遂に壊れたステータス
ステータスの職業を、少し変更しました。
指摘があったため、『神魔法・聖』を『神聖魔法』・『神魔法・闇』を『暗黒神魔法』に変更しました。
重力魔法――――――それは『基本属性魔法』に属さない属性の一つで、基本的に範囲魔法が多い。だが、範囲だけで言うならジンヤの普段使う『基本属性魔法』の方が威力がある。
突然だが、少しここで考えてみてほしい。
実際は範囲が狭い魔法を、強制的に範囲を広くする方と、元もと範囲が広い魔法を、そのまま打ち出す方。
どちらが、魔法を制御しやすいだろうか?
―――――もちろん、後者だ。
強制的に広くする際は、とてつもない制御力を使い、普通は発動することすら出来ないが、そこは『ジンヤクオリティー』で何とかなっている………ように見える。
だが実際は、どうしても周りが焼け野原になったり、大洪水になったりしてしまったりする。
「ここら辺でいいか」
町の外壁まで、あと3キロ地点の所でジンヤは止まり、魔物の方を向いた。
既に、魔法を発動する準備は終えている。
「『物質反転』!!」
この魔法は、地球で言う所の『反物質』と同じ原理で発動しているため、スキル『手加減』を全力で発動して、威力を最大限落とす。じゃないと、この世界ごと消滅してしまう可能性がある。
だが、そんな対処もほとんど失敗におわり――――――
ドッドーーーーーーン!!!!!!
激しい爆発音が響き、ほんの一瞬だが辺りが闇に包まれた。
「あー、やっぱり『反物質』を元にした『オリジナル魔法』はマズかったかな?……いや、今のところ俺しか使えないし、まあいいか……」
そう、ジンヤの使った魔法は本来この世界に存在しない魔法だったのだ。
じゃあ、どうすれば良いのか?
答えは簡単だ。存在しない魔法は、創ってしまえばいいのだ。
―――――じゃあ、なぜ俺しか使えないのか?
それはこの魔法を使うには、ある程度『物質』と『反物質』の事を理解していなくてはならないのだ。
化学技術よりも、魔法が発達しているこの世界で、この世界の人間がそれを解明できているとは思えない。
だから、この『物質反転』は『オリジナル魔法』であり『固有魔法』になる。
閑話休題。
そして、ジンヤが魔法の威力で抉れてしまった地面を修復し終わり、出発しようと思っていると―――――
『レベルがおかしくなりました』
「レベルがおかしくなった、だとーーーー!?」
ただでさえ、おかしなレベルがここに来て、更に上がったらしい。流石に、確認しないとマズイのでステータスを開いた。
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ジンヤ・シンタニ(17)
LV ERROR 種族 超越神
職業 ERROR(全職業適応)
HP ∞(表記不可)/∞(表記不可)【固定値】
MP ∞/∞(表記不可)【固定値】
STR ∞(表記不可)【固定値】
DEF ∞(表記不可)【固定値】
VIT ∞(表記不可)【固定値】
INT ∞(表記不可)【固定値】
AGI ∞(表記不可)【固定値】
LUK ∞(表記不可)【固定値】
*進化不明(表記不可)
スキル 異世界言語LV- 森羅万象LVEX+ 神聖魔法LVEX+
暗黒神魔法LVEX+ 火神魔法LVEX+ 水神魔法LVEX+
風神魔法LVEX+ 土神魔法LVEX+ 空間魔法・神LVEX+
時魔法・神LVEX+ 完全吸収LVEX+ 無限進化LV-
全状態異常耐性LVEX+ 完全察知LVEX+ 無限探索LVEX+
創造作成パーフェクトクリエイトLVEX+ 2刀流LVEX+
身体能力強化LVEX+ 魔力転換LVEX+ 魔力吸収LVEX+
神威LVEX+ 神圧EX+ 上位武器作成LVEX+
上位防具作成LVEX+ 創造魔法LVEX+
破滅魔法LVEX+ 雷魔法・神LVEX+ ――――――(表記不可)
固有スキル 魔物の気持ち 眷属化 神化 譲渡
神話 神の特権 ――――――(表記不可)
*スキルレベルは【固定】されています。
称号 巻き込まれたもの 精神崩壊者 逃亡者 進化した者 魔法を極めし者
超越者 神殺しの剣の使い手 世界の破壊者 進化の頂点 限界を超えし者
賢者 進化の先へ進んだ者 超越神 神殺し 無限の使い手
規格外 ――――――(表記不可)
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「何か色々と、おかしくなってるーーー!!!」
このふざけたジンヤのステータスの補足は次話でします。




