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第323話  ダイヤの過去②

■クリス



「私は孤児院の最初の児童の一人だった。ケイ、カミュ、レミィ、そして私。みんな私みたいに親から虐待を受けていた子で、研究施設で身体の一部を失っていた。ケイは右脚、カミュは耳、レミィは両目……だけど私たちはみんなで力を合わせて精一杯生活していた。本当に楽しかった。幸せだった。リッチ神父は教会の地下室で私たちの傷の治療をしてくれた。失った体の一部が再生することはなかったけど、痛みは一切なくなった」




 ダイヤ……リナ・ジュールズベリーはさらに続ける。




「私たちはリッチ神父も含めて本当の家族になった。でも幸せな生活は長くは続かなかった。まずはケイが、次にカミュが里親に引き取られたの。それからしばらく私とレミィとリッチ神父だけになったけど、ある日孤児院に新しい児童が4人来た。アルマ、ナタ、ピノ、イミル。私やレミィより少し年下で、みんな私たちをお姉ちゃんとしたってくれてて、わたしとレミィも4人が好きだった。けど1年の間に4人は孤児院を出ていった。そして私の番が来た。私はある晩、リッチ神父に地下室に呼び出された。そしてリッチ神父は私を殺した。痛みはなかった。ただ温かくてふわふわして肉体から離れていくの。けどね、私は何かにつなぎ止められたの。ドス黒いもやもやで、姿は見えない。そのとき感じた心の底から湧き上がる恐怖は今でも忘れられない。アレがなんなのかはわからない。でも間違いなく人間ではない高次元の存在だった。こうして私はガイストになったの。私は察したの。私はまた白衣の大人たちの実験に使われるって。そんなとき、クリスが来た。クリスは私を引き取りたいと言ってリッチ神父と孤児院の応接室に消えていった。それから1週間後、私はクリスに引き取られた」




 To be continued!⇒

この作品をリメイクします(漫画&小説のハイブリッド作品)!

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