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ありそうでなかった! 三〇〇回以上 #小説家になろう に #レビュー した記事をコピペでまとめ!  作者: 鴉野 兄貴
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#湯を沸かすほどの熱い愛 #映画

湯を沸かすほどの熱い愛

Her Love Boils Bathwater

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監督中野量太

脚本中野量太

出演者宮沢りえ

杉咲花

伊東蒼

松坂桃李

オダギリジョー

音楽渡邊崇

主題歌きのこ帝国「愛のゆくえ」

撮影池内義浩

編集高良真秀

制作会社パイプライン

製作会社「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

配給クロックワークス

公開日本の旗 2016年10月29日

上映時間125分

製作国日本の旗 日本

言語日本語

興行収入3億円弱(推定)[1]

 2016年は邦画の当たり年だった。アニメは『君の名は。』に『聲の形』あるいは『シン・ゴジラ』などなど。この作品は母の激しく物哀しく報われなくてもひたむきに強い愛を描く作品である。


 主人公を演じる宮沢りえをはじめ実力者揃い。夫に蒸発されてパン屋のパートで娘を育てる母。その口ばかりの思いつきでやってしまうお父ちゃんはオダギリジョーがホンワカ演じる。


 冒頭で死の宣告。

 あなたはしにます。


 彼女は静かに奮起する。

 病を隠し、夫を探し出し、いじめに苦しむ娘を厳しくも立ち向かわせ、夫の連れ子をも受け入れて。

 それは死んだ後、皆が幸せに生きるため。自分がいなくなった後のため。


 夫はあまり好きでない家業を再開し、風呂屋は少しずつ賑やかになっていく。ぎこちない家族の絆が深まり暖かくなっていく。



 奪われた服を取り戻すために体操服をホームルームで脱ぎ捨てる覚悟を見せる少女。

 母に捨てられたと覚悟し新たな家族を受け入れる子。

 情け無い口ばかりなのに憎めず、妻の現状を胸に仕舞う夫。

 母を亡くしたとわかっていない探偵親子。


 家族を再生し、旅立つ先に詐欺まがいのヒッチハイカーや予想できた出会いが重なり苦しみは理解になる。捨てられて得るものに気づく。求めて得られるものとそうでないものの間を家族がさぐる。



 彼女は去った。

 熱い熱い熱い愛。

 暖かく暖かく優しく厳しくもある心。

 強く生きる新しい家族たちを残して。


 この後、あまり入りはよくない映画館でぼーっと見ていた筆者含む館内の男性陣ほぼ全てが上映終わった後トイレにダッシュで駆け込みガン泣きしていたことを追記しておく。

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