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「はいよー!追加肉お待ち!」


「姉ちゃん、ミックス串追加よろしくー!」


「はーい!」


ダーンさんが切り分けた肉と洗った骨串を持ってきて、それを受け取るとリリエラから追加要請が入った。


空間から串に刺した肉が山盛りの皿を取り出すとひょいっとティースさんがそれを取り上げて百人宿屋の方に持ってってくれた。


感謝しつつ、そろそろ冷たいお茶のおかわりも来そうな気がするので使ってない空間に手を入れて…汚れを中に落とすイメージで引き抜く。

すると先程まで脂でヌルヌルだった手がさっぱり綺麗になって出てきた。


綺麗になった手で、飲み物を保管してある空間に両手を突っ込むと中はとてもひんやりしていた。冷たい飲み物の需要が高いことからこの空間の中には魔法で作った氷をたくさん置いといて氷室の代わりとして使ってある。


えーっと…アイスティー。


そう念じれば手に両手鍋の持ち手が当たったのでしっかり掴んで取り出す。


「マリィちゃんアイスティーのおかわり……タイミングバッチリだね!」


「はい。今ピッチャーに入れ…」


「俺が入れるよ。重いでしょー」


ちょうどそのタイミングでティースさんがアイスティーを入れるピッチャーを持って戻ってきて、有無を言わさずに鍋を持っていかれたのでお言葉に甘える。


「姉ちゃん、コップの洗い物よろしく」


「やっていいよ、これは俺が入れとくから」


「ありがとうございます」


そしてさらに渡された汚れたコップや皿など洗い物が入った籠ごとシュッと専用の空間に入れる。


ガラス…陶器…金属…籠 のみを、取り出す!


そしてさっと取り出したカゴの中身は先程とは違い見た目で綺麗になっていた。でも念の為に水場でそれらに水を大量にぶっかけて、また空間に入れてーーーーー同じ要領で取り出す。


洗濯代わりを空間でやるようになったおかげで、だいぶ具体的な出し入れの指定が出来るようになってきた。


ガンツさんなんかは頭を抱えて「空間の無駄遣い…」とボヤいていたけれど、だってこれすごい楽なんだ。


とか考えていたらまたしても籠が取られた。犯人はもちろんにこにこ笑ったティースさんだ。


「お疲れでしょう?休んでもいいんですよ?」


「いーのいーの。みんな戻ってきたらまた一狩り行くから、休憩はしたく無いんだ」


そう言うとティースさんはさっきまで私が座っていた席に座って、骨串に肉を刺し始めた。

あ、また仕事取られた。


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