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すぐ壊れるなど何かしら出来の悪い創造物があったとして、それを作り手じゃなくて道具のせいにするのってどうなのという話

テンプレは手段であって目的ではないし、道具であって作り手ではないと思うの。

 皆さんはなろうテンプレ要素のある作品、好きですか?

 なろうテンプレ自体については肯定も否定も好きも嫌いも分析も考察も様々な方が述べているようですが、自分は割と好きです。展開傾向や設定などを(実際そうかは別として)ある程度予想しやすいので読み始め易い&ある程度の段階まで読み進め易いですし。


 一言になろうテンプレといっても異世界召喚ものや悪役令嬢ものなどのジャンルごとの展開傾向と、金貨や銀貨といった通貨やギルドの有無といったもう少し大きな範囲での設定傾向なんかがある訳ですが、なろうテンプレについて触れられる際はジャンルごとの展開傾向についてが多いような印象です。

 

 ちなみに好き嫌いを別にしてもテンプレは便利ツールとして非常に良いものだと思っています。

 骨組みというか枠組みがあるようなものなので、そこに書きたいテーマや設定、能力などを当てはめて行くとそれだけでも形にしやすそうで。

 基礎部分を簡略化出来るのはテンプレの強みだと思います。その分の労力を他に回せる的な意味でも。

 とはいえ書こうとするものを形にしやすい点で優れているとは思いますが、何を書こうとしているかはっきりしていないと上手く機能しないのでテンプレに沿うだけでは面白くならないのだろうなとも思います。


 テンプレを醤油だとすると(唐突な例え)、テーマや設定やキャラなんかは他の調味料や出汁、素材などでしょうか。

 テンプレという単一の味だけで調理されていてはすぐに飽きがくる。しかし他の要素がしっかりしていれば美味しく調理出来るし別の料理にもなる。

 醤油ベースという時点である程度範囲が狭まってしまう気もしますが、それでも活用できる範囲は広い気がします。


 人気なジャンルや母数の多い集団においてテンプレ的なものが出来るのは良かれ悪かれ仕方の無い事ではあると思います。それがマンネリ化や粗製濫造(失礼)を伴うものだとしても。

 しかしこういった場所においては初心者の方が書き始めるきっかけや後押しになるものだとも思いますし、作者になる方が増える可能性がある時点で個人的には悪い事以上にメリットがあるのではないかとも思います。


 まず大事なのは表現したい事を考えつける事。次にそれを表現できる事。

 どちらも敷居が高いと思いますがそれを低く出来るテンプレはやはり便利。オリジナリティなんて書いてみて足りないと思ったら足して行けばいいと思うのです。


 使える手段を使い自分に出来ない事を出来る人、挑戦しようとする人を自分は尊敬しています。

 その作品、これからも楽しませていただきたく思います。


 などと読み専が偉そうに言ってみる。








 蛇足。

 なろうテンプレ自体、もしくはそれを使った作品(テンプレを使って作品を書く姿勢?)に対する否定的な意見は度々見かけます。

 その内容に関しては、当然煽りや一方的な物言いでない事を前提とした上でですが同意・共感が出来たり出来なかったりといった所。

 いずれにせよ一方的な否定はともかく反対意見や別視点の意見なんかは視野が広がる事もあるので意見を知る事自体は割と好きではあります。


 しかし批判を述べる事に関してほとんどの場合ある一点が記載されておらずちょっと気にかかります。

 それは発言者が、

 以前テンプレ作品を読んでいたor今も読んでいるなど楽しめていた(いる)時期があったのか。それが何かのキッカケで楽しめなくなったのか。

 読んだ事はあるが発言者自身には合わないと感じているのか。

 読んだ事が無くテンプレの印象や他の人の意見を基にした発言なのか。

 等、発言者自身が批判を述べる事になった経緯です。


 最初から嫌いだったのか何かのきっかけで嫌いになったのかって結構大きい違いだと思うんですけどねえ。

 ……この辺を書くとどんなに分析や考察をして正当性を語ろうが一気に個人レベルの批判にまで落ち込みそうなのでそれが原因なんですかね(自己解決)。

自分が気に入らないというだけの事を正論ぶられるのってあまり良い気はしませんからね(毒)。

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