表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/129

友人

過ぎるまでは楽しくて 

過ぎた後は虚しくて

必死んなって手伸ばして

それでも君に届かない


手をつないで大声出して

最強だと戯れたよね

いち抜けたあのコを見て

羨んだり叫んだり


ふたりの間を死が分かつそのときまで

一緒だよねとふざけてた

嘘は嘘で終わったのか

それならば時間ときの流れが私を殺すまでに

分かれてた路がどこかで

交わってればいいね


過ぎるまでは不安で

過ぎた後は懐かしくて

還りたいなと手伸ばして

それでも君に届かない


長い髪とかしあったりして

さらさらと遊んだよね

今はきっと栗色に色づいて

恋の味も知ってるの?


ふたりの間を死が分かつそのときまで

一緒だよねとふざけてた

嘘を嘘でなくしたい

それならば途絶えた文と世界の行き違い

憎む他にやることが

ない時代じゃないのにね


ふたりの間を死が分かつそのときまで

一緒だよねとふざけてた

嘘は嘘で終わったのか

それならば時間ときの流れが私を殺すまでに

分かれてた路がどこかで

交わってればいいね


過ぎるまでは当たり前で

過ぎた後に全て知って

今さらになって手伸ばして

やっぱり君に届かない

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ