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「お前たちにはカタクロス達の保護を頼んでもいいか!」


「地上はお任せ下さい!」


満身創痍だけれど、それでも頼もしい声で宿屋から飛び出て応えてくれたエルフの兵士さんたち。



「クエックエッ」


「良いよ!」


ダンディも手伝いたいと言ってるので頷くと、ダンディは……マンドラゴラ部隊とグリーンさんを引き連れて宿屋空間からでてきた。


「クエーーーー!!」

「ふんふん!」

「ふんふん!」

「私も、頑張るわよ〜」


ダンディとマンドラゴラ達が何かをすると、凸凹だった大地が一瞬で緑に覆われた。

そして楽しそうなグリーンさんと共に精霊たちが出てくると、たくさんの花が咲いた。


「落ちてもダメージが軽減できるような大地を作るわよ〜」

「ふんふん!」


ふわりと浮いたグリーンさんが先導で、たくさんの精霊とマンドラゴラ達が大地を走っていく。

その跡地は、花と緑が咲き溢れた。

あまりに幻想的な光景に胸がいっぱいになっていると……ダンディの掌に、トールさんと共に捕獲された。


「ダンディ……?」

「どうした」


掌の上に乗せられてダンディの顔を見るも……違和感を感じる。

……ダンディ…?


『……飛ぶわよ』


ーーーじゃない!違う、コレはダンディじゃない!


けれどドラゴンの掌の上に魔法で閉じ込められて、なすすべもなくドラゴンが飛び上がるのを見守ることしか出来ない。


大きな翼が羽ばたき、一瞬で空高く舞い上がる。


「人がいない方へ飛んでくれ、仲間が巻き込まれる!」


『……面倒ね』


「ダンディ…?」


「違う!トールさん、ダンディじゃない!」


「なんだと!」


面倒と言いながらも仲間が居ない方へと飛んでくれるドラゴン。

ダンディじゃない、ならば……心当たりは一人しかいない。


彼女は、カースドラゴンだ。


『暴れると落ちるわよ。あんた達を苗木に近づければいいんでしょ?』


「……」


そうだと分かれば…信じていいのか分からない。

トールさんも私も迷ったけれど……不意にカースドラゴンがこちらを見る。

大きな、緑色の眼と見つめ合い……不安が溶けていくのを感じた。


「……手伝ってくれて、ありがとう」


『……別に。あんたの力になるって決めたのは私だもの』


「それでも、ありがとう。ねえ、なんて呼べばいい?名前はあるの?」


『アルティーシャ』


「そう……ありがとうアティ。苗木の回収の協力して!」


彼女は、私の仲間だ。

そう感じて大きな声で頼むと、ものすごい大きな声で


『ガアアアアアアアアアア!!』


と、頼もしい咆哮で応えてくれた。


「……居たぞ、あそこだ!」


さあ、苗木の回収に行こう!!





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