ダンジョン特典〜魔導具も作ってます
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ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
「やっぱりそうよねー」
茜さんが一声を上げた。
久しぶりに会った皆様は、間違いなく若返ってますね。
元々若かったけど、更に若返りましたね。
ビックリです。
私もこんな感じで驚かれてたのか…。
それは、どういうことか問い詰められるよね。
元々、茜さんも杏花さんも未来さんも綺麗だったけど、若くなってキラキラして見えるんですけど。
私がうっかり薬草を間違えて作成してしまったために、偶然出来てしまった【10歳若返るポーション】を飲んだ結果みたいですね。
ちなみに、化粧品3点セットも購入済みなんですよね…。
今日は、なぜ茜さん達まで勢揃いなのかと言えば、千変万化ダンジョンに行くためなんだよね。
浅葱さんと天音さんは、すでに潜った事はあるはずだけどね。
ここは、ダンジョンのためだけの家だけど、一応くつろげる程度には、家具も入れてある。
そこで、ダンジョンに潜る前に、ダンジョンナビアプリの魔導具ショップは、私がやっていて、本当は魔導具も作れますと、バラしたところだった。
やっぱり気づく人は気づくよね。
冒頭の茜さんのセリフが物語っている。
ポーション作ってるのは知ってるわけだし。
それなら、あの魔導具ショップをやってるのは私だってバレるだろうし、そしたら魔導具もだよね?ってことになるよね。
「以前はポーション特化なんて言って、誤魔化してすみませんでした」
私が謝ると、
「別に謝罪とかいらないわよー。色々作れるってバレたら大変なことになりそうだものね」
茜さんが、そう言ってくれる。
「本当に大変だから、みんな秘密よ?」
杏花さんが念押ししてくれる。
秘書兼護衛で、社員になってくれたけど、今のところ護衛の仕事はないから、延々と事務作業をしてくれている。
「杏花義姉さんって、蓮さんのところで働いてるってこと?」
天音さんの問いに、そうよーと杏花さんが答える。
「本当に大変なのよ!毎日のオーダー数が半端ないのよ」
オープン当初より落ち着いたとはいえ、まだまだ毎日ポーションは大量に売れている。
あの…と和くんと優くんに話しかけられる。
「どうしたの?」
「魔導具が作れるってことは」
「マジックバッグも作れるんですか!?」
あぁ、マジックバッグ欲しいのかな?
「作れるわよー?」
「「「「いくらですか」」」」
あら?なんか双子くん以外の声も聞こえてきたわよ?
和彦さんと未来さんだった?
蒼には、あげるって言うなって言われてるしねぇ。
蒼に視線を向けると、横に首を振られた。
やっぱりあげるのは、ダメみたい。
「ショップの売値は、時間停止なしが4,000万で、時間停止ありが4億よ」
と、杏花さんがショップの価格を告げる。
いやいや、身内価格はそんな値段にしないわよ?
実は今、青の手がレベル4になっていて、マジックバッグは複写錬金で、使用魔力量がかなり減っている。
レベル1の時に1万くらいだったのが、レベル2で6千くらいになってたのよ。
で、レベル3で4千、現在はレベル4で魔力が2千あれば、複写錬金できるのよ。
ってことはよ?
20万くらいで売ってもいいのでは?
「「4億は無理だー」」
双子くんが叫んでいる。
なので、ちょっと興味本位で聞いてみた。
「じゃあ、逆にいくらだったら買えるの?」
双子くんたちが、うーんと唸って、
「「100万」」
おー、結構稼いでるね。
毒持ちダンジョンはドロップがいいのかしら?
「お前ら、それは安すぎるだろう」
浅葱さんが呆れた声で、ダメ出しする。
えっ?ダメなの?
「そうよー。お母さんたちだって、この間若返りのポーション格安で、買わせてもらったばかりなのよ?」
いやいや待って!?
格安!?
どの辺が格安でしたかね?
値下げ交渉に応じてくれなかったじゃないですかぁぁぁ。
「あっ、そっか!父さんも母さんも若返ったんだよな」
「ビビったよなぁ。ポーション飲んだら光ってたもんな」
双子くんもいるところで、飲んだんだ?
「たぶんそのうち、弟か妹が生まれるよな?」
「生まれるなー」
って、浅葱さんと杏花さん?
なんかバラされてますけど大丈夫です?
「うちも!に1票」
「追加で1票」
大地くん?菖蒲ちゃん?
茜さんに視線を向けたら、逸らされたわ。
あっそうだ。
「蒼、時止石って、浅葱さんのダンジョンでしか出ないの?」
「どうだろう?姉貴や天音のダンジョンで、兄貴のダンジョンにいる毒トカゲって出るか?」
えっ?
時止石って、毒トカゲのドロップなの?
蒼、そんなのと戦ってドロップさせてきたの!?
「うちにも毒トカゲは出るけど?」
天音さんが、それがどうしたの?って首を傾げる。
「うちにもいたわよね?和彦?」
茜さんが和彦さんに確認すると、和彦さんが頷いた。
それなら、
「時止石がドロップしたら、売ってもらうのを条件に100万とかでダメかな?」
こっそり蒼に聞いてみる。
なんかデッカいため息吐かれたんですけど。
なんでよ?
「それでいいのか?」
いいよ?
身内は贔屓しておこうよ。
「蓮がマジックバッグを100万でいいと言ってる。但し、時止石がドロップしたら他に売らず蓮に売ることが条件だそうだ」
蒼がそう言うと、双子くんが素直に喜んでくれた。
けと、他の大人たちは、
「その時止石って、前に蒼が探しに来たやつだろ?」
浅葱さんの問いかけに、蒼が頷く。
「たまにドロップするレアドロップだったわよね?」
えっ?
レアドロップって?
ドロップする確率が低いってこと?
うちのダンジョンのドロップ×60とかそういうやつと同じ感じ?
なるほど。
それはレアね。
それならなおさら、ドロップしたら売ってもらえるなら、100万でいいと思う。
別に出なくても問題ないしね。
「ドロップしたらでいいので、どうでしょうか?」
「蓮ちゃんがそれでいいなら…」
うわー、茜さん渋々なんですけど。
よし、気づかなかったことにしよう。
「マジックバッグ欲しい人」
聞いてみたら、6人の手が上がったわよ?
「マジックバッグにしたいバッグがあれば、それをマジックバッグにするけど?なければ100円ショップの巾着になるわよ?」
「「後でバッグ探して来ます」」
双子くんは、息ピッタリね。
「いつでもいいわよ?バッグが決まったら連絡して?」
「「お願いしまーす」」
私が頷くと、和彦さんがウエストポーチを差し出して来た。
「これをマジックバッグにして欲しい」
いつも使ってるヤツってことね。
「今、やっちゃっていいですか?先にダンジョン潜ってからにします?」
今日はダンジョン潜りに来たんだものね。
「出来れば、今お願いしたい」
蒼を見たら、頷いてたので作業しよう。
「容量は20畳の時間停止で大丈夫ですか?」
和彦さんが頷くのを見てから、
錬金シーツを広げて、ウエストポーチを置く。
いつものように、魔法陣を展開して複写する。
そして、錬金。
鑑定
和彦のウエストポーチ(魔導具マジックバッグ)
よし、ちゃんと出来てるね。
「はい、どうぞ」
和彦さんにウエストポーチを返すと、
「今の一瞬でマジックバッグを作った、のか…?」
と、呆然と聞き返された。
「そうですけど?」
あれ?
なんかやっちゃいました?
今更よね?
気にしない気にしない。
「未来さんはどうしますか?」
「私もバッグ探すわ」
そうよね。
何も今日じゃなくてもいいものね。
「大地くんと菖蒲ちゃんはどうする?」
「あの!100万円を分割にしてもらえませんか?」
2人の目が私を見ている。
えっ?もちろんいいわよ。
「いいわよ?」
「あの、利子とか…」
えっ?
「そんなのいらないわよ」
本当は100万だって、いらないって言いたいくらいなのに。
「蓮ちゃん、私が立て替えるから大丈夫よ。
子供たちには私に返済してもらうことにするから」
茜さんが、そう言うならそれで。
けど、2人は微妙な顔してるわね?
なんでかしらね?
あとで蒼が教えてくれたんだけど、茜さんはキッチリ回収するんですって。
2人とも私なら少し遅れても大丈夫って言ってくれそうだと思ってたみたい。
なるほど、そういうことか。
茜さんはお見通しだったってことよね。
残念だったね、2人とも。
がんばれ!
「どれをマジックバッグにする?」
「俺は、お父さんと同じようにいつも探索の時に使ってるボディバッグにします」
私は、ボディバッグを受け取り、錬金する。
その時にこっそりと自動修復を付与しておいた。
破れたら悲しいじゃない?
サービスよサービス。
あっ、和彦さんのに自動修復の付与忘れたわね。
後で確認して、付与しようか。
「菖蒲ちゃんはどうする?」
「あの!前にオークションでブレスレットに収納出来るのを見たんですけど、それって出来ますか?」
あー、作ったわね。
マジックリングだったわよね。
試しにやってみたら、出来ちゃったやつね。
「出来るわよ」
菖蒲ちゃんの目がキラキラしたわね。
「これで出来ますか?」
「ちょっと見せてね?」
菖蒲ちゃんが頷いたので、素材なんかを鑑定してみる。
18金ね。
これなら問題ないわね。
「大丈夫よ」
嬉しそうな顔をしてるわね。
「お願いします」
私は大地くんと同じように、マジックリング化した後に自動修復も付与しておいた。
今日のところは、これでマジックバッグの錬金は終わりかな?
「終わったか?ならダンジョンに行くぞ」
みんなが立ち上がる。
楽しみにしてたのかな?
「蓮は行かないのか?」
「うん。やめておく。行っても何も出来ないし」
レベルが少し上がったとは言え、蒼用のダンジョンではレベルが違いすぎるからね。
「わかった。じゃあ留守番よろしく」
そう言って、空くんと陽ちゃん以外はダンジョンへと消えて行った。
2人は私とお留守番よ。
泣かれないから、一緒にいても大丈夫よ?
泣かれたら対処の仕方がわからないけど。
色々な隠し事をバラせたので、気持ちが少し楽になったわね。
他人にバレなければ、問題ないもの。
「ねぇ?れんちゃん」
「どうしたの?空くん」
空くんと陽ちゃんは、れんちゃんと呼んでくれる。
ちょっとくすぐったいわよね。
「ぼくもまどうぐつくれる?」
えっ?
魔導具に興味があるの?
「魔導具作りたいの?」
うん!と満面の笑みだ。
ちょっと鑑定させてね。
鑑定
冴木空
8歳
レベル2
体力 130
魔力 130
スキル
錬金術
えぇぇ!?
錬金術のスキル持ってるわよ!?
しかもレベル2?
もう魔物倒したことがあるの!?
「きっと作れるわ。いっぱい寝ていっぱい食べて、魔導具を作るためには、もっと大きくならないとね」
「うん」
ニッコリ笑顔に、胸がズキュンとしたわ。
はわわわわ。
可愛いわ。
撫で回したいくらいだわ。
いや、変質者じゃないからやらないわよ。
しかし、今から錬金術のスキルを持ってるだなんて、将来有望なのでは!?
「れんちゃん、はるちゃんはまほうつかえる?」
くいくいと、服を引かれてそう聞かれた。
鑑定
冴木陽
4歳
レベル1
体力 50
魔力 80
スキル
エンチャント
エンチャント!?
付与魔法よね?
他人を強化出来たりするやつよね?
「きっと使えるわよ」
使いたい魔法かどうかはわからないけれど。
「ほんとー?はるちゃんもにぃにといっしょにおっきくなるー」
私は陽ちゃんの頭を撫でながら、
「そうだね」
と、頷く。
冴木家は、みんな有能なのねぇ。
ダンジョンからみんなが戻ってくるまで、3人でまったりと過ごしていた。
本当は、ポーションとか作ろうと思ってたけど、こんな時間もたまにはありよね?
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。




