29/129
バラバラ節
テレビの中の 誰かの恋の話
出会いも別れも 上手くいく
現実はいつも 絡まり こんがらがって
見るも無残さ 未練タラタラ
彼女がタバコを吸い始めた
僕の前では隠すのさ
合わせるように酒を始めた
孤独紛らわすために
たがいに始めた仮面の生活
笑顔ばかり綺麗で
ホントのことは包み隠して
逃避する過去の世界
ああ いつからか
ああ 愛しいと思ってた
価値観の 違いでさえ 腹立たしい
僕は尋ねた 誰が悪いのさ?
彼女は言った 「神様でしょ?」
彼女がウソをつくこと覚えた
誰かの愛が欲しいから
合わせるように目隠し覚えた
見せかけの信頼だった
そして狂い始めた仮面の生活
判りきったことだけど
欝なため息と冷めた眼差しで
見つめるはグラスの水
ああ いつからか
ああ 一緒にいることが
愛でなく 義務になり 大義臭い
僕は尋ねた 何が悪いのさ?
彼女は言った 「時の流れよ」
バラバラ バラッバ ふたりはバラバラさ
バラバラ バラッバ これでおしまい
ああ いつからか
ああ いじらしかった
愛情の すれ違いさえ 何も感じない
僕は尋ねた 僕が悪いのか?
彼女は言った 「さあ、知らないわ」
バラバラ バラッバ ふたりはバラバラさ
バラバラ バラッバ これでおしまい




