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今年もたくさんお世話になりました。また来年もよろしくお願いします!

世界樹の強固な守りのツタは中に音も、熱も通さずに表面だけが焼けて火が弱まり出した時……ダンディが私以外の全員を肩や頭に乗るように促した。私はそんなやばい所に乗れるような身体能力では無いのでそのままダンディの掌の上に乗せられる。


「外に出るみたいです」


「……どうやるんだ?」


「クエーッ!くぇぇぇぇ!」


ダンディが一際大きな声で鳴くと、緑の部分の鱗がポワッと光って……上部のツタが緩み、パカッと開いた。


途端、光と熱風が私たちを襲う。


ツタの外に出ると、そこは……世界樹が白炎で燃えていた。


そしてなんか変なアイズさんとトールさんが居た


「あ!トールさん!アイズさん!」


無事で良かったと安心した瞬間、視界がぶれる。というか急速に下がって行って…身体がふわりと浮きそうになるのをダンディが慌てて捕獲してくれる。


と、言うかこれ



「ク、クェェェェエエ!?」


「きゃああああああ!!」



落ちてる!?



私を抱えて羽をパタパタするものの、飛べる気が一切しないダンディ。

エストラさんたちはダンディに捕獲されなかったせいで宙に放り出された状態だ。


「ク、クエェ!?キュ、キュルルルルゥ!!」


「泣き言言わないの!頑張って飛ぶの!」


慌てて泣きそうな声をあげるダンディに激を飛ばしながらヤバいヤバいと私も慌てる。


落ちる、落ちる!?

えっと、ダンディも落ちても大丈夫なようにクッションとか……積み重ねられた布団とか!


布団!!


そういえば作り上げたふわふわの大量の布団があったと思い出す。


「とぉぉぉぉ、布団行けえええええ!!!」


慌てて下の方に向かって作った布団をとにかく出しまくる……が。


「ああああああ!」


布団→軽い

私とドラゴン→重い


無情なことに私とダンディの方が落下速度は早く、大量の布団がダンディに当たってから上の方に流れて行った。

「ク、クエーーー!!」


ヤバい詰んだと思った瞬間ダンディが鳴き声をあげると


無数の布団が破裂した。


「なにごとぉぉぉぉおおお!?」


布団の中から乾燥させたはずだった薬草が……生き生きとした緑色の状態で溢れ出し、私達に向かってツタが大量に伸びてきた。


とは言っても先程のトレントのものと違って、今こちらに向かってきたツタはとても細く大量の葉っぱが着いている。


それらがダンディの下半身の方に大量に、下半身が何も見えなくなる程、大量に絡みついた。


どうやらダンディが布団の中にあった薬草に魔法をかけて自身を守るクッションとして絡みつけたようだ。


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