お久しぶりのあなた方、幸あれかしと
実に年数をまたいでの本作執筆となる。
色々あったなあ(しみじみ)。
ここでは九藤の緩んだ姿を綴っているので、最近、九藤を知られた方はびっくりめさるな。
いやあ、良い季節になった。
九藤は先だって山口県岩国市に旅行に行き、来月には鎌倉、再来月には箱根訪問の予定である。
ごーとぅーきゃんぺーんの利用というやつである。
ただ、体力のない貧弱な九藤が(その癖食い意地ははっている)、「九藤のライフはもうゼロよ!」とたびたび喚き立てるので、連れには些か申し訳ない。
我慢してもらおう(結論)。
いや、それにしてもこのエッセイを前に書いた時には、自分の書籍化が決まるなどとは思ってもいなかった。だってほら、九藤の作品って基本、ラノベの家風に合ってないしね。
人生はわからんね。
家人の体調不良などもあり、万々歳とはいかないのが現実なのだ。
しかし今回の旅行のごちそう三昧で、九藤の大きなえくぼと言い張っていたこけた頬も無事、戻りつつある。
美味を味わうにつけ、困窮している友人に何もできないことが申し訳ないのだが。
国の生活保護制度ってやたらせちがらいよね。
やあ、らしくもなく政治に関わることを言ってしまった。
岩国と言えば新連載『陰陽歌人は夜を歩く』の最新話の舞台にも使わせてもらった。九藤にとっては父方の故郷であり、都合が良いのだ。
そうして「岩国は九藤の庭のようなものだからね!」と豪語しながら見事に道を見失う九藤。優秀な連れに導かれ、無事、宿に帰還した。
この宿というのが、半月庵と言って知られた料亭旅館で、陰陽歌人のほうに詳しく書いてある。ぜひ、読んでみてほしい!
さて明日は書籍化についての編集長との打ち合わせ。
このご時世ゆえ、リモート会議である。
お会いして呑みたいんだけどなあ……。
さあ、では久方の再会は(もしくは初めましてだ)このへんで。
こんな感じでゆるゆるエッセイだからそこんとこよろ!




