初魔法
PVが30000越えしました。
この二日で1日に10000PV増えているので嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
誤字があったので修正しました。(11月3日)
時は少し遡る。
俺はその場に座って考え事をしていた。
理由は……
魔法の使い方だ。
そう、異世界人で誰もが使いたいと思う魔法だ。
えっ!?早く使えって。
そりゃあ、俺だって早速使おうと思ったよ。
…でもさ、どうやって魔法使うの?
それに気が付いた俺はさっきから必死になって考えている。
だって俺、今日の朝に初めて異世界に来たんですよ!そもそも地球には魔法なんて無かったし…。
そんな奴にいきなり魔法を使えっていうのは、酷いんじゃないですか!
だから、ぶっちゃけ魔法の使い方が分からない。
そもそも『MP』、簡単に言うと『魔力』ってどう使うんだよ!
閑話休題。
そこで俺は、地球での異世界知識をフル活用して考えることにした。
「まず、MPと魔力が同じ意味でこれからは魔力って呼ぶことにするか?」
ちなみに、MPは鑑定でこう表示された。
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【MP】
MPは魔力とも言われ、魔法を使うために必要。
魔法を使うとMPを消費する。消費MPは魔法の規模次第で変わる。
また、MPがなくなると気絶する。
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MP⇒魔力
「次に何処かの小説では『魔力は回路に流して使う』って、言ってたな」
MP⇒回路
「そしてここが大事だが確か『指先に集めるのが簡単だ』って言ってたかな」
回路⇒集める
「って言っても、実際は結構難しいもんだな…。何かいい方法は……」
俺はあともう少しで出てきそうな答えを必死で考える。
…ええと。指先何を集めるかは『魔力』で、それを回路として使い、『魔力は尚且つ循環させておかなきゃならない』っぽいから……。
それに会う答えは…
「…あっ、そうか!指先に集められて、循環させて、回路と言えば…」
『血液』だ!!
俺は早速、血液を指先に集めるような感覚で魔力を扱ってみる。
すると……
出た!
白色だがそれが指先にライターのように出て光っているのだ。
俺は初めての魔力に驚きを隠せなかった。
うぉぉーーー!!!ついに…遂にやったぞ!!
俺は今、魔力を扱ってるんだ!
夢なら覚めてくれ!!
やった。やったぞ!長年の願望の1つの『魔法を使う』って言う目標が叶ったぞ!
これで俺も、はれて異世界の住人の仲間入りだ!!
「よし!このままスキルを使って魔法を――――――」
――――ん?
魔法のスキルってどうやって使うの?
うぉぉぉーーーー!俺魔法の使い方分かんないじゃないか!!
俺は喜ぶのもつかの間、次の問題に直面した。
俺は今まで【鑑定】は、『それを見たい』と言う意識だけで発動していて、他のスキルも同じような感じだったので、魔法と言う名のスキルの使い方が分からないのだ。
それに、魔法を使うために小説でよくある『魔法名』すらも分からないのだ。
『吸収』でスキルを吸収したが、魔法名が分からないことから、これも『吸収』の欠点と言う事になるのだろう。
「うーん。困ったなこれは……」
仕方ない。魔法名が分からないから、別の方法を考えよう。
…にしても、魔法はどんな感じで使うんだ?
…確か魔法はイメージが大切だって書いてあった本があったような…。
「まずは『光魔法』からだな。『闇魔法』より危険は少ないし」
俺は前世の知識を使い、光が発生する原理を目をつぶって考えた。
…えーと、まずは手元を照らしてみるだけだから…
「光には粒子性があって…粒子としての光を光子と言う…。」
「光子は電磁波の量子化によって現れる現象…。つまり、魔法で電磁波を増幅させる」
「光の粒子性に重点を置く場合は光子と言う…。」
「そして、その現象により光が具現化する!」
「『光』」
手元が明るく光ったので目を開けて見てみると、俺の手の先でそれは強い光を発して光っていた。
「うわっ!?まぶしいな!」
「よし!何か少し明るい気がするけど成功だな!!そう言えば…こんなに強い光を攻撃に使う事は出来ないのか?」
俺はもう一度目を瞑りイメージをした。
今度は、粒子性ではなく波動性をイメージする。
「波動としての光を光波と呼び、反射・屈折・回折などの現象を起こす。」
「光のエネルギーは電場の振幅の2乗に比例するから魔法で電場を増幅させる」
「光は、通常直進するので、光を圧縮させ放つ!」
「『光線』」
魔法が発動すると先程とは比べ物にならない光を放ち球体となり飛んでいく…。
そして、その光の球体は50メートルくらい先で爆発した。
『ピカーーーーーン!!!!』
「…おっと、これは絶対に威力を調整して距離を考えて使おう…。大変なことになりそうだ…。」
50メートルくらい先では『閃光手榴弾』の何倍も強烈な光を放ったのだ。
「これ…動物に使ったら軽く失明ものだよな…」
「後は闇魔法だが…」
正直言って、原理が分からない。
だって、闇なんて言っても思い浮かぶのは夜くらいだし…。
「まあ、やっては見るけど」
「とても暗いところで、そんな空間を作り出すような感じで」
「手に収束させる!」
「『暗球』」
『ドーーーーン!!』
鈍い音と共に『暗球』が破裂し、黒い棘のようなものが球体から広がった。
「これってスキルレベル5だよな…」
暗球が終わった後の地面は完全に腐ったりボロボロになっていて完全にオーバーキルだ。
「はっ、あははは…」
俺どうなっちゃうんだろ。本当に…。
「勘弁してくれーーー!!」
その日、多くの魔物が遠くで人が叫ぶ声が聞こえたりしたとか…。
「あっ!?そうだ俺、魔力どのぐらい減っているのかな?結構な威力の魔法使ったからな…」
特に『光線』とか、光線とか…。
俺は若干、テンションをダウンさせて、魔力の残量を確認するためにステータスを見た。
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ジンヤ・シンタニ(17)
LV1 種族 ??
職業 旅人
HP 2500/2500【固定値】
MP 900/1000【固定値】
STR 500【固定値】
DEF 500【固定値】
VIT 500【固定値】
INT 500【固定値】
AGI 500【固定値】
LUK 500【固定値】
*進化不可(限界値に達していません)
スキル 異世界言語LV- 鑑定LV2 光魔法LV7 闇魔法LV5
吸収LV1 進化LV- 精神耐性LV5
*スキルレベルは【固定】されています。
称号 巻き込まれたもの 精神崩壊者 逃亡者 進化した者
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ん?おい、何だ固定値って!
前までこんな表示無かったよな!
おーい。鑑定さーん、仕事してーー。
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【固定値】
ステータスがそのステータス値から変化しなくなる。
しかし特殊な条件下で変化する。
また、ステータス値が変動しないため、【呪い】などの影響を受けない。
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…あっ!答えた。
それにしても、ステータス値が変化しないって、俺レベルアップしてもステータス上昇しないのか!!?
俺、それってメリットあるのか!?
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【特殊な条件下】
その質問にはこの鑑定レベルでは答えることが出来ません。
現在確認されている特殊な条件下:『進化』
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俺、何も意識してないんだが…。
鑑定にも意識とかあるんじゃ……。
…うん!何か気にし過ぎると知りたくない事とか知りそうだから、これ以上は辞めておこう。
それに、進化ではちゃんとステータス変動するのか。
良かった良かった…。
これで変動しないってなったら、此処には危険な魔物が多いから大変なことになるところだった。
後は…『呪い』って何だ?
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【呪い】
何かの影響でステータスやそれに関する物に制限がかかる。
影響については、様々なものがあり詳しくは不明。
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「『固定値』とんでもない代物だったーーー!!!」
それに、そんなに危険な事にならないんだったら結構なメリットだ!
「よっしゃーー!」
最後に魔力の減少量だが……。
俺の見間違いか?100しか減少してないように見えるんだが!
ここで、少し計算してみよう。
3つ強力な魔法を使って消費MPが100って事は……。
俺はあの魔法3つを最大、後10回使えるわけってことか…。
うん!やばいね『MP1000』って!!
それがまだ、進化やほかの条件でも上がるって事だろ!
人間でいられるのかな俺!?
閑話休題。
俺は魔法を試し終わったので、ようやく本来の目的の『食糧集め』に取り掛かることにした。
誤字や脱字があったりしたら、感想で知らせてください。
修正します。
また、ヒロイン名前や、魔法の名前なども教えて下さい。
それを元に、小説を書いていきたいと思います。
また、普通の感想もお待ちしております。
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ジンヤ・シンタニ(17)
LV1 種族 ??
職業 旅人
HP 2500/2500【固定値】
MP 900/1000【固定値】
STR 500【固定値】
DEF 500【固定値】
VIT 500【固定値】
INT 500【固定値】
AGI 500【固定値】
LUK 500【固定値】
*進化不可(限界値に達していません)
スキル 異世界言語LV- 鑑定LV3 光魔法LV7 闇魔法LV5
吸収LV1 進化LV- 精神耐性LV5
*スキルレベルは【固定】されています。
称号 巻き込まれたもの 精神崩壊者 逃亡者 進化した者
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