない輝きを追う。文芸。あなたはスキですか。
作品タイトル:
作者:
弥乙澪さんはあまやど文庫online名義でPixivやBOOTHアカウントなどで販売しているようです。




