夕食
風邪をひいてしまいました。
そのせいで、少し更新スピードが落ちています。
本当にすみません。出来るだけ早く治して、更新スピードの遅れを取り戻したいと思います。
「よし、この木を折って…ここに入れて」
俺は火をおこすために木を折って『自作調理場』の下にひき、焚き木の代わりにする。
そして
『紫電!』
バチ、バチチ。
俺の手から紫色の電気が出た。
その電気はしっかりと木と木の隙間に入った。
すると、予想通り高電圧のため火が付いた。
「後は、キャットウルフの肉を木に刺して焼くだけだな…」
キャットウルフの肉を火の上に置き、焼けるのを待つ…。
そして焼けたのは……
黒色をした肉だった。
「……。俺は肉を焼いたよな。」
出来たのは、どう考えても肉から出来たとは思えない色をしていた。
「…こんな色の肉食えるのか?」
いや、そもそも肉を焼いている途中で急に色が変わりこうなったのだ。
何が原因かもわからない。
そこで俺は鑑定を使いこの肉の正体を確かめることにした。
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【肉?】
全く訳の分からない肉。
果たしてこれは一体何なのだろうか?
備考:調理スキルが無いか、レベル不足のためこうなった。
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「『肉?』って何だ!そんなの俺が知りたいよ!」
兎も角、俺には調理スキルが無いのでこうなってしまったのは分かった。
それに……
「…それにしても、こんな便利な『鑑定スキル』でも疑問形なんてあるんだな!」
だって、『果たしてこれは一体何なのだろうか?』だぜ!!
相変わらず、俺の運の数値を疑いたくなるよ…。もしかしてこの数値は低いのか!?
この異世界じゃあ、LUK値はみんな高いのか!?
「…これ、やっぱ食べないとダメか?」
俺は、どうしてもこれを食べたくなかった。
でも食べなければ、『餓死』してしまう可能性もある。
………。
そして20分間悩んだ末、俺はこの得体のしれないものを食べることにした。
空腹で悩むよりも、腹痛で悩んだ方がマシと思ったからだ。
「…食べるぞ…」
俺は肉のついた串を取り、意を決して口の中に入れた。
「……ウッ!」
少しでも美味いかな?と思った自分が馬鹿らしく思った。
結果?言わずとも分かるだろう。
とても不味かったです!!
そして何とか、不味い食べ物を口の中に入れ終わると…。
『#$>%!*の効果でステータスが更新されました』
と、音声が鳴った。
「…なんて言えば良いんだろうな。とても嫌な予感しかしないんだが…」
この前の進化の時もこんな感じの嫌な感じがしたのだ。
つまり……
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ジンヤ・シンタニ(17)
LV1 種族 ??
職業 ???
HP ????/????【固定値】
MP ????/????【固定値】
STR ???【固定値】
DEF ???【固定値】
VIT ???【固定値】
INT ???【固定値】
AGI ???【固定値】
LUK ???【固定値】
*進化可能
スキル 異世界言語LV- 鑑定LV3 光魔法LV7 闇魔法LV5
吸収LV2 進化LV- 精神耐性LV5 気配察知LV4
????
固有スキル 紫電 雷砲
*スキルレベルは進化時に【固定】が解除出来ます。
称号 巻き込まれたもの 精神崩壊者 逃亡者 進化した者
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ほら、こうなった。
「もう訳が分からないよ!それに、絶対バグってる所は俺の食べた肉が原因な気がするんだ!!」
それに…またあの痛みを味わなきゃいけないのか…。
でも…
「でも!もう一回目の進化の時に覚悟は決めたんだ!」
そう、今更迷ってはいられないのだ。
俺は覚悟を決めて、『進化画面』を表示させた。
『進化が可能です。進化しますか?』
『 YES / NO 』
俺は、『YES』の部分を押した。
「もう少しで、痛みg――――――ア、ア゛ア゛ウァ゛ーーー!!!」
痛みが襲ってくるのは前回より早かった。
『【進化】が終了しました。ステータスに反映します』
「い、痛かったー!」
進化の際の激痛に襲われてから、30分。
あの激痛も終わった。
「ようやく終わった。でも、この激痛にも慣れなきゃいけないんだよな」
そう思うと、どうしても気が沈んでしまう。
そして、何とか痛みは治まったのだが…
「絶対ステータス確認したくないよ…。」
だって、前回のステータスの『進化』であれだけステータスの上昇があったのだ。
この場所で敵がどれだけ強いのかわからないが、化け物になり過ぎるのは正直困る。
考えても見てくれよ!
外に出たらいきなり化け物扱いされて、そのまま怖がられながら生き、最悪の場合は処刑とか、想像しただけで頭痛がしてくる。
しかしこの場所で一番危険なのは、相手の力を見誤らない事である。
それは『ゴブリン』の時は相手が最弱の魔物だと思い、『キャットウルフ』の時も可愛いから、と言う見た目で相手の実力を見誤った。
だから、そのためにも自分の実力は知っておく必要がある。
「はぁ、確認するか…」
俺は諦めて、ステータス画面を開いた。
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ジンヤ・シンタニ(17)
LV1 種族 ??
職業 捕食者
HP 6000/6000【固定値】
MP 3000/3000【固定値】
STR 3000【固定値】
DEF 3000【固定値】
VIT 3000【固定値】
INT 3000【固定値】
AGI 3000【固定値】
LUK 3000【固定値】
*進化不可(限界値に達していません)
スキル 異世界言語LV- 鑑定LV5 光魔法LV9 闇魔法LV7
吸収LV4 進化LV- 精神耐性LV7 毒耐性LV2
気配察知LV6
固有スキル 紫電 雷砲
*スキルレベルは【固定】されています。
称号 巻き込まれたもの 精神崩壊者 逃亡者 進化した者
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『ステータスに反映されました』
『進化ボーナス:HP・MPが2倍されました。職業が【捕食者】になりました』
『進化ボーナス:STR~LUK値が5倍されました』
『進化ボーナス:スキルレベルが+2されました』
『進化ボーナス:スキル【毒耐性LV2】を習得しました』
『#$%<!?の効果で全ステータスが+500されました』
「うわぁーーー!!!また、またステータスに何か起きたーー!」
2回目の進化では、1回目の進化とは比べ物にならない程のステータスの変化が起きた。
なのに……
「これでまだ俺のLVが1である事が信じられない!!」
これで、万が一レベルアップしてしまったら……
想像したくない。
「ま、まずは【捕食者】からだな」
俺は気を取り直して新しく変わった職業を確認する。
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【捕食者】
HP・MP値に+500する。
取得経緯:自分で倒した普通食べられないものを大量に食べたことからなった。
備考:
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「絶対それ『肉?』の事だろ!」
そもそも、あれが結局何だったのか分かって無い。
だが、あれを食べてから『進化』や、バグった効果が出たことから、あれは『強くなるための近道』
と、いう事になる。
「…って、あんな不味い物、この後も食べ続けなきゃいけないのか…」
正直言ってあの料理は、俺が地球の時から食べ始めた中で一番不味かった。
もし『料理スキル』を手に入れて料理して食べても、強くなれるのなら俺は、早々にこのやり方に切り替えたい。
「絶対に『料理スキル』を手に入れよう!」
秘かに俺は、『料理スキル』の『吸収』を早めにすると言う事を心の中に誓ったのだった。
「うっ、うーん。…眠い」
そして俺は、異世界召喚1日目から色々とあったので眠たくなり、寝る準備を始めた。
ヒロインの名前・武器の名前・スキルの名前募集中です。
また、前回の募集で感想としてアイデアを送って下さった読者の方々、どうもありがとうございました。
とても参考になり、ちゃんと使わしていただきます。
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ジンヤ・シンタニ(17)
LV1 種族 ??
職業 捕食者
HP 6000/6000【固定値】
MP 3000/3000【固定値】
STR 3000【固定値】
DEF 3000【固定値】
VIT 3000【固定値】
INT 3000【固定値】
AGI 3000【固定値】
LUK 3000【固定値】
*進化不可(限界値に達していません)
スキル 異世界言語LV- 鑑定LV5 光魔法LV9 闇魔法LV7
吸収LV4 進化LV- 精神耐性LV7 毒耐性LV2
気配察知LV6
固有スキル 紫電 雷砲
*スキルレベルは【固定】されています。
称号 巻き込まれたもの 精神崩壊者 逃亡者 進化した者
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