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知ってたし


「色々聞きたい事があるんだ。死ぬまでの短い間、時間を貰うぞ」


 南洋の暖かい空気を海風が運んで来るので、比較的このサレハルートなどの西岸地域は冬でも暖かい。しかし今日は風の力が弱いのか、このサレハルート郊外にあるもぬけの殻となった強制収容所に立つ修哉は、肩で息をしながら白い息を口から大きく吐き、倒れ込んだままの越ヶ谷美雪を侮蔑の眼差しで見下ろしている。


「……女性の顔を殴るなんて、あなたいつの時代の原始人よ……」


 未だ負けた事を受け入れていないのか、それとも悔し紛れなのか、越ヶ谷美雪は地面に横たわったまま、もはや指が存在しない右手と顔面を殴られた痛みに耐えながら、修哉に憎まれ口を叩く。


「都合が悪い時だけ女を語るんじゃねえよ」


 越ヶ谷美雪が本気でそれを言っているとは思わないのだが、あくまでも売り言葉に買い言葉の範囲で吐き捨てる。



 戦場を渡り歩き、数々の死線を越えて来た修哉は、死こそが平等だと考えている。


 男女に関わらず人間が地球に六十億人いるなら、六十億通りの人生と六十億通りの価値観、そして六十億通りの正義や悪があり、全ては同一横並びにはなれないものだと思っている。

気が遠くなる程の選択肢が存在する、人生と言う雑多なフローチャートの先に、唯一平等な死があると言うのが修哉の死生観であり、権利などを語る際の根幹を成していた。


 男だって一人一人違うのに、そこへ来て女も同格で同じ権利を有していると説かれても、修哉にはまるでピンと来ない。

じゃあ問うが何が同格なのかと。脳の容量か?それとも体力差か?それとも社会適合性なのかと疑問しか湧かず、それに対して明確で納得出来る答えを提示した者など今まで一人もいなかった。そしてそこには修哉の判断基準を作り上げた重要なきっかけがあったのだ。


 小夜に拾われた後、病院の研究棟で検査と訓練に明け暮れていた頃の話なのだが、オフの時間帯は特にする事も無く、暇潰しにテレビを見ていた過去がある。

実はこの頃女性の権利向上運動に対して、気味が悪いと感じ始めていたのかも知れない。いや、自分も弱き存在であり小夜に手を差し伸べて貰った経緯があるからこそ、並みの人間よりは、権利の向上には理解出来たはずなのだが……



 ーーだが、それにまつわる一切の背景が気持ち悪かったのであるーー



 例えば、女性の権利向上を訴える運動家がテレビに出たとする。

ギャアギャア品も無く喚くその姿がテレビ映えするのか、たちまち各局御用達の時の人となって有名人の仲間入りに。すると今度はそれを踏み台にして国会議員を目指すと言う。

女性の権利の為に国政に出るのかと思えば、反国家闘争はクールなファッションだと勘違いする学生運動世代の病んだ音楽家同様、今も虐げられている女性の事など忘れて反国家闘争を繰り広げる始末。

おまけにだいぶ懐が潤ったのか余生は悠々自適とばかりに歌手活動と言う自慰行為まで始めてしまった。


 例えば、出世作も流行作もヒット作もわからない、本を出版した事すらも聞こえて来ない女流作家。最初は切り口の珍しいコメントがウケたのかテレビに引っ張りだこになったが、結局は自由主義国家に対して反政府運動を仕掛けるアジテーターに堕ちてしまった。

敵の国会議員に失言や不倫騒動が起こるとクレイジーのスイッチが入る程に騒ぎ立て、味方サイドの議員が同じ事をすると優しさ溢れる暖かいコメントに終始する変節ぶりは、もはやあっぱれである。

 テレビに出す方も出す方だが、出る方も出る方。こんな連中が女性の旗振り役なのかと思えば、修哉ならずとも世の男性がげんなりするのは当たり前である。


 もっと言えば、テレビのワイドショーやニュースショーで度々放送される、夏の海辺や夜の街の破廉恥で奔放な、頭の悪さを過剰に演出させた少女たち。

 学芸会の様なドラマで、何人もの男から愛されつつも一人に絞る決断力を有せずに、自分を世界の中心に設定しないと何も考えられない残念な女性。

 更には、子供も見ている夕方のゴールデンタイムに放送されてしまう女優や人妻の不倫、愛憎など……。

本当に女性って男性と肩を並べたいのかと、嫌悪を抱きつつ不思議に感じる事ばかりなのである。


 総じて昭和の後半から始まったベクトルの狂った気持ちの悪いフェミニズム運動では、一流企業に勤める年収一千万以上のイケメンで、平日昼間はバリバリ働いて夜や休日は育児に炊事に家事をこなし、

安っぽい様々な記念日の暗記を強要されてそれを元に年間行動計画を立て、安い小遣いで飲み会にも行けないのに、妻や彼女が飲み会や女子会に頻繁に行く事を許す寛容な男であれと説かれてなお、

女性の社会進出を阻んで来たのは男だと、いつまでもいつまでも運動家たちから怒られ続け罵られる事を強いられた者だけが、この国では立派な男だと認められるのである。

 つまりはメディアと自称識者共のミスリードが、女性の権利向上運動を狂わせてしまったのである。そう言うミスリードの積み重ねは、基本的人権や平等と言う定義においても同じ。やる事成す事全てのピントがずれて歪んでいたのである。


 人を殺した加害者が被害者よりも愛される社会、判決確定前……推定無罪の被告人が名前と顔を晒され、親まで全国ネットに引っ張り出して謝罪させる、傲慢で偽善の見本の様なマスメディアが言論をリードする社会、もはや「人」とは言えないバイオレンス少年が将来があるからと愛される社会。こんな完全に歯車の飛んだ社会で、誰が世界の中心で欲に溺れた高級娼婦を愛そうか。


 テレビを見てると馬鹿になる……。

その真意にたどり着いていた修哉だからこそ、越ヶ谷美雪の言葉に過剰に反応し、言い放ったのである。都合の良い時だけ女になるなと。戦場の殺し合いならなおさらだと。以前エマニュエルが帰りたいかと質問した時、こんな国に未練は無いと言った修哉の、理由の一つでもあったのだ。


「すぐに私を殺さないのは、何か聞きたい事でもあるみたいだな、違うかい?藤森修哉君」


「小夜について知りたい、知ってる事は全て話せ」


「小夜……小夜……」


 鼻の骨が折れたのか、バタバタと勢い良く鼻血が溢れているのだが、それを拭いもせず、越ヶ谷美雪はむくりと上半身を起こす。

だが修哉と目を合わそうとはせずに、うつむいて地面を見詰めたまま、その表情が刻一刻と怒りに満ちた顔へと変わって行く。


「小夜、小夜……あああっ!小夜小夜小夜小夜と……どいつもこいつも鬱陶しい!クソッ!」


 その甲高い不快な叫び声は、落ち着いた雰囲気を持った大人の女性のそれではなく、まさに狂気を過分に含んだ怒りの叫びであり、あまりの絶叫に修哉がたじろいでしまった程だ。


「ひっ、ひひひ……小夜は処刑されたよ。私がそう仕向けたんだから、私が殺した様なものだ」


「小夜だって仲間だろ?何故仲間を助けなかった!桜花のメンバーたちと力を合わせれば、出来ない訳じゃなかったはず……」


「自分で飛ばしといて良く言う!」


 この美雪の言葉は修哉の言葉を完全に遮った。彼女の口にした内容の圧力が、修哉を完全に圧倒したのである。


 確かに自覚は無いし記憶も無いのだが、ララ・レリアが言っていた。藤森修哉の能力によって、小夜や桜花のメンバーはこの世界に飛ばされて来たのだと。

いくら数ある超能力者でも、次元空間に対して干渉出来るのは修哉のみ。だから修哉も様子がわからないまま抱いてはいるのだ、他人を巻き込んでしまったと言う罪悪感を。


「ひひ、ひひひ……私はね、この世界で三年彷徨ったよ。何人かのメンバーとも再会したが、みんな悲惨な状態だった。飛ばされた時期がまちまちなのは、君を基点として、皆が時空間軸を放射状に飛ばされたからだと導師が仰っていたが、もうそんな事はどうでも良い……」



 ーーいきなり知らない世界に飛ばされて、絶望の淵に立たされていた私だが、ある日気付いたんだ。前の世界のモラルや法が通用しないならば、今度は好き勝手に生きて行けると。

仲間のほとんどはその考えに順応出来ずに去って行ったが、袴田哲臣だけは私に着いて嬉々としてこの世界を楽しんでいた。

私と哲臣の能力が認められ、導師イエミエソネヴァ様だけでなく、同志ユゼフ・ヴィシンスキイ連邦国家議長にも直接声を掛けて貰える様になったその時期だ、あの女が落ちて来たんだよ!ーー



 美雪がやっと顔を上げ、修哉と視線を合わせる。口と鼻から血を流しながら眉間に皺を寄せて睨む様は、まるで般若の形相でもある。


「小夜だけは許せなかったんだ、あの魔女は私から久我山三佐を奪ったどころか、私の地位まで奪ったんだよ……お前を使ってなあ!」


「久我山三佐を……奪った?」


「そうだ!お前をたらし込んだ柊小夜はな、本命は別にいたんだよ。アイツは色仕掛けで久我山三佐に近付いて、組織の事にも口を出し始めたんだよ!」


「いや、小夜と久我山さんが前から付き合ってたの、知ってたし」


「……はあ!?」


 あまりにも淡々とその事実を口にした修哉に、美雪は思い切り意表を突かれ、間抜けな程に呆けた顔のまま、血だらけの口をあんぐりと開ける。


「いや、前から付き合ってて結婚するって話も聞いた事あるぞ」



 ……そうか、そこまで知っていながらも、小夜に義理立てするのか……



 修哉のその言葉をきっかけに、まるで憑き物が取れた様に、軽快且つ自嘲気味にカラカラと笑い始めた美雪。

それを見ている側としては何が可笑しいのかさっぱり理解出来ず、次の展開を黙って待つ他無い。


 いつまでも笑い続ける美雪を見て、いよいよ気が変になったのかと、修哉が首を傾げた頃。気持ちの整理がついたとばかりに、美雪は極めて真剣な表情になる。

それも負の感情に支配されて悪意や憎しみに彩られた表情では無く、聞く側に対して一語一句間違えずに私の話を聞けと迫る、誰かにバレる事を危惧しながらも、それを飛び越えようとする、死すら覚悟した内部通報者の顔だ。


「藤森修哉よ、ユゼフ・ヴィシンスキイ連邦国家議長、そして魔導師イエミエソネヴァ……、この二人に気を付けろ。私も最近気付いたんだが、どうやら小夜は……」


 小夜の名前を言いかけた途端、美雪の動きがピタリと止まった。まばたきもせず口も手も動かさないその様を不審に思った修哉は、どうした?大丈夫か?と声を掛けるのだが、次の瞬間、越ヶ谷美雪は大絶叫と共にのたうち回り始めたのだ。


「ぎゃ!?ぎゃあああっ!ぎゃあああ!」


 指の飛んだ右手と、左手で自分の胸をかきむしるその表情は苦悶の色一色に染まっており、指を落とされたり顔面を殴られた時の屈辱や怒りの混ざったそれと比では無い。

壊れた機械仕掛けの人形の様に足をバタバタと無軌道に動かし、異変に気付いた修哉が近寄れないほど暴れているのだ。


「ど、どうした!?大丈夫か?」


 声を掛けるも返答は無い、そして苦悶の表情のままピタリと美雪の動きが止まったかと思ったら、いきなり盛大なバチンと言う破裂音とともに、美雪の身体が弾け飛んでしまったのだ。


「うっ!」


 一歩下がった修哉だが、バケツで頭からかけられた様に、大量の血しぶきを浴びてしまった。其れ程までに彼女の爆発は激しかったのである。


 何か小夜に関する事を言い始めた途端の出来事、遠距離スナイプか何かと周囲を伺っても、人の気配などまるで無い。この暗殺のエキスパートである修哉が感じない程に、第三者の存在などまるで無いのだ。



 ……魔法か?それとも呪いか?……



 越ヶ谷美雪自身は気が付いていなくとも、小夜についての情報を吐露しようとした際に発動する、何かしらのギミックがあるのかもと、修哉は推察するにとどめた。

それだけ小夜の死に秘密があるとも言えるのだが、いかんせん推理や憶測すら馬鹿馬鹿しくなる程に情報が少なく、現状での詮索は諦めざるを得ない。



 ……それにしても……



 結局は小夜についての情報を得る事叶わず、背中からジワジワと襲って来る無力感に苛まれ始めた修哉。だが、美雪はユゼフ・ヴィシンスキイ連邦国家議長と、魔導師イエミエソネヴァに気を付けろと警告を発していた。

いずれにしても、美雪の話せなかった小夜の情報と、この国のトップにいるであろう怪しい二人とは、全く無関係と言う訳でも無さそうだ。


 イエミエソネヴァ……。変な名前だが、ハイエルフのララ・レリアも気を付けろと修哉に説いている。つまりはいつか、真っ向から衝突する可能性も無いとも言えない。

いずれにしてもレオニードに兵を差し向けた事と、小夜の処刑の背後にその魔導師と独裁者が暗躍しているならば、躊躇無く殺すしかないのだがとりあえず今は……一旦エマニュエルの待つアンカルロッテの森に帰る事を決めた。



 ……サレハルートの北側、繋いだ訳じゃないが、馬は待っててくれるかな……



 身体に刺さったままのスロウナイフで、動脈や静脈などの太い血管を傷つけていないと判断した物だけ、無造作にグイグイと、手で引っこ抜いて行く。

痛く無い訳が無い、人と比べて鈍感な訳が無い。……痛いのだ、涙を流して絶叫し、救急車を呼べと辺り構わず吠えまくりたい程に痛いのだ。

 だが、ここにいるのは当たり前の話、自分一人しかおらず、越ヶ谷美雪は腹部が爆発した後、背骨丸見えの無残な姿で空を見上げ、動かなくなったその瞳にはもう、羽虫が取り付いて自分のテリトリーだと自己主張を初めている。つまりは自力で出血と止める処置を行い、自分のその二本の足で歩かなくてはならない。


 元々、民間軍事会社に身を置いて、世界を敵に死神の鎌を振り回していた頃、

紛争地にある国連停戦監視部隊の、とあるQRF(緊急即応救助部隊)の部隊長から「俺たちが駆け付けるまでは、己の力のみで生き抜かなきゃならない。だから痛みは無視しろ」と教わった事があり、

その後の修哉は教えを忠実に守り、作戦地域で怪我をしても、痛みの全てを無視して生還に努めたり仲間を助けて来た。


「……しかしちょっとこれは、さすがにマズイかも知れんな……」


 全身に刺さったままの無数のナイフが、まるでハリネズミの様にも見える修哉の姿。おびただしく流れる血は、自分の物か美雪の返り血かわからないのだが、酒に酩酊してるかの様な千鳥足は、いよいよ修哉にも生命の危険が迫っている事の現れでもある。


「……エマニュエル……。こんな姿見せたら……泣くかな?それとも怒るかな……怒るだろうな」


 サレハルート郊外にある、リジャの街の難民を拘束していた強制収容所は、藤森修哉の手によって完全に壊滅した。

それに伴って難民たちは解放され、アンカルロッテの森を目指す事になり、道中はエルフたちが救援に駆け付けるため、難民たちは無事に辿り着く事は間違い無い。

 そして、小夜の処刑を行い、難民を材料にして恐怖の公開処刑を繰り返していた、人民特務警察班の処刑部隊も壊滅し、それに指示を送っていたエリート部隊「シーニィメーチ」の黒服組も修哉によって完全に壊滅した。


 強制収容所を襲撃した際に一人だけ生かしておいた処刑部隊の部隊長だが、越ヶ谷美雪が謎の死を遂げた後に管理棟へ赴くと、喉と心臓にスロウナイフが刺さり既に生き絶えていた事から、情報漏洩を危惧した越ヶ谷美雪が殺したのだと推察出来るが、生前の小夜の情報は、現状では完全に入手不可能となってしまった。


 今はもう、エマニュエルの元に帰りたいと、その一心で足を進める修哉。山から吹き下ろす風は冷たく、そしてアンカルロッテへの道のりは今の修哉には厳しい。


「……あの子を、一人にさせる訳にはいかない……」


 エマニュエルの育ての親であるレオニード・プロニチェフとの約束を守ろうとしているのか、それとも彼女を悲しませたくないと思う父性愛からなのかは分からないが、藤森修哉の足は確実に一歩一歩、乾いた大地を踏みしめていた。



 後に判明した事なのだが、その日の午前中、サレハルートの歓楽街にあるギルドの事務局「世界の台所」で一つの騒ぎが起こっていた。


 ギルド幹部が集まっての昼食会が催されるため、調理人が仕込みのために店を開けようとした時の事。扉の前に異変に驚き、腰を抜かして大騒ぎを始めたのである。何故騒いだのかと言うと、店の扉の前に人間の首が三つ、丁寧に並べられていたと言うのだ。

 その三つの首の二つは男性らしく、顔の中心から後頭部にかけ、すっぽりと筒状に穴が開いており、上顎から眉間までの間が全て消失している無惨な状態で置かれ、もう一つは目を開けたままの越ヶ谷美雪の顔が据えてあったと言う。


 藤森修哉がディメンション・リビルドで首を切断し、ギルド事務局の前に置いたと言う推測が有力なのだが、この死体を損壊させて晒す残酷な方法、まるでメキシコの麻薬マフィアの様なやり口なのだが、

修哉に協力するフリをして、シーニィメーチの越ヶ谷美雪と通じていたサレハルートのギルド幹部たちに、【裏切り者に死の制裁を】と言う、この無言のメッセージは驚くほどに効いた。


 修哉の警告にサレハルートの経済ギルドは震え上がり、その後は方針転換。その後大陸の覇権を賭けてクラースモルデン連邦共和国に対して闘いを挑む、リンドグレイン最後の皇女と謎の暗殺者に、ギルドは妨害行為を行うどころか率先して協力を行なう事になる。つまりは修哉の完全勝利となったのだ。



 これだけの戦果を上げれば、意気揚々と凱旋を決め込んでも良いのだが、傷だらけの修哉ではそうも行かなかった様である。

馬上で気を失った修哉が、難民の救援に駆け付けていたエルフたち発見され、ようやく目を覚ましたのはそれから二週間以上も経過したベッドの上での事。

天使の様な幼い看護師から、徹底的に説教を喰らったのであった。






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