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アイアン迷宮の設定を魔道具が誤発動する→発動しないに変更させて頂きました。設定ミスごめんなさい。
side???
「おうおう!じゃあ俺はお前を常に疑ってやるよお節介ババア!」
「あんた何言ってんのよ」
「離せエレーヌ、ダーツ、俺はこいつが気に食わねえ!」
「奇遇どすなあ。うちもあんたが好かんどす。おつむまで筋肉なあほはマリィの為やなかったら傍になんて置きたないわ」
「あぁん!?てめえ表出ろや!喧嘩買ってやんぞ!!」
「阿呆か。うちはあんたと違うて口とおつむで生きてるさかいあんた程度と喧嘩なんてしまへんで」
「アイズ!ちょっとマキエもやめなさい!」
「アイズ、相手は一般人だ」
「一般人なたまかよこのババア!!」
マリィを心配してるせいで謎の喧嘩に発展しだしたアイズを慌てて止める。アイズが本気を出せば色々とヤバいが、力は入ってるが我は失ってないと少し安堵する。
「一般人やけど?冒険者のあんたがしばくん?そんなんしたら過保護大事にしてるマリィにえらい怒られるやろうなあ」
「マキエも無駄に煽るな!」
「ほな少しはあんた達も考えな。うちだけ色々と考えて気ぃ回すだけじゃ到底足らへんわ。あの子を守るためなら幾重にも策をめぐらせな」
「ああ…悪かった。改めるよ」
叱って煽って、一発でも殴られたら殺されてしまいそうなアイズに喧嘩を売って。
そこまでするのがマリィを守る手段を増やすため。
…そんなの、信用するしかない。
もちろん本人の要望通り警戒はしたまま、俺たちはマキエの提案を受け入れることにした。
あれだけ揉めたんだ、アイズあたりは反発するかと思ったが意外にもアイズは一番賛成した。むしろ仲間の説得さえした。
「…でも警戒させて、宿屋やらないって言い出したらどうするんだ。俺たちは絶対にマリィを守るけど、普通の女の子には迷宮怖いじゃないか」
「マリィは言わねえよ。あいつは普通じゃねえ」
「でも、マリィちゃん俺たちに迷惑をかけて申し訳ないとか思っちゃう子だろ?」
「だったら迷惑にならねえよう色々と配慮させれば良い。ムカつくがあの女はそう言うのが得意だろーし本気で困ったらあの女に言えば良いだろ」
とは、アイズ談だ。
その後も会えば喧嘩をし出すアイズとマキエだったが不思議と二人の仲は悪くないようだ。




