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バザウ、君は賢すぎる【更新ゆっくり】
幸せの青い鳥を探しに。ソーセージの木を求めて。
投稿日:2013年05月19日 01時53分 編集
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命は遺伝子の乗り物に過ぎない。
知恵も勇気も優しさも残酷さも生存戦略に過ぎない。
だとすればゴブリンは優秀な種族だ。高い繁殖力と低い性モラル、何気なく毒蜂の巣をぶっ叩く短慮、不潔な環境でも気にならない耐性などなど。
幸か不幸か主人公は人間よりずっと賢いゴブリンである。
短慮な同族を捨てて旅を始めた彼。
そして彼は知る。優しさを。人を怒らせない配慮を。夢を追うことを。人間性の素晴らしさを。
短慮で愚劣な行動に見えた同族が、
生物としてはとても知恵のある生き物であることを。
下手な小賢しさを手に入れたことで、
ささやかな優しさや思いやりにすら気付いていなかった自らの未熟さに気付いていく彼。
「俺はゴブリンとしては落ちこぼれだ」
誰よりも賢く、美しいゴブリンは本当の知性を手に入れていく。
身近にある幸せの青い鳥を探す旅に。
謎のソーセージの木を見つける旅に。
彼と旅立ちませんか。
作品タイトル:バザウ、君は賢すぎる
作者:下山 辰季
https://book1.adouzi.eu.org/n6064bo/




