好きって言っとけばよかったなぁ。
いつからだろう。
君のことが、好きになっていた。
分からないけど、いつの間にか君に恋してた。
君に恋するようになって、目がよく合うようになって。
もしかしたら君も、私のことが好きだったりするのかなって。
そう、思うようになって。
君の隣を歩きながら。
「好きです」って。
君に、心で言うようになった。
何度も何度も、心で君に「好きです」って唱える日々。
口で言えば良いのに。
君に「好きです」って、言葉にして伝えればいいのに。
君から告白されるのを、心待ちながら。
大好きな君の隣で「好きです」って、心で唱える日々。
そんなある日、君は笑顔で言った。
「ずっと好きだった娘と付き合うことになった」
私は…ずっと。
君は…君も、私のことが好きなんだって思ってた。
勝手に…そう、思っていた。
けど、違った。
君には、好きな娘がいた。
私じゃない…娘が。
私は勘違いして、両想いのつもりでいた。
でも…違った。
私の独りよがり…だった。
その好きな娘に告白して、付き合うことになったと。
君は照れながらも嬉しそうにそう、私に報告した。
君は自分の気持ちをちゃんと伝えて、その娘と結ばれた。
私は…
君から告白されるのを待って、動かなかった。
もし、君がその娘に告白する前に…
私が君に想いを伝えていたら…
もう、そんなことを考えても遅い。
君はもう、知らない娘と付き合っているんだもんね。
「おめでとう」
笑顔でそう君に言った。
おめでとうなんて、これっぽっちも思ってないくせに…
最低な私…
昔流行っていた失恋ソング…を聴いてたら、めっちゃ書きたくなって。実体験にあらず。




