ダンジョン公表前に結婚式
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いい天気で良かった。
朝から結婚式をするホテルで、全身磨かれている。
結婚式自体は午後なのにね。
結婚式に選んだのは、茜さん達がオススメの結婚式に定評のあるホテルだ。
そのチャペルで行われる。
なんで、朝から磨かれているのかと言えば、『スイートルーム宿泊プラン』だから、らしい。
お金はあるんだから、最高級のプランにしてみた。
だって、一生に一度のことでしょ?
事前に何度か通ってエステも体験している。
それもプランに盛り込まれていたからなんだけどね。
全身ピカピカのツルツルにしてもらいました。
ドレスを着る前に、ご飯を食べさせてもらった。
だってお腹ペコペコだったんだもん。
もりもりとしっかり食べたら、驚かれた。
普通は緊張して、あまり食べられないらしい。
えっ?
だって、式の最中にお腹鳴ったら恥ずかしいじゃないね?
食べ終わって、ドレスを着せてもらって、メイクやヘアメイクをしてもらって、メガネを外しましょうと言われたが、丁重にお断りした。
メガネは絶対に外しません。
結婚式をする条件のひとつですよ?
メイクさんとメガネの有無で戦ってたら、茜さんと杏花さんが顔を出してくれた。
「蓮ちゃん!すこく綺麗よ」
「ホントに!って、何を言い争ってるの?」
メイクさんが、
「聞いてください!こんなにお綺麗なのにメガネは外さないと言うんです」
だって、最初からそう言ってあったはずなのに。
茜さんと杏花さんが、
「「あー」」
って…。
「花嫁の言う通りにしてあげて下さい」
「そうね、メガネは譲れないポイントみたいなので」
おふたりは理解してくれたようだ。
「でも…」
メイクさんは納得いかないようだ。
外せと言うなら、今からでも結婚式やめますけど、いいですかね?
そう告げると、メイクさんも引き下がるしかなかったようだ。
私たちの結婚式なので、私の要望は通させてもらいますよ?
メイクさん達が部屋からいなくなったので、私と茜さん、杏花さんの3人になった。
「蓮ちゃん、ドレスでもちゃんと胸を隠せたわね」
杏花さんに言われた。
「ホントに巨乳なの?全然わからないわね」
なんで茜さんも知ってるのかな?
ちらって、杏花さんを見たら、
「ごめん、私が話しちゃった」
杏花さんが、テヘって感じで笑ってる。
可愛くてズルいなぁ。
「秘密にしておいてくださいね」
「ってことは、蒼はまだ知らないの!?」
あー、そうね。
「はい、知らないはずです」
「蓮ちゃんに手を出さなかったのか、出せなかったのか、あのヘタレはどっちなのかな?」
茜さんの言い方…
「たぶん、我慢してくれてたんだと思います」
不意の接触で私が盛大にビクついたから。
茜さんと杏花さんは、顔を見合わせて肩をすくめていた。
「しかし、蓮ちゃん。すっごくキレイね」
「メイクさん達が頑張ってくれたんですよ」
鏡に映ってるのは、誰よ?って感じだもの。
「ねぇ、茜ちゃん。蒼くんに先に見せておいた方が良くないかな?」
「会場でいきなり合わせた方が面白いと思ってたんだけど、これはちょっと事前に会わせた方がいいわね」
茜さんは、いきなりスマホを取り出し蒼を呼びつけた。
「蓮ちゃんが大変!!」
って、えぇー!?
ドアがバタンと開いて、
「蓮、大丈夫かっ!?」
入ってきた蒼が、固まった。
どうしたの?
「蒼?」
えぇー!!!
ものすっごいカッコいいんですけど!
ちょっと!
このカッコいい人って、私の旦那様なんですけど!
ありがとう!
眼福です!!
普段のスーツ姿もカッコイイけど、真っ白なタキシードって、反則よ。
スマホで撮りたい!
待受にしたい!
心の中で、キャーキャー言ってたわよ。
好みどストライクの破壊力が凄いわ。
「いつまでマヌケ面で固まってるのよ?」
茜さんが爆笑している。
「そうよ。何か言うことがあるでしょ!?」
杏花さんも笑っている。
「蓮…ものすごく綺麗だ」
照れくさくなるような蒼の言葉に、
「ありがとう。蒼もすっごくカッコいいよ」
私もそう伝えると、
「あー、笑ったわ」
「じゃあ、私たち戻ってるわね」
「ちょっと待て!姉貴、蓮が大変ってなんだ!?」
「んー?大変!いつも以上にキレイよって」
「………」
茜さんと杏花さんは、笑いながら手を振って部屋を出て行った。
「姉貴達は何しに来てたんだ?」
「心配してくれたんじゃないかな?」
私って、親族いないから。
良かった。
蒼もちゃんとメガネ掛けてる。
ふふふ。
「どうした?」
「あのね、さっきメイクさんにメガネ外した方がって言われてのよ」
「あっ、俺も言われた」
えっ?
蒼も言われてたの?
「それでどうしたの?」
「んっ?メガネ外したら、花嫁が結婚式を止めるって言うと思うって言ったら、諦めた」
あははは。
「私もメイクさんにメガネ外すなら結婚式止めるって言ったわ」
「マジかよ」
蒼が爆笑してる。
「メガネ、大切よ?」
クスクス笑ってたら、
蒼は、急に真面目な顔で私と向き合って、言ったのよ。
「蓮、俺と結婚してくれてありがとう。絶対に幸せにします」
「はい。私の方こそありがとう。蒼のことも幸せにするからね」
結婚式はホテルのチャペルで、こじんまりと行われた。
蒼の方は、浅葱さん達兄弟の家族と数名の友人。
私の方は、咲ちゃんと舞ちゃんが参列してくれた。
2人は、お姉様方に写真を頼まれたからと、めちゃくちゃたくさん撮っていたらしい。
後日、データをもらうことにしたわ。
記念だもんね。
あまり話せなかったので、近いうちにランチに行く予定よ。
指輪の交換はまだしも、誓いの口づけは小っ恥ずかしかったわね。
誰よ、これを取り入れた人。
人前でキスするとか、意味わからないでしょう!!
どんな羞恥プレイなのよ!!
陽ちゃんがふりふりのドレスを着て、フラワーガールをやってくれてたのよ。
めっちゃ可愛かった。
その日の夜は、スイートルームに泊まったわよ。
めちゃくちゃ広くて驚いたわ。
今までなら絶対に泊まるって選択肢に入ってこない部屋だったわ。
ホテルのレストランで食事して、
スイートルームの広くてゴージャスなお風呂に入った。
一緒に入る?と言う蒼の言葉に、
それはハードルが高いので、ムリかなと言ったら、そのうちな、と蒼は笑って、先に入ってくる、とお風呂に消えて行った。
一緒にって、なんてこと言うのよ。
もう少し時間を下さい。
蒼がバスローブで出て来たので、それにならって私も入浴後はバスローブで出た。
蒼の視線が私の胸で止まった。
「蓮…?」
私の胸に、ものすごく驚いてたから、全然気付いてなかったみたい。
普段は小さく見せるブラで目立たないようにしていることを告げると、
「それでか」
なんか1人で納得してる?
「何が?」
「嫌な思いをしたんだろ?」
「うん、まぁ。これが目当てで付き合い申し込まれてたみたいだしね」
「!?あのヤローとかか!?」
あのヤローは、ダンジョンコア破壊したバカヤローのことだと思うけど。
「あー、うん。あんなのだね」
「酷いことされたのか?」
蒼の眉毛がハの字になってる。
「まさか、触らせたこともないわよ」
「そうなのか?」
「そうよ」
「俺に触られるのはイヤじゃないか?」
蒼は、私に経験がないか、酷いことをされたかのどちらかだと思っていたみたい。
後者だったら、私が大丈夫になるまで待つつもりだったらしい。
それを聞いて、蒼なら大丈夫だろうなって思った。
とても優しかったわよ?
蒼だからなんだろうけど、触られることに嫌悪感はなかった。
むしろ嬉しいとさえ思えたことに驚いた。
翌日、蒼の腕の中で目を覚ましてパニックになりかけたのは、秘密よ。
蒼には、他人がいるときは今まで通りに胸は目立たなくしててほしいとお願いされた。
どうしてか聞いたら、
「蓮の胸の事を知ってるのは俺だけでいい」
ってことらしい。
いや、茜さんと杏花さんも知ってるけどね?
週が明けて、月が明けて、年度が明けた。
とうとうダンジョンの存在が国から公表された。
大騒動になったのは、言うまでもない。
お読みいただきありがとうございます!
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トーヤのテンションがあがります(笑)
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