暗殺者 陰山央彦
俺の名前は『陰山央彦』
元地球人で、今は勇者一行の一員で、暗殺屋として生きている。
それにしても、この世界は実に俺によくできた世界だと思う。
理由を挙げるならば、それは今から3ヶ月前の事だ。
―――――それは俺たちがこの世界に召喚された日だった。
流石の俺もいきなりこの世界に飛ばされてしまって困惑していたが、王女の話を聞いて飛び上がりそうになった。
この世界には『エルフ』や『獣人』と言った、地球では決して見ることのできない者たちと会うことが出来るのだ。そして、今の俺は勇者の一人だ。
―――――これがどういう事か分かるか?
そう。つまり、大抵の事は何をやっても許されるのだ。
その事を思いついた瞬間、俺の当分の目標が決まった。
『可愛い女や、女の子たちを犯してやる』
まず、俺を案内するために部屋にやって来たメイド。
次に、ステータスを鑑定してくれる少女。
それから、この国の奴隷として飼われていたエルフの幼女。
最近で言うと、獣人の人妻。
ありとあらゆる女は、全て俺の物だ。
今は、城内の女としか出来ないが、いずれは………。
閑話休題。
ああ、それと『神谷陳也』だっけ。
アイツは、クラスの女全てに嫌われて……ん?アイツの事が気になっている奴も居たっけ?
……いや、きっと思い違いだな。
アイツみたいには決してなりたくないし、見たくも無かったから、スキルにあった『ランダム転移』とやらで、飛ばしてやったんだよな。
まあ、アイツの運のステータスは『鑑定』で見たところ『1』だったから、今頃魔物にでも食われてるよな。……くっ、くく。めっちゃ笑えるよ。
おっ、また次の獲物がやって来たな。
さてさて、どう遊んで壊してやろうかな?
……くっ、くっ、くく。
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テルヒコ・カゲヤマ(17)
LV1 種族 人間
職業 暗殺者
HP 700/700
MP 100/100
STR 250
DEF 50
VIT 50
INT 50
AGI 150
LUK 20
スキル 異世界言語LV- 鑑定LV1 ランダム転移LV―
固有スキル 暗殺技LV1
称号 勇者 女神の加護 異世界人 最上級職業者 不運な者 固有スキル保持者
暗殺の心得 鬼畜者 暴漢
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もう、書いている途中でコイツがラスボスで良いんじゃないか?と思ってもきました。
次回も、勇者編が続きます。




