番外編8.冴木蒼の場合5
累計PV890,000PV突破です。
ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
蓮たちのオフィスに、女に変装した男の詐欺師が入り込もうとしたらしい。
魔法とかではなく、物理的に変装していたらしい。
小山内さんがバインドで拘束して、警察に引き渡したらしい。
しかも警察に詐欺師の仲間がいたとか言ってたな。
どうも、魔導具を盗むための犯行だったらしい。
これは、ちょっとマズイかもな?
蓮は魔法は使えるが、咄嗟に動ける運動神経はない。
反射神経もイマイチだ。
川里さんと小山内さんだって、荒事とは無縁に生きて来たはずだ。
護衛とか必要か?
「遠野、松山。ちょっといいか?」
俺は会議室を借りて、2人と話をした。
「どうした?冴木」
聞いてないか?
「昨日、魔導具ショップのオフィスに窃盗犯が入り込もうとした話は聞いてないか?」
「「聞いてない」」
マジか。
蓮から聞いたことを伝えると、2人は固まった。
「そんなことが!?」
「マジでか…」
「蓮が危ない目に合わせてごめんなさいと謝っていたぞ」
蓮は、自分の心配よりも2人の心配ばかりしてたな。
蓮らしいけど。
蓮に何かあっても、俺が困るんだけどな。
「でだ、これからも同じことが起こる可能性はないとは言えないと思うんだよ」
「それは…」
「そうかもしれないな…」
「俺的には護衛の出来る人が必要だと思うんだが」
俺がそう言うと、
「いやでもそれは…」
松山が渋った。
「護衛って、男か…?」
遠野の質問に、松山が渋った意味を理解した。
「いや、そこは女性じゃないと俺もイヤだからな」
2人はホッとして、
「でも、女性で護衛の出来る人っているのか?」
俺には、心当たりがある。
「俺の兄貴の奥さんとその妹さんなら、護衛できると思うぞ。実家が薙刀の道場で、護身術とかも教えていたはずだからな」
そう、杏花義姉さんと、妹の桃花さんは強い。
「受けてくれるのか?」
「まだ打診していないんだ。お前らの意見も聞きたかった」
勝手に決めるのも違うかなと。
もしかしたら、そんな危ないところは辞めさせると言い出すかなとか考えてた。
「俺としてはお願いしたい」
「俺も、少しでも安全になるなら頼む」
「了解した」
杏花義姉さんたちは、二つ返事でオッケーだった。
これで、安全度が増す。
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
ダンジョンの増加の加速が止まらない。
蓮にお願いした魔導具ショップがオープンして、バタバタの3ヶ月が過ぎてもなお、ダンジョンの増加が止まらない。
マザーにお願いして、メグミハントダンジョンの収穫の頻度を、2回から10回に増やしてもらい、富士山からの魔力消費を増やしてもらってるのだが、それ以上の魔力を火山活動エネルギーが生み出しているようだ。
マザーが言うには、都庁ダンジョン並みの大規模ダンジョンを10個以上作れば、落ち着いてくると言う。
国とダンジョン庁で話し合った結果、13ヶ所の国所有のダンジョンが誕生した。
同時に探索者ギルドも発足。
ダンジョンに潜るためには、探索者の登録が必要になった。
蓮が、買取の心配をしていたが、蓮の分は変わらずにダンジョン課でやりとりさせてもらうことにしている。
蓮は、俺に丸投げできると、ホッとしていた。
丸投げ言うな。
本当に面倒なことが嫌いだよな。
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
蓮の作った魔力測定器で富士山を測定してみたら、魔力量が増えたり減ったりしていた。
まだ火山活動エネルギーは、魔力に変換されているらしい。
蓮にダンジョン課用に作ってもらい、買い取らせてもらった。
朝と夜に測定する作業を誰かにお願いしないとな。
国所有のダンジョンの運営も、なんとかなっている模様だ。
まぁ、ダンジョン課でのノウハウを持って、相川と木村と渡辺が、ギルド課に異動になっているからな。
アイツらなら大丈夫だろう。
「蒼、土地持ってる?」
蓮が聞くの忘れていた!と、突然そんなことを聞いて来た。
土地!?
さすがに土地は持ってないなと答えて、なんでか聞くと、
マザーが、結婚祝いで俺専用のダンジョンを作ってくれると言う。
マジかよ。
すげぇ嬉しいんだけど!
けど、それで土地って?
蓮の裏庭の物置が入り口とかじゃダメなのか?
なるほど、ダンジョン同士が近いのはマズイのか。
山買うか?そう言ったら、蓮に驚かれた。
結局、新宿の端の方に土地付きの空き家を見つけて買った、蓮が。
一括購入。
しかもキャッシュでだ。
俺が払うつもりだったんだがなぁ。
払えるくらいはあるよ?
だって、蓮の買取の1%が俺にも入って来てるからな?
男としては、ちょっと情けないかもしれないけどな。
別のことで、役に立って返していくよ。
収入に関して、蓮と張り合うのは間違ってるからな。
俺専用のダンジョンをもらった。
千変万化ダンジョンと名前がついていた。
入ったら、
『千変万化ダンジョンへようこそ!』
『このダンジョンは、全3階層からなるダンジョンです。入るたびに違うダンジョンに変化します。まさしく千変万化』
と、説明された。
入るたびに違うダンジョンになるだと!?
そんな面白いダンジョンが、俺のダンジョン!
蓮が、1日で攻略出来る階数でとお願いしたらしい。
帰ってこないのは、イヤだって。
可愛いことを言うんだよ。
しかも、入るたびに違うダンジョンのアイデアも蓮なんだって。
その方が俺が楽しめそうだからって。
俺のことよくわかってるよ。
最愛の奥さんだよ、ホントに。
思わず抱きしめてもしかたないだろ?
蓮は固まってたけど。
まだ慣れないのかな…。
しかし、本当に面白いダンジョンなんだよ。
一度攻略してしまえば、いつでもそのダンジョンを呼び出せるんだよ。
しかも、魔物の有り無しも指定できる。
兄貴と天音と潜ってみたり、遠野と松山と潜ってみたりしている。
兄貴と天音と潜った時は、モンスターハウスダンジョンだった。
中央に通路があって、両サイドに扉がいくつかあるというダンジョンだった。
階層毎に扉の数が違ったぞ。
扉を開けるとモンスターハウスで、大量の魔物が湧いてくる。
全部の扉のモンスターハウスをクリアしないと攻略済みにならないと言うダンジョンだった。
もちろんクリアしたけどな。
経験値と魔石を大量に取得したぞ。
遠野と松山と潜った時は、普通だったな。
遺跡ダンジョンで、罠が多めのダンジョンだったぞ。
宝箱も出たけど、絶対罠があったな。
普通じゃないか?
罠ダンジョンだったのか?
いや、遺跡ダンジョンってリストに出てるから、罠ダンジョンではないな。
魔物は、スケルトンだったんだよな。
倒しても魔石を抜かないと、また復活しちゃう面倒なヤツだった。
蓮は、レベルが違い過ぎてムリーと最初に入ったきり来ていない。
蓮は元々、戦うとかあんまり興味ないしな。
蓮がメグミハントに潜るのは、美味しいものと魔導具のためだからな。
わかりやすいよな。
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。




