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いやさ、ジャンル恋愛になってるから恋愛もさせようと思ったんだけどさ……ごめん、恋愛アレルギーが出た

もう60話か

いや、2ヶ月書いててまだ60話というべきか

ラノベなら2ヶ月で一冊ペースとかだもんな

そう考えると俺は大分遅いペースというわけか


100話くらいを目安に終わりたいなーとかおもってたけど、これ絶対に終わらんわ。

『はい、8番、ご馳走様でした。だれか、コーヒー持ってきてー、ブラックで』


 ナイス先輩!


 俺は心の中で先輩を褒める。


 あのままだと、気まずい空気だと何を言えばいいのかわからなかったからさ。

 それでも、なんか奏ちゃんの顔を見るのが恥ずかしくて、顔を上げれないんだけどさ。


 大衆の前でなんて事を言い出すんだよ……。


『あ、ありがとう……あれ? ブラックなのに甘いや……もう8番が優勝でいいんじゃね? って感じがするけど……だが、それでは面白みの欠片もないので、早速一つ目の試練行っちゃうよ……というわけで、不良役をやってくれるのはこのお方! たまたま近くに居たガラの悪そうな生徒さんです』


 舞台袖から来栖さんが出てくる。


 あ、なんか不機嫌そう……


『じゃあ早速8番から行ってみましょうかねー、さっきみたいにイチャイチャパワーがあれば乗りきれるでしょ』


 ニヤニヤしながらそう言う坂本先輩。


「「っ!」」


 その言葉に思わず反応してしまう俺と奏ちゃん。


 やめろ、折角水に流せそうだったのに盛り返すんじゃない。


『ささ、早く有利君以外は舞台袖に引っ込めー、奏もなー』


 素が出た坂本先輩に言われ、俺と来栖さん以外が舞台袖に引っ込む。


 え……不機嫌そうな来栖さんと一対一ですか? 


「……あの……もしかして……怒って……る?」


「まだ……怒ってない」


 ……ま、まだ……なんだ。


「あの……どうしてこちらに?」


「ブラブラしてたら、訳もわからず連れてこられた」


「……あ、そうなんだね」


「それよりも……アタシは有利、あんたを襲えばいいんだよな?」


「え? あ、うん……そう……ですね」


「基本やりたがらないが、やるからには、手を抜かない主義だ……本気でやるぜ」


「……え……いや、演技でいいんだよ?」


「それじゃ、面白くねぇよな……つーわけで、ちょっとアタシと遊ぼうぜ」


 ニヤニヤと笑いながらそう言う来栖さん。しかし、目は笑っていない。


「えっ……いや……」


 どうしよう、来栖さんガチだ……すげー怖いんだけど、足がすくんで動けねぇ。


「可愛いね、君……ちょっとでいいから遊ぼうぜ?」


 そう言って、来栖さんは俺の手首を掴んでくる


「えっ……いたっ」


 俺は抵抗して、なんとか手を振りほどこうとしたが、かなしいかな、俺の力では振りほどく事どころか、満足に動かす事も出来ず、逆に手首を強く握られ、痛みと恐怖で体が硬直してしまう


「ほら、さっさと行くぞ(悪い、有利、力いれすぎた)」


「あっ……」


 力は緩めたが、グイッと手首を引っ張られ、そのせいで数歩よろめく。


 ヤバイ、怖ぇえ……演技ってわかってても迫力半端ねぇって……。


 俺は恐怖のあまり、思わず目をつぶる。


「ちっ……ちゃんと歩「有利君から離れてくれないかな?」……あ?」


 突然手首の痛みが消えて、不審に思って目を開けてみると、俺の手首を掴む来栖さんの手を掴む奏ちゃんの姿があった


「か、奏ちゃん」


「ごめんね有利君、先輩がなかなか行かせてくれなくて」


 俺の方を向いて、申し訳なさそうにそう言う奏ちゃん。


「奏……痛い目みる前に離しな」


 眉間にシワをよせ、するどい眼光で奏ちゃんを睨み付ける来栖さん。


「嫌だ」


 だが、奏ちゃんは一歩も引くことなくそう言う


「離せって……言ってるのが聞こえないか?」


 来栖さんも引かずに、さらに鋭い眼光で睨み付ける。


「嫌だよ」


 それでも動じない奏ちゃん


 端から見てる俺の方がハラハラする。


「……ちっ、アタシの負けだ」


 来栖さんが根負けし、舌打ちをするとそう言う。

 そして、奏ちゃんも来栖さんの手を離す。


「こ、怖かったぁ」


 俺はその場に尻餅をついてそう呟く。


「はは、私も怖かった……」


 苦笑混じりそう言う奏ちゃん。


「本気でやらないと意味ないだろ……で、どうだった? 奏はよ」


 さっきまでの気迫が嘘のように、けらけらと笑いながらそう言う来栖さん。


「……チョット、かっこいいって思った」


 来栖さんに聞かれ、呟くようにそう言う。 

 だって、あれに動じないって……かっこいいじゃないかよ。


「……ん? なにか言った?」


 奏ちゃんが、そう聞いてくる。


「ありがとうだとよ」


 それに来栖さんが答える。


「えっ、ちょむぐっ」


 そんなことは言ってないと言おうとした俺の口を、片手で塞ぐ来栖さん。


「えへへー、どういたしましてだよ」


 奏ちゃんは、嬉しそうな笑みを浮かべてそう言う。


「っ……」


 あーもう、かっこよくて可愛いとか…………卑怯だろ。

 くそ……顔が暑い。


◇◆◇◆


その頃、会場では


『甘い……だと!? 嘘だろ……これ、ブラックだぞ……』


「救護班!! また人が出血死しそうなレベルで鼻血出して倒れました!」


「なに! もう、献血のストックもベッドも残ってないぞ!」


「きゃー! こっちでも人がっ!」


「畜生! 一体どうすればいいんだ!」


『くっ、いくら苦味を濃縮してもコーヒーが甘い……こうなったら、カカオ99%のチョコで対応を、パクッ……だから、なんで甘いんだっ! だったら逆に甘いものを食ってやる! おえぇ、胸やけやっべぇ……あ、次のカップルの方、お願いします』


「……なにこのカオスな空間」

「あはは……」


 死屍累々……というのはこういうことを言うんだろうか。


「なんだ、まだ他にもいるのか……まぁ、さくっとお前ら優勝させて終わりにしてやるよ」


 フッと笑ってそう言う来栖さん。


「……頑張れー」


 いや……本当、来栖さんなら出来そう。


◇◆◇◆


『はい、というわけで優勝はこの二人! 空条有利と染谷奏のペアでーす、もうね、やる前からわかりきってましたよ、見てくださいこの缶コーヒーの山を、そしてモブキャラの皆さんの死体の山……死んでないけど、とにかく文句なしの優勝だーーっ!』


 半端ねえ……来栖さんマジで半端ねぇわ。

 睨むだけで土下座に追い込むんだもんな……それに真っ向から向かう奏ちゃんもすげぇけどさ。



『優勝した二人には、そのうちなんか送られると思いますんで楽しみにしててねー、というわけで……文化祭終了だぜ!』


高校卒業までやりたいけど、半分過ぎていまだに一年の一学期だぜ?


単純に考えても、このペースでいったら600近くかかるじゃないか

え……何年かかるの?


うわっ……絶対に途中でエタるやん……。


あ、でも文字数だと150万くらいだし、もしかしたら行けるかもしれないな。

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