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無能な軍師が魔王様に呼びつけられたら。  作者: 松由実行
第三章 囚われの大精霊達
32/39

12. 固有名持ち (Named)


■ 3.12.1

 

 

 シルフィードを解放し、無事皆魔王城に帰還した夜。

 

「うふふふふー。魔王城よ、魔王城。ふふふー。」

 

 俺の部屋の中を飛び回る羽の付いたなんかちっちゃいイキモノ。

 よく分からないが、一日中大興奮してあちこち飛び回っていた。

 いきなりやってきた奴が城の中を好き放題飛び回れるのって、魔王城のセキュリティー大丈夫か、とも思ったが、よく考えたら相手は風の妖精だった。

 空気あるところどこにでも存在する奴なのだから、元々対侵入者魔法に引っかからないのだろう。多分。

 

「そんなに嬉しい事なのですか?」

 

 天井近くを旋回するちっこいのに問いかけると、俺の眼の前に降りて来た。

 ちなみに、城についてすぐに服を渡してあるので、今はもう全裸ではない。

 ミヤさんがアズミ用にと幾つか作ってくれた服の内、風の妖精っぽいデザインのを渡したのだ。

 

「だって宮仕えよ、宮仕え。プータローから魔王城勤務に一気に格上げよ?」

 

 プータローってお前。

 まあ確かに、妖精はただ存在してそこら辺で遊び回ってるだけだから、プータローの定義には反しないのだろうけど。

 

「いや、宮仕えとはちょっと違うと思うのですけどね。」

 

 そもそも宮仕えそんなに嬉しい事か?

 ああ、プーが長ければ、安定した職業に就くのは確かに憧れるか。

 どこの世界でもそんなモンか。

 というか、妖精のくせにエライ生々しいやっちゃな。

 

「アンタが魔王様に仕えてんでしょ。そのアンタと一緒に居るのだから、自動的に私も魔王様仕えに決まってるでしょ。」

 

 なんだその謎理論は。

 

 脇を見ると、ソファの肘掛けに腰掛けたアズミが、就寝前に提供されたお茶のセットに付いているクッキーを両手で抱えてはむはむ食べている。

 

「アズミも魔王城に居られて嬉しいのですか?」

 

「別に。フツー。」

 

 一瞬だけ顔をこちらに向けて一言喋ったらまたクッキーを囓り始める。

 くーっ! 可愛い。

 美少女の形をしたハムスターみたいで、相変わらず最強の破壊力だ。

 可愛いは正義。可愛いは絶対。そして無敵。

 

「ねえ、ちょっと。」

 

 いつも思うのだが、女の人はなぜ不平不満を言うときに必ず「ちょっと」から始まるのだろうか。

 そしてその台詞から始まる文句は、たいてい碌な内容で無い事が多い。

 そう言えば男でも「ちょーまてよ」から始まる元アイドルとか居たな。

 ・・・やっぱりろくでもねえわ。

 

「なんですか?」

 

 微妙に嫌そうな雰囲気を隠す事なく答える。

 

「その子には名前付いていて、なんで私には名前付けてくれないのよ?」

 

 なんだその謎理論は。

 アズミは可愛いから名前が付いている。当たり前だ。

 羽の生えたちっこい変なのになんで同じ様に名前を付けなきゃならんのだ。

 

「言っている意味がよく分かりませんが。名前が欲しいのですか?」

 

「バッカじゃないの? 当たり前でしょ? 名前が付く事の恩恵を知らない訳じゃないでしょ?」

 

 知らない。

 そう言えばラノベなんかでゴブリンに名前付けたらいきなりパワーアップ、みたいな話があるが、やっぱりここでも似たような効果があるのか。

 

「恥ずかしながら、知りません。教えて戴けますか? 名前が付く事の恩恵について。」

 

 小さな身体に乗っかった小さな顔の、その中にある小さな眼が大きく見開かれる。

 

「嘘でしょ!? 信じられない! そんな事も知らないでこの子に名前付けたの?」

 

 その言い方だとまるで、名前を付ける事に対して何か代償のようなネガティブなものがあるようにも聞こえるが。

 名前を付けた事に対してルヴォレアヌは何も言わなかったので、特にその様なネガティブは無いと思うのだが。

 

「ふむ。拙かったですか?」

 

「拙くはないわよ。だけど、相手にどんな影響や効果があるのかを知らずに軽々しく名前を付けるのってどうなのよ?」

 

 確かに。

 知らなかったとは言え、少々軽率だったかも知れない。

 驚いた。この羽が生えたうるさいのでも、こんなにまともな事を言う事があるのか。

 少し見直した。

 

「成る程。仰るとおりですね。では改めて、名前を付ける事の効果と影響について教えて戴けますか?」

 

「しようが無いわね。無能者のアンタにも理解出来るように、特別に教えてあげるからちゃんと覚えておくのよ。もう一度教えてとか言っても知らないからね。私の名前を付ける時には、それを踏まえた上で付けなさい。」

 

 前言撤回。やっぱ腹立つわ、コイツ。

 

「例えば人形職人が、同じ形の人形を沢山作ったとするわ。同じ形でもそれぞれ僅かに差があって、会心の出来のものは手元に置いておきたいとか思うでしょ? 今まで何百何千と作ってきた人形の中でも、そんな特別な思い入れのある人形には名前を付けたりするものよ。

「そんな特別に名前を付けられた人形は、他とは違うわ。人形職人が自分の手元に置いておくために、仕上げを丁寧にしたり、普通よりもちょっと良い服をこしらえてやったり、髪飾りを付けてやったり、埃を被らないように毎日綺麗にしてやったり、特別な場所に飾ったり、或いは手元に置いて毎日話しかけたり。

「そうやって職人から追加の手を加えられた特別な一体は、他と並べると明らかに違うものになるわ。」

 

「成る程。理解出来ます。」

 

「名前を付けると言うのは、自然とそれに似た事が起こるの。名前を付けただけで強くなる。名前を付けて、特別なものと認識したら、その後の扱いも違ってくる。成長の度合いも異なってくる。」

 

 ん?

 今何か妙な事を言ったぞ。

 

「名前を付けただけで強くなるのですか? つまり、名前を付けただけで能力が伸びる、と?」

 

 よくある名前付け(ネーミング)の効果だが、どういう理屈でそうなる?

 

「そうよ。魔法の威力が増したり、魔力量が増えたり、腕力が強くなったりするわ。」

 

「なぜですか? たかが名前を付けただけで。」

 

「そんな事知らないわよ。でも実際に、大精霊様から名前を戴いた仲間は、明らかに魔法の威力が強くなったわ。」

 

 成る程。

 そこは「そういうもの」と納得するしかない異世界パワーか。

 何かの力が働いているのは確実だが。後で誰かに聞いてみよう。

 

「私達妖精の場合は特に顕著よ。妖精はそこら中どこにでも居て、でも普段は姿が見えなくて、どれがどれだか区別も付かない。ゴチャゴチャに混ざって、みんなと一緒の状態なのよ。

「だけど今の私みたいに、他の妖精よりも僅かに力の強い者が姿を現して顕現すると、他の種族からも、他の妖精とは区別して認識して貰える。それだけで力が強くなるわ。

「名前を付けてもらう事で、さらにそれが強くなる。名前が付けばもう元のゴチャゴチャに混ざった状態に戻る事はないし、力も強くなって、意識もはっきりするわ。逆の言い方をすれば、一度名前を付けられればもう元には戻れない、とも言えるわね。」

 

 それは何の量子論だ?

 要するに、他から個体として認識されると自我が明確になり、力も強くなる、という事だろう。

 こいつはさっき、人形職人が作った特別な人形のことを例に挙げたが、それとは根本的に異なるような気がする。

 じゃあどういう理屈なんだ、と聞かれれば、もちろん俺も分かるわけはないのだが。

 

 いずれにしてもこの、今俺の眼の前で浮遊している羽が生えたちっこいのは、風の大精霊の命令でずっと俺につきまとう事になる。

 力を借りる事もあるだろう。

 ならば確かに、名前を付けてレベルアップ、クラスアップ? を果たしておくのは悪くない。

 

 どういう名前にしようか迷う。

 風の妖精。透き通った2対の羽。真っ白い肌。濃い藍色の髪。明るく輝くエメラルドグリーンの眼。小さな身体に大きな態度。

 

「アイ、ではどうですか?」

 

「は?」

 

 突然何を言い出したのか、というジト眼で俺を見ている。

 

「あなたの名前ですよ。アイ。どうですか?」

 

 飛び回る度に風に乗ってふわりと流れる印象的な藍色の髪から付けてみよう。

 エメラルド、とか付けるのはなんか癪に障るし。

 

 ジト眼が大きく見開かれ、キラキラと光り始める。

 実際、身体全体が一瞬ふわりと明かりを纏ったように見えた。

 

 一瞬で俺の眼の前から消え失せた。

 凄まじい勢いで部屋の中を飛び回っている。あの速度で飛び回って、良く壁や天井にぶつからないものだ。

 再び俺の眼の前の空間に戻って来て、一瞬で静止する。

 すげえ。まるでアニメを見ている様だ。

 

「良いわ! 私の名前! 私の名前・・・!!」

 

 そこではっと気付いたように喜色満面の笑顔が真顔に戻るが、滲み出る嬉しさから来るにやけを隠し切れていない。

 

「こ、光栄に思いなさいね。無能者のくせに、風の妖精に名前を付ける栄誉に浴する事が出来たのよ。気持ち悪いから、お、御礼だけは言っておくわ。あ・・・あり、がと。」

 

 真っ赤になって向こうを向いてしまった。

 どうやら、風の大精霊がアレなので、その眷属達も全部こうらしい。

 まあ、ツンデレな小動物も悪くない。

 アズミとはまた違って、キツい系の美少女の見た目なのは確かだしな。

 

「これからよろしくお願いしますね、アイ。」

 

「な、なによ。無能者のくせに。まるでご主人様気取りじゃないの。ふん。」

 

 シルフィードは殆どそのつもりでこっちに寄越したのだと思うが。

 それを言うと怒り始めるだろうから、言わない事にする。

 腰に手を当て、斜め45度に背けた顔から見下すように横目でこちらを見ているが、口元が「~」になっていて、微妙に締まってない。

 これはこれで可愛いか。

 

「なに笑ってんのよ!?」

 

「いえいえ。何でもないですよ?」

 

「ちょっと! 今私の事バカにしたでしょ! 何よ! 無能者のくせに!」

 

 アイが俺の頭のすぐ上まで飛んで来て、ガツガツと頭を蹴っている。

 全然痛くない。

 

 アズミを見ると、何枚目かのクッキーを抱えながら、ティーカップの中に頭を突っ込んで紅茶を飲んでいるようだった。

 こっちはこっちで自分のペースを全く崩さない。

 

 身一つで知らない世界にやってきたはずが、俺の身の回りも賑やかになってきたものだ、と思った。

 

 

■ 3.12.2

 

 

 魔王城、払暁前のまだ深夜と言っても良い時間。

 魔王城の中庭はみたび、出撃前の騒がしさに溢れていた。

 今回も、中庭に翼を並べているドラゴンは4頭。前回と同じ面子だった。

 そしてその4頭に乗るのも、ダークメイジ3人と、ダークプリースト3人のこれまた同じ顔ぶれだ。

 強いて挙げるなら、俺の付録として付いてくる風の妖精アイが新たな面子と言うところか。

 

「ルヴォレアヌ様、イリョーティリア様、イスカ様、ご到着です。」

 

 例の山羊族の兵士が声を上げた。

 回廊を抜け、ルヴォレアヌ達3人のダークメイジが階段を下って、中庭を進んでくる。

 

「どうじゃ。今回は間に合ったじゃろうが。」

 

 ルヴォレアヌが得意げに胸を反らしている。

 確かに指定した集合時刻の午前3時まであと10分程有るが、遅刻しなかったことをそれ程まで誇られてもな。

 

「軍事行動では定刻での到着は当然です。当然のことをしただけでそれ程威張られても困りますね。」

 

「お主はほんに可愛げの無い。普通に礼を言えば良かろうものをわざわざ憎まれ口を叩きおってからに。」

 

「可愛いのは女子の特権ですよ。男が可愛くなってしまっては世も末です。」

 

「ふん。減らず口を。」

 

「皆さんそれぞれ騎乗するドラゴンの脇に待機しておいて下さい。もうすぐマリカさん達もやってくるでしょう。皆揃ったところで出発します。」

 

 ここのところヘビーローテーションで出動しているドラゴン達にも一声ずつ掛けておかなければならないだろう。

 そもそもが、誰かを背に乗せる等という行為を余り好まない、プライドの高いドラゴン達に対して、魔族の危機、魔王陛下の危機という事で無理を通して脚代わり砲台代わりになって貰っているのだ。

 

 まずはダムレスに近付く。

 

「済みません。また面倒掛けてしまいます。今日もよろしくお願いしますね。」

 

「面倒だなんてー。水臭いわねー。あー、でもー、そう思うなら後でご褒美ちょうだいねー。」

 

 そう言ってダムレスが鼻先をこすりつけてくる。

 ダムレスが言った言葉の意味に気付き、赤面する。ダ、ダムレスさん? そういう事は誰も聞いてない所で言おうね?

 顔を真っ赤にしながら、そこで俺は遅ればせながらに気付いた。

 ダムレスの台詞はドラゴン達にしか理解できず、そしてドラゴン達はそういう話を特に気にしない。

 徹底的な個体主義であるドラゴン達は、コミュニティが無ければ生きていけない人間達のように、おかしな倫理観や一般常識に縛られていないのだ。

 彼女たちにとっては、生殖行為とは神聖なものでありこそすれ、羞恥を感じるようなものでは無いのだった。

 

「うふふー。照れてるー。」

 

 ダムレスの鼻先をわしゃわしゃと撫で回し、俺は隣のレッドドラゴン、レイリアさんの前に移った。

 

「レイリアさんも、よろしくお願いします。連日の出撃でお疲れかも知れませんが、今日で取り敢えず一段落する予定ですので。」

 

「気にしていないわ。疲れていないもの。戦争なのだから、敵は待ってくれないでしょうしね。」

 

 レイリアさんらしいクールな答えが返ってくる。

 その揺るがないクールさに何故か心が安まる。

 

「今、人化を練習しているのだけれど、上手く出来るようになったら、私にもご褒美もらえるかしら。」

 

 ・・・・・はあ!?

 何か全然クールじゃ無いことを言ってるけど!?

 

「れれれレイリアさんん!?」

 

「大丈夫よ。ダムにはもう話してあるから。」

 

「話は聞いてるわよー。」

 

 妙な援護射撃が後ろから、ってダムレスさんあんた!?

 

「いや、あの、ですね。えと、そういう話は、作戦が終わってからにしませんか?」

 

「・・・そうね。配慮が足りなかったわ。そうしましょう。」

 

 一瞬で体力をごっそりと削り取られたような疲労感に苛まれつつ、俺はレイリアさんの脇を離れてブルードラゴンのシェリアさんの前に立つ。

 

「シェリアさんも、今日もよろしくお願いします。」

 

「あははは。お疲れねえ。あ、疲れるのは返ってきてからかしらね。」

 

 エロオヤジかあんたは。

 シェリアさんが首を低くもたげて、俺の身体に鼻先を当ててくる。

 

「良いじゃない。モテるって事は、良いことじゃないの。」

 

「はあ、ありがとうございます。」

 

「ほらほら、シャンとして。軍師様がそんなこっちゃ駄目よ?」

 

 シェリアさんが鼻先で俺の胸辺りをグリグリしてくる。硬いドラゴンの鱗で、地味に痛い。

 

「はい、済みません。じゃ、とにかく今日もよろしくお願いします。」

 

 いかんな。出撃前に一声掛けて士気をを上げるつもりが、全然グダグダになってしまっている。

 彼女の言うとおり、シャキッとせねばな。

 

「諒解~。あ、人化が出来たときには私も混ぜてね?」

 

 はあ!?

 アンタもかい!?

 

「ほらほら。モテモテなんだから、元気出してシャンとして、次、次。」

 

 ジト眼で微妙に睨んでいる俺の尻を、シェリアさんが鼻先で押しやってゴールドドラゴンのエシューさんの前に立たせた。

 

「軍師様、すげいッス。尊敬するっす。流石っす。」

 

 ゴールドドラゴンがこちらを見ながら右手でサムズアップを決めている。

 なにが流石なんだ。お前も下ネタで喜ぶオヤジか?

 サムズアップするドラゴンって、絵的にどうなんだ? 違和感ありまくりなんだが。

 妙な流れになっている話題をぶった切って話を進める。

 

「なんかグダグダになってしまって済みません。連日の出撃で恐縮ですが、宜しくお願いします。」

 

「全~然大丈夫っす。ドラゴンの体力は無限っすよ。何日連続でもオッケーっす。」

 

「ありがとうございます。頼もしい限りです。」

 

「で、やっぱ本命はダムさんすか?」

 

「・・・・・」

 

「彼女綺麗っすもんね。やっぱ、人族から見ても人化したときのダムさんも綺麗なんすか? 大人の魅力っつーんすか。やっぱまだ300歳にもなってないアタシじゃ全然敵わんっすよ。凜々しいレイさんもなかなかそそるモンありそうっすけど、やっぱ男の人にはダムさんみたいな色っぺーのが堪らんでしょ? あんな色っぺー姐さんに裸で抱きつかれちゃ、そりゃもう男なんて一発で落ちそうっすよね。あーアタシも良いパートナー欲しいっすねー。どこかにいい男居ないっすかね? 軍師殿知らねっすか?」

 

「・・・・・」

 

 まるで緊張感がねえ。

 

「どしたすか? 軍師殿? ほげ?」

 

 鼻息荒くセクハラエロ話を展開してくれたゴールドドラゴンの鼻先に空手チョップを叩き込み、俺はゴールドドラゴンの前から離れた。

 

「お待たせしました・・・・って、どうしたんですか?」

 

 マリカさん達が到着したとき、俺の心は既に疲労困憊していた。

 竜族語を理解するものは皆無だったので、4頭のドラゴン達以外、俺の身に何が起こったかを説明できる者はその場に誰も居なかった。

 


 いつも拙作お読み戴きありがとうございます。


 なんかもういろいろグダグダな回ですみません。主人公の周りイカレた奴等ばっかりですみません。

 いやホント済みません。

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