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18/30

放課後は後輩と二人

 結局英語のレポートは終わらせられたのでよかったね、って感じだ。


ちなみに評価はDかEな気がする。低い評価だろうなってことね。木田さんのおっぱいもっと大きいんじゃない? とか考えないでね。僕がそれすでに考えたから。


若干の感謝の気持ちをもって舞美を見つめていると、舞美は木田さんと仲よさそうに笑っていた。


木田さんにめちゃくちゃ話しかけてて、きっとこれも、もんちゃんに興味があるからなんだろうなと思う。僕はあんまり木田さんとはしゃべれなかったな。


 そして放課後、舞美は木田さんとどこかに行ったみたいだし、今日は僕は文芸部がある。


 今日はもんちゃん関連のことは起きなさそうだ。


 僕は、文芸部の部室に、作りかけのもんちゃんの粘土細工をもって行った。


 今日は暇だし、もんちゃんの粘土の続きをやろうと思って。全く文芸じゃないけど。


「こんにちは、先輩、遅いですよ。部会始めます!」


 扉を開けてすぐに藻葉さんが僕の前に立って登場。文庫本を持っている。僕と違って文芸部らしくていいな。


「あれ? 部会? 今日そんなのあった?」


 というか、文芸部で部会を開く係は僕なんだけど。部長が幽霊だから僕の仕事になったんだよ。


「私が開きましたよ。だって、先輩、忙しいですもんね?」


「……?」


「あ、だから……」


 藻葉さんが、僕の耳元で文庫本を少し丸めて、それで耳打ち。せっかくだからもっと近くの耳打ちが良かったなあ。


「……あのモンゴリアンデスワームを飼ってる、美少女で、この文庫本三冊分くらいのボリュームの胸の先輩です」

 

 ああ……木田さんのことで僕が忙しいといいたいのか。……胸の話はよくわからん。だいたい文庫本とおっぱいじゃ堅さも形も違うよ。


「というわけで、私が部会を企画する係を今後は引き受けます!」


「あ、ありがとう……でもそんなに忙しくなっていし、大丈夫だよ」


「遠慮はいりません先輩」」


「いや、遠慮してるわけじゃなくてさ……」


 文芸部室には僕と藻葉さんだけしかいない。今更だけど、なぜ耳打ちしたのかも謎という状況なのだ。


「いくら幽霊部員が多いとはいえ、誰も来てないのひどすぎでしょ。連絡も回してないよね」


「全くひどくありません」


 藻葉さんは、文庫本を優雅に広げながら続けた。


「私と、先輩の二人の部会ですから」

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