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コスプレするなら……そうだな……ギルガメッシュのキンピカの鎧着たいかな。

更新する度ブクマが減る減少。

……ま、話が合わないんだろうな。

途中で着いていけずにリタイアしたか……お前のテンションは所詮その程度。

テンション力たったの5……ふっ、ゴミめ


私のテンション力は538000です。


一週間後


「終わったね!」


 テストが終わり、これから帰ろうかと教室を出たときに偶然奏ちゃんに会うと、満面の笑みでそう言ってくる奏ちゃん。


「それは……どっちの意味で?」


 内容? それとも日程? もしくはりょーほーですか?


「もちろん、テストが全部終了したって意味で」


 サムズアップでそう言う奏ちゃん。


「お、てことは赤点回避できてそう?」


 自信満々と言った様子の奏ちゃんにそう聞く。


「英語がちょっとヤバイけどね……けど大丈夫だと思う……多分……おそらく……なるべく」


「そこは、しっかりしようぜ」


 どんどんと表情が暗くなっていく奏ちゃんにそう言う俺。週末に頑張ったってのに赤点取ったら意味がないぜ。それに教えた俺も報われない。無駄な努力御苦労さん……になっちゃうよ。


「そんなことよりも、テストも終わったし遊びに行こうよ。ゲーセン行こうよゲーセン。新しくコスプレしてプリクラ撮れるようになったらしいよ」


 暗くなったと思ったら、今度は急にハイテンションになりそう言う奏ちゃん。


「なにっ……コスプレだと? 王子、是非とも王子のコスプレを」


 唐突に現れて会話に割り込んでくる麗奈さん。相変わらず麗奈さんは神出鬼没すぎる……。というか、王子のコスプレってどんなのだよ。


「じゃあ、三人で行こうか」


 俺はそう言って、三人で奏ちゃんの言っていたゲーセンに向かう。しかし、コスプレ衣装か……どんなのがあるんだろ。奏ちゃんは何でも似合いそうだな。ナース服とか着てほしい。麗奈さんは……うん、女騎士一択だな。俺は何が似合うだろうか? 女装? 


 なぜ真っ先に女装が出てくるよ。いや、自分で言うのもなんだが、似合うだろうだろうな……けど他にも色々あるのに、なぜ真っ先に女装を思い浮かべたんだよ俺!


◇◆◇◆


「あ、あったあった、これだよこれ!」


 そう言うと、コスプレで撮れるプリクラ機に向かって走り出す奏ちゃん。

 

 そのプリクラ機の隣に、大量のコスプレ衣装がクローゼットに並べられており、さらにその隣に更衣室が設置されていた。どうやら、レンタル料に百円を支払う必要があるらしいが、衣装は自由に変えられるらしい。


「なんのコスプレしようか有利君? チアボーイにバニーボーイ」


 なんだその吐き気を誘うような単語は……チアボーイにバニーボーイだと? いや、チアボーイは応援団的なものだろうから百歩譲ってよしとしよう。しかしバニーボーイ……てめーはダメだ。なんだバニーボーイって……バニーはガールだから許されるんだよ! ボーイじゃダメなんだよ!


「えっと他にないかな?」


「無論王子は王子のコスプレに決まっているだろう」


 コスプレ衣装の詰められているクローゼットから、王子のコスプレ衣装を取り出してそう言う麗奈さん。白いジャケットに金の刺繍で装飾の施された服は中々に格好いいと思う。


「いやいや、有利君はこういう猫とか可愛い系が似合うに決まってるよ!」


 奏ちゃんは、対称的に黒色の猫耳猫尻尾とショートパンツに猫の形の穴が開いた胸周りのみを覆う形のトップスを手にとってそう言う。


 待って奏ちゃん、それは可愛いというより、エロいやつや。あと、男の俺にそれはキッツいわ。流石に着れない。


「バカを言うな、王子は王子だろう」


「猫耳!」


「王子!」


「猫尻尾!」


「王子!」


「有利君はどっちが着たい?」


「そうだな……着るなら王子の方がいいかな」


 あの……猫の方はね……流石にね……。うん、着れないわ。本能が拒否してる。


「負けたっ……」


 ガクッと膝から崩れ落ちる奏ちゃん。すまん、流石にそのデザインは着れないわ。見るのはいいんだけどね。エロいし。


「言ったろう。王子はやはり王子のコスプレが似合うのだと」


 勝ち誇ったような表情でそう言う麗奈さん。たしかに今回は麗奈さんの勝ちだな。


「有利君……せめて猫耳と尻尾だけでも……」


「えっと……まぁ、それくらいならいいかな」


 耳と尻尾なら大丈夫だ。着けるのに抵抗はない。


「で、二人はなんのコスプレするの?」


「え? しないよ?」


「ダメだよ。コスプレしてよ」


「だって、私は似合わないよ」


いや、今手に持ってる猫のコスプレとか似合いそうだけど? エロいし着てほしい。


「ナースとかどうよ?」


「ナース? いやいや、男装は無理だよ」


 え? ナースが……男装……だって?


「看護婦さんとかいるでしょ?」


 白衣の天使こと看護婦さんですよ。


「看護夫は男の人のことでしょ? それに、女の人に看護されてもねぇ」


 マジかよ!? 看護婦さん居ないのかよ! なんて世界だ! 男がおおよそ妄想するであろう、入院中のエロいサービスとか、えっちぃハプニングとか、もしかしたらワンチャンあるかもしれないという、そんな僅かな望みが断たれてるなんて……こんな世界滅びてしまえ。バルスバルスバルス。


「けど、せめて、何かコスプレしようよ」


「では、私は王子を守る姫騎士のコスプレをしよう」


 そう言って、ドレスと甲冑が一体になったような衣装を手に取る麗奈さん。というか、それセ○バーじゃね? 赤いほうのやつ。


「えっ……じゃ、じゃぁ私は……えっと……これにしようかな」


 奏ちゃんはそう言ってメイド服を手に取る。定番だな。



 それぞれのコスプレ衣装も決まったので、更衣室に入り着替えを始める。しかし、コスプレか……今更だが少し恥ずかしいな。ここまで来た以上はもう引き返せないけどさ。


 俺は制服を脱いで、コスプレ衣装に着替える。王子の服に猫耳尻尾って……変じゃねーかなこれ……まぁいいか。


 俺は手早くコスプレ衣装に着替えると、更衣室を出る。


「似合っているぞ王子……流石は私の見込み通りだ。その猫耳もなんと可愛らしいことか」


 そう言いながら、鼻血を流しながら携帯で写メをカシャカシャと撮りまくる麗奈さん。はたして、主を守るナイトがそのような体たらくでいいのだろうか。


「というか、そんなにバシャバシャ撮られると、流石に恥ずかしいよ……」


 ジロジロと見られるだけでも結構恥ずかしいのに、写真もとなると恥ずかしさで死んでしまう。恥ずか死してしまう。


「ブフッ……なんと言う破壊力だ……」


 盛大に鼻血を吹き出して倒れる麗奈さん。コスプレ衣装が汚れないか心配だ。


 幸せそうな表情で倒れている麗奈さんを見てそう思う俺……しかし、こうしてみると、本当、髪型をいじったらセ○バーだわ。赤セ○バーだわ。もうここまでくれば、髪型も変えればいいのに……と思うけど、大人の事情でできないのが悔やまれる。


「お待たせ、変じゃないかな……有利君、凄い似合うよ!」


 メイド服に着替えた奏ちゃん出てきたかと思えば、俺の姿を見るなり携帯を取り出して写真を撮りまくる。

 奏ちゃん……お前もか。


「奏ちゃん、写真は恥ずかしいって」


「じゃあ、最後に一枚だけお願い! 猫のポーズしたのを一枚だけ! 鳴き声も言ってくれるとなお良い!」


「こうか……?」


 俺はリクエスト通り、両手を猫の手にして顔辺りまで持ち上げる。


「もっとあざとく……こう、片目も閉じてさ」


「こ、こうか?」


 俺は奏ちゃんのリクエスト通りにポーズを取る。


「そう! それで鳴き声も!」


「……に……にゃぁ」


 くっそ恥ずかしいぞこれ。


「ありがとうございますっ……!」


 興奮のあまり鼻血を吹き出して、幸せそうに仰向けに倒れる奏ちゃん。男の猫の真似に何の需要があるのやら…………………で、それよりも、どうするよこの状況。プリクラ撮りに来たのに、二人ともノックアウトされてるんだけど。


「……とりあえず、二人のコスプレは写メっとこ」


 俺は、携帯を鞄から取り出して、倒れている二人を写メで撮って保存する。


駄菓子菓子! 俺はそんなことは気に止めぬ。

なぜなら、書きたいように書いてるものをアップしてるだけだからだ。

単なる自己満足! つまりはオ○○ー

スゴイ……○○をふたつにしても意味が伝わる……


え? なんのことかわからないって?


お前……そりゃ、ナニに決まってるじゃないか。

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