第237話 ダークエネルギーの槍
きのうはすみませんでした! 本当は投稿したかったのですが、色々忙しくて投稿することが出来ませんでした! 本当に申し訳ございませんでした!
■ジョーカー
船倉に到着した。地下にもコンテナが所狭しと敷き詰められ、積み上げられている。
「ヤツはどこかしら?」
「俺にも細かい位置はわからない。けどさっきより残り香が強くなっている。傲慢魔法で視認はされないけど、アザエルは神霊だから第六感で感知される可能性は高い。それと影を操るガイストのことも忘れちゃいけないよ」
「了解」
わたしは再び斥力バリアを展開。影には対応できないけど、アザエルの奇襲は防ぐことができる。
未だに上からは巨人が隔絶の結界を叩く音と振動が伝わってくる。
すると、
――カツ……カツ……カツ……カツ……
革靴の足音が聞こえてきた。
「アザエル……」
ウッズに憑依したアザエルが背広の襟を正しながらコンテナの間から現れた。わたしたちには気づいていないが、神霊のすぐれた第六感で気配は感じ取ることができるのか、辺りをキョロキョロ見渡している。
アザゼルの手にはランタンのようなものが握られており、中には青白い火の玉のようなものが揺らめいている。あれが玄武の霊核かしら。
わたしはレオに耳打ちで、
「どうする?」
と、小さな声で尋ねる。
レオは少しの間あごに手を当ててから、
「ヤツを戦闘不能にする」
とわたしに耳打ちして答えた。
たしかに神霊の権限を宿したウッズから霊核の入ったランタンを奪って逃走するには戦闘は不可避だ。
レオは続けて、
「レディーは時間を止めてランタンを奪ってからヤツを攻撃。僕も時間が動き次第攻撃する。OK?」
「OK!」
わたしはロザリオに血を付着させ、シュヴァルツの大魔術を展開して時間を停止する。
アザエルの目の前に立って玄武の霊核が入ったランタンを奪い取る。
確実にヤツの息の根を止めるには300パーセントじゃたりない。もっと……900パーセント!
まずはイメージトレーニング。拡散範囲を33パーセントから11パーセントに縮小……OK! イージーだわ! これで威力9倍のダークエネルギーを放つことができる。
アザエルの顔面に左手を翳し、
「脳漿盛大にぶちまけなさいっ!」
わたしは拡散範囲11パーセント威力9倍のダークエネルギーを放つ。
時が再び動き出す。ダークエネルギーは槍のように伸び、アザエルの顔面を貫いた。鮮血に混じって肉塊や骨の破片、目玉や脳みその破片が飛び散った。神霊と同化しているとはいえ、頭を破壊すれば身動きすら取れないはずよ。
続いてレオは封鬼術という魔術でアザエルの全身を燃やす。
封鬼術は吸血鬼狩りの魔術師が編み出した特効魔術で、擬似太陽光を用いて対象を焼却する魔術だ。吸血鬼のレオが封鬼術を使うなんておかしな光景ね。この魔術は日光未克服の吸血鬼に対しては効果抜群だが、それ以外に対しても炎によるダメージは通る。
アザエルは倒れ、全身を炎に焼かれている。勝負あったかしら? とはいえ油断は禁物。わたしたちは封鬼の炎が消えるまでアザエルから目を離さなかった。
To be continued!⇒
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