表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
337/363

第317話 ブラックホール(仮)

■ジョーカー



 わたしは10メートル先に極小のブラックホールを形成。

 ブラックホールは半径20メートルのあらゆる物体を引き寄せる。木々や岩、そしてゲオルグも。

 ゲオルグは踏ん張っているがブラックホールの引力には勝てずこちらに飛んできた。

 周囲に万有斥力による重力緩衝領域を展開することにより、わたしと凛はブラックホールの影響を受けない。

 マイクロブラックホールの生成に成功したと思った。だが違った。何かがおかしいわ。

 たしかに超重力ではあるのだが、ブラックホールと切っても切り離せないアレがない。そう、時間の歪みよ。

 ブラックホールの周辺では時間は遅くなる。しかし

それを観測することはできない。

 つまりコレはブラックホールではなくただの超重力装置。さすがにそんなに簡単に作れるものじゃないわよね。

 なーんだ。残念。もっと頑張んないとなー。とりあえずゲオルグを始末しちゃわないと。

 わたしはダークマターで無数の長槍を形成し、一気にゲオルグに放つ。ゲオルグの肉質はさっきの攻撃で柔らかくなっているので、ダークマターの槍はしっかりと突き刺さった。

 かなりのダメージを与えたはずだけど、ゲオルグはなかなかタフな野郎だわ。まだ息をしてる。

 しょうがないからちょっと本気を出してあげるわ。じゃないとこのデカブツ、死なないもの。

 わたしは空中に飛び上がりゲオルグの頭上に移動する。そしてヤツに両手をかざし、8割の力で拡散範囲70パーセントのダークエネルギーを放出。

 土煙が晴れるとそこにはボロボロのゲオルグと地面に空いた大穴があった。

 オーバーキルだったみたい。地面に大きな穴まで開けちゃった。

 けどこれで特級昇格試験は終了ね。ふふ、楽勝だったわ。




「すごいよジョーカー! あんなおっきなドラゴンを簡単に倒しちゃうなんて!」




 凛はぴょんぴょん飛び跳ねながらわたしに賛辞を送ってくれる。かわいいわねほんと。




「お見事だねロード。審査員のみんなも絶賛してるよ」




 レオはおよそ100メートル先から4、5数秒でやってきて息を切らさずに平然とした顔で言った。相変わらず凄まじい身体能力ね。




「じゃあこれでわたしたちは晴れて特級魔術師に昇格できたのかしら?」



「もちろん、文句なしの合格だよ。筆記も2人そろって満点だし、君たちは本当にすごいね。おめでとう」




 ちなみに筆記は夏休み前に魔術学園で受けたわ。もちろん満点よ! すごいでしょ! ほめてほめて!

 さあ、フランス支部に戻って証明書を受け取りに行こう!




 To be continued!⇒

ご閲覧ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ