表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話  作者: 埴輪庭
第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/48

第4話 共に別ち難く

 ◆


 神誓の儀が投じた一石はウェザリオ王国の政治力学に静かだが決定的な波紋を広げていくことになる。


 歴史とはひとつの空白が生じた時、必ずそれを埋めようとする別の力が働くものである。この場合において、その力とはシャールの一歳年下の弟、マーキス第二王子に他ならなかった。


 燃えるような赤毛と、挑戦的な光を宿す双眸の持ち主であるマーキスはあらゆる点において兄シャールとは対照的な資質を備えている。


 内省的な兄に対し、彼は行動的であり、怜悧な兄に対し、彼は激情家であった。とりわけ、神誓の儀において父王オルドヴァイン三世譲りの強大な火の魔力を示したことは彼の政治的価値を飛躍的に高める結果を招く。粗暴で短慮であるとの批判も存在したがそれは平時における評価に過ぎない。


 時を同じくして、王国の東方国境線において隣国ヴェイル帝国との軍事的緊張が高まりつつあった。強力な土の魔力を背景に版図拡大の野心を隠さない帝国との衝突が現実味を帯びるにつれ、王国の支配階層、特に軍部を中心に、より強力で明確な指導者を待望する声が公然と上がり始める。


 有事において国家を防衛しうるのは観念的な理想ではなく、圧倒的な破壊力としての魔力である、と。


「マーキス王子こそ、次代の王にふさわしいのではないか」


 そうした声は帝国の脅威という外的要因に煽られ、日増しにその勢力を増していった。長子相続という古来の原則も、国家存亡の危機という大義名分の前にはもはや脆弱な建前に過ぎなくなっていたのである。


 ◆


 そして運命の日は訪れる。


 国王オルドヴァイン三世は重臣を招集した評議会の席上、硬質な声で宣言した。


「現下の情勢に鑑み、王国と臣民の安寧を第一とする。よって、第一王太子シャールに代わり、第二王子マーキスを新たに王太子として指名する」


 それはシャールにとって事実上の廃嫡宣告であった。


 父王の決定が下された時、彼はただ静かに頭を垂れる以外に術を持たない。オルドヴァイン三世の視線はもはや息子シャールを捉えることなく、ただ冷ややかに、そしてどこか憐れむように虚空を彷徨うのみ。


 一個人の資質への失望と、為政者としての冷徹な判断。その二つが一人の王の中でせめぎ合い、そして下された苦渋の決断であった。


 この日を境に、シャール・レオン・ウェザリオは王国の未来を担うべき存在から、ただ過去の遺物として扱われることになる。


 新たに王太子となったマーキスの権勢は瞬く間に増大していった。


 彼は水を得た魚のごとく王宮内での影響力を拡大させ、軍の視察に赴いては兵士たちの前で己が火の魔力を誇示し、その指導者としてのカリスマ性を演出する。その粗暴な言動を諫める者は既になく、むしろその力強さこそが頼もしいと評価する声が多数を占めていた。


 さて、王太子の地位を手中に収めたマーキスにはもうひとつ渇望してやまないものがあった。すなわち、セフィラ・イラ・エルデである。


 マーキスは以前よりその類まれなる美貌と知性に、兄への嫉妬と入り混じった密かな独占欲を抱いていた。無能の烙印を押された兄から、地位も、そしてその婚約者をも奪い取ることこそ、彼にとって完全なる勝利を意味する。


 マーキスは父王に対し、エルデ公爵家との関係を維持するという政治的功利性を盾に、セフィラを側妃として迎え入れたい旨を言上した。オルドヴァイン三世はそこに介在する息子たちの感情の軋轢を知りつつも、最終的にこれを黙認する。


 失意の長子への配慮より、新たに権力の中心となった次男の機嫌を損ねることの政治的リスクを、彼はより重く見たのであろう。


 エルデ公爵家へ送られた使者が伝えたのは要請というよりはむしろ王命に近い決定事項の通達であった。


 ◆


「マーキス王太子殿下より、お前を側妃に迎えたいとの申し入れがあった。エルデ家はこれを受諾する。よいな、セフィラ。これは決定事項だ」


 エルデ公爵家の書斎にて、父は娘に冷然と告げた。神誓の儀以降、公爵家の立場は微妙なものとなっている。「無の魔力」の娘を持つ家門として、ここで次期国王の縁談を断るという選択肢は政治的に存在しなかったのである。


 しかしセフィラの返答は明確であった。


「お断りいたします、お父様。わたくしの心はシャール殿下と共にございます」


「愚かな! シャール殿下はもはや王太子ではないのだぞ! 王命に背けば、我らエルデ家がどうなるか、分からぬお前ではあるまい!」


 公爵は激昂するがセフィラの決意は揺るがない。


「エルデ家の誇りは権力に媚びへつらうことにはございません。愛する方を裏切ってまで得る安寧など、わたくしには不要です」


 父と娘の対立が平行線をたどる一方、シャールもまた、完全なる無力感に苛まれていた。


 父王への謁見も叶わず、かつて彼に追従した貴族たちは今や誰一人として彼を顧みようとはしない。権力という太陽を失った惑星が急速にその引力を失っていくかのように、シャールは王宮の中で完全に孤立していた。


 ◆


 夜ごと、二人はそれぞれに深い懊悩の淵をさまよっていた。


 シャールは自問する。セフィラを連れて王国を出奔するか。しかしそれは彼女から公爵令嬢としての地位、家族、すべてのものを奪う行為に他ならない。


 己の愛が彼女を不幸にするのではないか。王太子という地位を失った自分に、彼女を幸福にする資格が果たしてあるのだろうか。愛するがゆえに手を放すべきではないのか。


 答えの出ない問いが彼の精神を少しずつ蝕んでいく。眠れない夜が続いた。天井を見つめながら、同じ問いを何度も何度も繰り返す。そのたびに胸が軋むように痛んだ。


 セフィラの苦悩はより現実的で、そして暗い色合いを帯びている。


 万策尽き、マーキスの手に渡ることが避けられなくなった時。


 彼女の心にはひとつの冷たい決意が芽生えつつあった。シャール以外の男にその身を委ねるくらいなら、自ら命を絶つ、と。彼女の部屋の引き出しの奥には父から譲られた装飾短剣が静かにその時を待っている。


 だがその決意が固まりかけるたびに、残されるであろうシャールの悲嘆が脳裏をよぎった。あの人はきっと、自分を責めるだろう。一生、その重荷を背負って生きていくことになるだろう。そう思うと、短剣を握る手が止まってしまうのだ。


 時間は無情に過ぎ、マーキスとセフィラとの婚約の儀は目前にまで迫っていた。


 そして婚約前夜。


 エルデ公爵邸の庭園。いつものベンチにひとり座すセフィラの瞳には硬質な光が宿っている。それは決意の光であった。


 さようなら、愛しいシャール様──


 そんな思いを胸に秘めながら、懐に忍ばせた短剣の冷たい感触を確かめようとした、その時である。


 背後にかすかな人の気配がした。


 振り返る。月光を背に立つそのシルエットはここ数日の心労でやつれてはいたが紛れもないシャールであった。


 その瞬間、セフィラの脳裏から懊悩も、絶望も、そして死の覚悟さえも、一瞬にして消え去っていた。


 ただ愛しい人が目の前にいる。その事実だけがすべてであった。


 シャールもまた、月明かりに照らされたセフィラの姿を見つめていた。この数日、彼女がどれほど追い詰められていたか、その痩せた頬を見れば痛いほどに伝わってくる。


 長い、あまりにも長い沈黙が流れた。


 夜風が二人の間を吹き抜けていく。どこかで夜鳥が鳴いた。


 そしてほとんど同時に、二つの魂は同じ言葉を紡ぎ出していた。


「セフィラ……すべてを捨てて、私と共にこの国を出てはくれぬか」


「シャール殿下……この国よりも、わたくしを選んではくださいませんか」


 言葉は違えど、その願いは同じ。互いが同じ結論に達していたことを知った瞬間、張り詰めていた緊張の糸がぷつりと切れた。


 セフィラの瞳から、ずっと堪えていた涙がとめどなく溢れ出す。声にならない嗚咽が漏れた。怖かった。寂しかった。でも、この人がいてくれる。この人が選んでくれた。


 シャールはその華奢な身体を強く抱きしめた。腕の中で震えるセフィラの温もりが彼の心を満たしていく。もう離さない。何があっても、この人だけは守り抜く。


 やがて、どちらからともなく、くすくすと笑い声が漏れた。


 それは絶望の淵で互いを見出した者の、安堵と決意の表れであった。涙と笑いが入り混じった、不思議な夜だった。けれどもその夜ほど、二人が互いを近くに感じた瞬間はなかったかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作の長編と短編を宣伝。長編は大体ブクマ1000~1500くらいのやつ。短編は直近二ヶ月で書いたやつをポイント降順に。

【長編】

アステールの血を引く者は魔術に優れる事甚だしく、特にハイン・セラ・アステールはアステール史上もっとも強大な魔力を誇る麒麟児であった。
"本来の歴史" では彼は傲慢で邪悪な典型的悪役貴族であったのだが、並行世界では一味違う。
いや、二味違う。
一味目は、彼が極度のマザコンだという点だ。
平行世界のハインもまた本来の歴史のハインと同様に邪悪なのだが、母への愛が魔と邪を覆い隠す。
勇者も聖女も元婚約者も、彼にとってはどうでもいいことだ。
ハインはただ母と静かに安らかに暮らしたいだけで、それを邪魔する者全てが彼の敵である。
では二味目はといえば、それは彼が本来の歴史のハインよりも遙かに強大な魔力を有し、遙かに強大な魔術を操るという点だ。
愛する母に格好いい姿を見せたいがために努力を重ねた天才──ハインに不可能はない。
「悪役令息はママがちゅき」

幼い頃、家に居場所を感じられなかった「僕」は、母の再婚相手のサダフミおじさんに厳しく当たられながらも、村はずれのお山で出会った不思議な「お姉さん」と時間を共に過ごしていた。
背が高く、赤い瞳を持つ彼女は何も語らず「ぽぽぽ」という言葉しか発しないが、「僕」にとっては唯一の心の拠り所だった。
しかし村の神主によって「僕が魅入られ始めている」と言われ、「僕」は故郷を離れることになる。
あれから10年。
都会で暮らす高校生となった「僕」は、いまだ"お姉さん"との思い出を捨てきれずにいた。
そんなある夕暮れ、突如あたりが異常に暗く染まり、"異常領域"という怪現象に巻き込まれてしまう。
鳥の羽を持ち、半ば白骨化した赤ん坊を抱えた女の怪物に襲われ、絶体絶命の危機に陥ったとき。
──目の前に現れたのは"お姉さん"だった。
「お姉さんと僕」

ライカード王国魔導部隊所属の魔導散兵である君は迷宮の調査探索中、怪しげなポータルを起動させてしまう。
気付いた時には一切見覚えのない風景が広がっていた。
迷宮であることは間違いないが、壁の質感、床の質感、空気の味なにもかもが違う。
未知の迷宮に飛ばされてしまったということなのだろうか。
君はいぶかしみながらも探索をすすめていく。
やがて出口が見えた。
踏み固められた街道、そよぐ木々、風。
なにより道の先にある都市はライカードのものではなかった。
そこは迷宮都市アヴァロン。
君はそこで冒険者として過ごすこととなる。
祖国ライカードへの帰還を夢見ながら
「ダンジョン仕草」

宇宙開拓時代の西暦3889年、ろくでなしの青年…君はとある大勝負に敗北する。
要するに賭けで負けたのだ。
しかし君には金もなければ家もない。
哀れ君は人身売買のブローカー経由で人体実験に参加し、サイバネ手術を受けることに。
体は機械化され、神経は拡張されるも、存在の違和感ともいうべき感覚に苦しむ事になる。
「人間に戻りたい!」
君はそう願い、再度の手術を受けるべく金を稼ぐことにした。
君が目をつけたのは「惑星開拓事業団」だ。
危険な惑星調査の仕事は金になる。
命の危険もあるが、なに、機械の体がなんとかしてくれるさと君は軽く考える。
「★★ろくでなしSpace Journey★★(連載版)」

【短編】

剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」

「愛している」——その言葉と共に、母の刃が私を貫いた。
過保護な母に命を奪われた絵里が転生したのは、乙女ゲームのような異世界。
伯爵家の令嬢エリスとして第二の人生を歩み始めた彼女を待っていたのは、お約束の婚約破棄だった。
「愛の温度」

ヘルナロウ王国では今、婚約破棄が流行していた。
頭の悪い婚約破棄は最悪である。
当事者たちだけではなく、周囲の者たちや国そのものにも被害を与えるのだ。
ヘルナロウ王国もまた、アホな婚約破棄のせいで被害を被っていた──国家予算の一割を吹き飛ばすほどの大被害である。
「この女は我が妹をいじめた」
「前世が聖女の令嬢に心を奪われた」
貴族の子息たちは次々と愚かな理由で婚約者を糾弾し、その度に決闘、自害、領地間の経済断絶といった惨事が続発する。
頭を抱えるのは宰相グラモン侯爵。
就任一年で彼の白髪は三倍に増えた。
国王も手をこまねくばかりだったが、王妃ヘルザベスがある提案を持ちかける。
──「令嬢たちに、正しい謀略を教えましょう」
講師は「影の女公爵」と恐れられる王妃の姉クロエを筆頭に、王国屈指の策謀家たちである。
「婚約破棄亡国論」

死者三十人超──熊が人を喰い荒らすA県で、知事・熊殺三太夫は「これは戦争だ」と宣言した。
だが都会からは「熊を殺すな」の大合唱。
現場を知らぬ理想主義者たちに知事はとある決断を迫る。
「熊が来る!」

世話焼き雑用メンバーを追放するいつもの話。
「いつもの追放もの」

太平洋戦争架空戦記。
「白い悪魔」

夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
「感電」

極端なフェミニズムが蔓延するアルカディア王国、その王太子であるシャルルはいわゆるスパダリである。
しかしそんな彼でも、さすがに国のあり方についていけないとへこたれてしまった!
その結果──
「フェミ★婚」

大学一年生の健太は突然の家庭崩壊に直面する。
父の浮気相手は部下の男性だった。
だが帰省して開かれた家族会議は、誰も予想しない告白合戦へと変貌していく。
十年以上妻に拒まれ続けた父の苦悩。
抑えきれない性欲に心療内科へ通った過去。
一方の母もまた、幼少期から実父に性的虐待を受けてきたトラウマを抱えていた。
そして健太自身も「実は僕、バイなんだ」と打ち明ける。
壊れた家族。歪んだ愛。
誰もが秘密を隠し、誰もが傷を負っていた。
普通を望みながら普通になれなかった三人が辿り着いた答えは。
「完全破壊家族」

ドラゴン相手に示談交渉、悪党には損害賠償。
法の力で世界を論破する、リーガル・バトルファンタジー。
「悪徳弁護士、異世界へ行く」

曇らせ大好きな青年が魂転移してしまったらしい……
「曇らせる男」

勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
「勇者に放置された魔王の末路」

「愛しい陛下。貴方はただ、その玉座で綺麗に微笑んでいてくださいな」
隣国帝国の八万の大軍が迫る国家存亡の危機。
震えながらも民のため城に残ることを選んだ美貌の国王テリオンに対し、王妃サリィナは優雅に扇子を開いた。
かつて「人形のように退屈」とテリオンに婚約破棄された彼女は、実家公爵家による苛烈な『再教育』を経て、毒を以て毒を制す冷徹な謀略家へと変貌を遂げていた。
「黒薔薇の嗜み」

冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」

帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
「阿呆鳥の連環」

呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。
でも大丈夫(?)。
地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
「メテオリック・エクソシズム」

妻を癌で亡くして以来、男は自分が生きているのか死んでいるのかすら判然としないような日々を送っていた。
だが故人をAIで再現するサービスを知り、膨大な写真やメール、声の記録を入力して亡き妻を蘇らせる。
画面越しに再開した会話は空虚だった日常を少しずつ温かく満たしていく、が。
「電影」

ある日を境に、日本中で不可解な事故死が激増した。
一人でいると死亡率が跳ね上がる異常事態。
国民すべての運が急激に悪化したのだ。
かつて「他人と関わるな」が常識だった社会は一変し、人々は見知らぬ者同士で命を預け合うようになった。
「運の尽き」

あるところに女の子がいました。
女の子はもう死にます。
「光り、きらきら」

「私たち四人は対等なの」──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
「オープンマリッジ」
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ