表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/44

プロローグ

諸事情により、更新が遅れてしまいました。

「「「「ギョーーーーーーーァァァァ!!!」」」」

うん、何でこうなってんの?





あの後、迷宮の最深部を隈なく探索していると、転移魔法陣らしき物を見つけた。

そして、俺は何とか奈落の迷宮から脱出することが出来たのだ。

「くっ!?……流石にずっと暗い所から、いきなり明るいところに出るときついな」

ジンヤは目を若干、手で覆いながらつぶやいた。


……ジンヤは気が付いていないが、普通は急に明るいところに人間が出ると、様々な症状が出てしまう。例を挙げるとするならば『眩暈』が当てはまるだろう。

普通ならば外に出た瞬間に倒れてしまい、火が落ちるまで動けなくなるか、そのまま魔物に食われてしまうかのどちらかだ。


だが、そこは『ジンヤクオリティー』である。最早、神をも超えた圧倒的なステータスと、ありえない効果を持ったスキルがそうなる事を妨害しているのだ。


「それにしても、どのくらい続いてるんだ。この草原は?」

ジンヤは先ほどからスキル『千里眼』を使って見ていたが、10キロ単位で見ても町らしきものが、見えなかったのである。

これはつまり、半径10キロ以内に町はないと言う事になる。


しかも、もう既に日が傾き始めていたのだ。

「はぁ、流石の俺でもあと数時間で10何キロも歩くのは無理があるなー」

流石のジンヤでも、見ず知らずの土地で何の準備もせずに、徹夜で移動するのは危険すぎると思っている。


…ドド…

「あ?今何かの音が聞こえたような気がしたんだが……」

き、気のせいだ―――――



……ドン、ド……

「やっぱり、気のせいかな?」

気のせいと割り切る俺。

更に、俺の本能が後ろを振り向くことを良しとさせない。



……ドドドドドーーー!!!

だが、俺はとっさに後ろを振り向いてしまった。

そこには……数千は居てもいいと思わせるほどの魔物が俺の方に向かって来ていた。


「お、おい、おいおい!洒落んならないだろあの魔物の量は!」

これが、俺と魔物の地獄の鬼ごっこの始まりだった。

誤字・脱字などがありましたら、感想にて報告お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ