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第195話 オーラの使い魔たち

◾隆臣


 翌日。

 オーラは防衛隊全員を目白邸に呼び出し、自身の使い魔による偵察の結果を報告してくれた。

 オーラの使役する魔獣は、一度匂いを覚えるとその対象がどこにいても探し出すことができるんだとか。加えて対象が接触した人物が接触した人物までの匂いを記憶できるので、対象の匂いを記憶するだけで何人もの人物の匂いを覚えることができるんだって。

 おととい。魔剣の蔵との戦闘時にオーラは使い魔たちに魔剣の蔵の匂いを覚えさせた。

 魔剣の蔵の匂いの中には複数の人物の匂いも混ざっていたという。

 その人物というのが、ジャック・ザ・ミキサー、赤の剣の幹部、赤軍と呼ばれる赤の剣の過激派の幹部、羽田空港旅客機墜落事件の実行犯であり反ブラド過激派の幹部である。

 さすが魔剣の蔵。出会った人物の顔ぶれが尋常じゃないよな。

 そしてきのう、オーラは魔剣の蔵、ジャック・ザ・ミキサー、赤の剣の幹部、赤軍の幹部、反ブラド過激派の幹部にそれぞれ使い魔を送り監視をしていたので、彼らの今後の動向が予想できた。

 まずは魔剣の蔵。やつは妖刀を諦めたのではなく、単純に機をうかがっているだけ。当分はイオと東京観光をするようで、爺さん目白が襲われることはしばらくの間なくなりそうだ。

 続いてジャック・ザ・ミキサーこと有明武人こと月島恭平。こいつはついに例のゲームを始めるつもりらしい。以前彼が警視長官に送った手紙に記して殺人モグラ叩きゲームのことである。

 赤の剣は引き続き消えた玄武を追っており、MMA東京本部とは対立の構図ができあがっている。

 赤の剣の姉妹組織の赤軍は、日本だけでなく世界各地でテロを起こそうとしているんだとか。すでにアメリカサンフランシスコのチャイナタウンで爆破テロが勃発しており、十数人が死亡し、30人近くが重軽傷なんだとか。日本でテロの起こる危険性があるとなると、公安零課こうあんゼロかとかいう警視庁の特殊な組織もついに動き出すんだとか。そうナディアが言っていた。公安零課って、フィクションの世界だけのものだと思ってたけど、本当にあるんだな。

 反ブラド過激派の幹部は鳥仮面をつけた女で、羽田空港旅客機墜落事件の際に旅客機に居合わせていたものの生存した2人のうちの1人だ。彼女たちの目的はアトラスと呼ばれる古代アトランティスの末裔たちを地球上から1人残らず排除すること。アトラスってのはいわゆるRH-の血液型を持つ人のことで、実は凛もRH-なので反ブラド過激派に狙われているのだ。



 To be continued!⇒

ご閲覧ありがとうございます! 本日で第2部第2章は終了です! 明日は用語紹介を、明後日はキャラ紹介を行います。そしてしあさってからは第2部第3章「マリーンエデン編」でございます!

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