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迷宮主との戦い1

誤字・脱字などがあったら、報告お願いします。

熾天使――――それは、天使の中で最上級の位に属する天使の名称である。

「ははっ、まさか天使が『迷宮主(ダンジョンマスター)』とは思わなかったな!」


天使は完全に人間の上位存在だ。つまり、この天使は相当の実力を有していることになる。

なので、間違いなく普通の人間ならば(・・・・・・・・)この奈落をクリアすることは出来ない。と言う事になる。

その証拠は、スキル『神眼』を使えば良く分かる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

熾天使(迷宮主)

LV9999+ 種族 天使

HP  99999+(限界突破)/99999+(限界突破)

MP   99999+/99999+

STR 99999+

DEF 99999+

VIT 99999+

INT 99999+

AGI 99999+

スキル 全状態異常耐性LV99+ 完全察知LV99+

    身体能力強化LV99+ 魔力転換LV99+ 魔力吸収LV99+ 

    破滅魔法LV99+ 雷魔法LV99+ 焔魔法LV99+

固有スキル 眷属化

称号 魔法を極めし者 超越者 世界の破壊者 限界を超えし者

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

熾天使のステータスは人間が到達できる事はない程だった。


だが、ジンヤはステータスから見て分かるように天使を超えた神の位だ。

「勝てないことはないが、少し苦戦しそうだな……」

ステータスはジンヤと同じくカンストをしているため、正確な数字は分からない。だがスキルの数は、圧倒的にこちらの方が多い。


チイサキホムラ(フレイムトーチ)

こちらが、敵の戦力を確認している間に『熾天使』が魔法を放ってきた。

「っ!?―――――『水龍(ウォータードラゴン)!!』」


2つの魔法がぶつかり、大量の水蒸気が発生する。

不意を突かれたが、何とか防ぐことが出来た。だが、初手から『上級魔法』を使う羽目になるとは、思っていなかった。


「おらよっと、仕返しだ!『一極集中光線(アサルトレーザー)』!!」

ハイヨルライリュウサンダーボルトドラゴン


魔法がぶつかり、部屋に轟音が鳴り響く。レーザーが龍に向けて進み、龍はレーザーから後ろに居る天使を守る。


「はっ、やっぱり強いな!だがこれならどうだ?『凝縮(グラビティーブレイク)』!!」

『グッ!?』


俺の魔法が上手く通り、熾天使の腕が消えた。否、正確には潰れたのだ。

『凝縮』は、重力魔法を使った応用で指定した場所を自由に小さくすることが出来るのだ。

しかも、その魔法の発動スピードは速く、魔法を使われた対象は防ぐ時間が無いに等しくなる。


そして、今回の指定場所は『右腕』大きさは『分子レベル』だった。

結果として、熾天使の腕が消えたかのように見えたのだ。


『ココカラハホンキ』

「ふっ、今までは本気じゃ無かったのかよ。……じゃあ、こっちも本気で行かせてもらう!」

残念な事に、魔法戦では分が悪い。だが、それは相手も同じだ。


よって、ジンヤと熾天使がこの後とる行動は必然的に同じだ。







『セッキンセンデコロシテヤル』

「接近戦で勝負してやる!」

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