第286話 ロンドン観光1日目
■隆臣
俺たちはセバスさんにリムジンでロンドン中心部まで送ってもらった。
行きたいところをピックアップしてきたけど、たくさんありすぎて今日1日だけじゃ回れなさそうだな。
エーリンとレオにメモを見せて最適なルートを割り出してもらい、ロンドン観光がスタートだ!
さあまずはここ! 世界遺産ウエストミンスター宮殿! ここはイギリスで最も有名な世界遺産だよな。テムズ川越しのアングルが最高だね! ウェストミンスター橋も映るこの位置やばい! めっちゃいい写真取れまくりなんだが!
お、あそこに赤い電話ボックスがある! ロンドンといえば赤い電話ボックスも有名だよな。赤い二階建てバスも道路を走っているぞ。
――キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
しかしこの鐘の音! くッ! 聞くだけで現実に引き戻されてしまうッ! おっと……興奮しすぎた。ちょっと落ち着こう。
凛、ジョーカー、エースは3人で一緒に写真を撮っている。みんな笑顔だ。かわいいな。
そして3人はエーリンとレオも含めたちびっ子軍団みんなで写真を撮り始めた。吸血鬼、特級の魔女、分割高速演算保持者、禁忌の魔女とその子孫……そうそうたる顔ぶれすぎるだろコレは。
でも俺だけじゃなくてみんなもそこそこ満足してるっぽいな。そして最後には俺も入れた6人で記念写真を撮った。
ウェストミンスター橋を渡って間近でビッグ・ベンを見る。意外とデカイな。迫力がある。そしてここでも写真を撮ってと。うむ! いい写真がいっぱい撮れた!
次はバッキンガム宮殿。ここは国王が住んでいることと近衛兵で有名な場所だ。
バッキンガム宮殿はビッグ・ベンとは逆に思ったよりも小さい。いた、近衛兵だ! 赤い兵服を着て頭には大きな黒い帽子を被っている。めちゃくちゃかっこいい! ビシッと一切揺れることなく銃を肩に担いで立っている。
俺たち6人はバッキンガム宮殿をバックにしてまた記念写真を撮影した。
さあお次はウェストミンスター寺院。ここはイギリス国教会の中枢で国王の戴冠式など王室行事を行なう教会だ。ゴシック建築の最高傑作と呼ばれているが、この建物もめちゃんこかっこよろしい。チケットを購入して中に入ることもできた。本当にこんなところあるんだな。まるでゲームの中の世界あるいはファンタジーの世界に入り込んだみたいだ。
ロンドン塔。ここも有名な世界遺産だよな。ロンドン塔といえばカラス。それもただのカラスじゃなくてレイヴンと呼ばれる魔獣種のカラス。ナディアの使い魔のラナも元はロンドン塔のカラスだったんだって。エーリンが教えてくれた。
ロンドン塔といえば幽霊。幽霊は四次元の存在で俺や凛、エーリンやレオには視認できないのだが、ガイストとして高次の存在となったエースやジョーカーには幽霊を視認することができるようで、2人は幽霊たちと楽しそうにおしゃべりしていた。すごい光景だった。
タワーブリッジ。ここもイギリスのランドマークの1つだよな。残念ながら橋が開くところは見られなかったが、タワーブリッジと二階建てバスの最高のツーショットを収めることができた。
今日の観光はここでおしまい。歴史と魔法とモダンが融合したロマンの都市ロンドン、最高すぎた。
それで俺たちはロンドンで夕食を取ってからセバスさんに迎えにきていただいてストラトフォード邸に帰った。
マジで疲れた。観光が楽しすぎて疲れなんてすっかり忘れてたけど、風呂に入ったりなんなりして自室のベッドに横になった瞬間睡魔に襲われ、朝まで爆睡してしまった。ちなみに明日はアーサー王の墓にもいくつもりだ。
To be continued!⇒
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