表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エリス・ザ・ファースト~おかしな建国皇女とおかしな周囲の人たちの日常コメディ~  作者: 水渕成分


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

192/205

192 何で地下アイドルみたいになってんの?w

「ん? R-1(アールいち)号さんは『おさわりし放題』で、オキムネはあたしに『金塊』をよこさない『粗忽者』なのではないのか? わんわん店長?」


 エリスのこの返答にさすがの犬咲(けんざき)店長も絶句。


「まあまあまあまあ」

 そこに現れたのは俗物なのに仙人コスの老谷(おいたに)のじいちゃん。

絵栗鼠(えりす)ちゃんもオキムネちゃんもまだまだ若い。ここはこのわしに任せてもらえませんかね? いいだろ? 絵栗鼠(えりす)ちゃん」


「ああ、好きにしてよいのだ。老谷(おいたに)のじいちゃん。あたしは『粗忽者』のオキムネを取り戻せれば、それでいいのだ」


 相変わらずR-1(アールいち)号をどーでもいーと思っているエリスの返事に老谷(おいたに)のじいちゃん、活動開始。

「おーい。アールイチゴウ。こっちに来ーい。絵栗鼠(えりす)ちゃんのお墨付きだぞー」


「何? エリス様ノオ墨付キ?」


 それを聞いたR-1(アールいち)号。女の人たちをまとわりつかせたままで、老谷(おいたに)のじいちゃんのところに移動。


「はいはい。踊り子さんには手を触れないで」

 妙な形で仕切りだす老谷(おいたに)のじいちゃん。


 BOOOO


 R-1(アールいち)号から切り離された女性陣。抗議のブーイング。


「まあまあまあまあ。この後、アールイチゴウは店内を回りますので、ファンサービスはその後にバッチリ行いますので」


 何か妙に慣れてない? 老谷(おいたに)のじいちゃん。


 すりすりすりすり


 一方、エリスは女の人たちが僕から離れたら、一気にこの状況に興味をなくしたらしく、すりすりを始めた。


 ◇◇◇


「ねえねえ、仙人さん。アールイチゴウさんのCDは出てないの? あたし買うよ」


「うむうむ。アールイチゴウとわしのユニット『孔明&南華老仙』で近日中発売予定なのだ。買ってねー」


「買う買う二十枚買う」


 何なのよもう。「孔明&南華老仙」って。息吐くように大ぼら吹くんだから。どうなっても知らないよ。老谷(おいたに)のじいちゃん。


「ねえねえ。アールイチゴウさんとチェキしたい」


「はいはいはいはい。このライヴが終わったらね。一枚二千円ね。プラス五百円でアールイチゴウのサインが入るよ」


「わー、サイン入りほしいっ!」


 えーと。もはやどこからツッコんだらいいのか。ライヴって何よ。ただコスプレして店内歩いているだけじゃん。それに何でR-1(アールいち)号が地下アイドルみたいになってんの?


 すりすりすりすり


 エリスは相変わらず老谷(おいたに)のじいちゃんが勝手にR-1(アールいち)号を地下アイドル化していることに全く無関心。すりすりに集中。


「ねえねえ。アールイチゴウさんと握手したい」


「はいはい。ライヴが終わったらね」


「ちょっとちょっと老谷(おいたに)さん」

 おっ、さすがに犬咲(けんざき)店長、止めに入るのかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
息を吐くようにほらを吹く老谷のじいちゃんはすごいな。
ある意味平常運転( ˘ω˘ )
孔明&南華老仙のライブに行ってみたい
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ