表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ようこそ!ダンジョンへ!  作者: トーヤ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

112/143

ダンジョンナビアプリの魔導具ショップ『MH』オープン…まであと少し

累計PV700,000PV突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)

「いらっしゃい!」


(さき)ちゃんと(まい)ちゃんが、家に来てくれのよ。

魔導具ショップの打ち合わせにね。

会社は有休消化中だって。


(れん)ちゃん、これ食べて」


あっ、私の好きなお店のカステラだ。

メッチャ嬉しいな。


「蓮さん、こっちも食べて下さい」


シュークリームだ!

しかもチーズクリームのだわ!

これ、美味しいのよね。


「手ぶらでよかったのに、でもありがとう!あとでみんなで食べようね」



「ねぇ、蓮ちゃん。魔導具ショップって、ダンジョン課からの依頼なんだよね?」


と、咲ちゃん。


「そうだね」


私が頷くと、


「今までは魔導具ってどうしてたんですか?」


舞ちゃんに聞かれた。


「ダンジョン課に買取してもらってたよ?で、ダンジョン課がナビアプリで売ってたんだと思うよ」


2人は首を傾げている。


「それじゃダメだったの?」


ホントにね。


「私も(あおい)にそう言ったんだけど、ダンジョン課だけでは手が回らなくなったんだって」


「旦那さんがそう言ってたの?」


そうだよーと頷く。

ちょっとー、旦那さんだって。

恥ずかしいって言うか、照れるね。


「ダンジョン課って、人を増やしてるって(ごう)くんに聞いたけど、足りないの?」


豪くんって?

えっ?松山(まつやま)さんて、豪って名前なんだ?

知らなかった。


「増やしてるの?」


私は聞いてないけど?


「あっ、私も聞きましたよ。臨時職員を採用してるって」


舞ちゃんも聞いてるらしい。

ちなみに遠野(とおの)さんは、那臣(なおみ)というらしい。


「そうなの?私はダンジョンの発生が加速してて、手が足りないとしか聞いてないけど」


「まぁねぇ。臨時職員に魔導具扱わせるわけにはいかないわよね」


咲ちゃんの言うことはもっともで、確かにと頷いてしまった。

マップ確認とか、オペレーターとかかな?


「蓮さん、魔導具ってどんなものがあるんですか?」


うわー、舞ちゃん。

目がキラッキラしてるわね。

ヲタクの血が騒ぐのかな?


「うちのダンジョンでドロップするものだと、

水の中で呼吸が出来るものとか、簡易の鑑定が出来るものみたいな、ダンジョンで役に立つものとか、一瞬で炊き上がる炊飯器みたいな調理道具みたいなものとかもあるよ」


あとで実物あげるけどね。

調理道具とかは。


「なにそれ!?そんな魔導具なんてあるの!?」


あるのよねぇ。


「他にはあるんですか?」

「あとは、ポーションとかがドロップするかな」

「蓮ちゃんは、魔導具を作れるのよね?」

「そうだねぇ」


私は2人用に作ったペンダントを取り出した。


咲ちゃんには、赤と緑のガーネットがついたペンダントを。

舞ちゃんには、赤とピンクのバイカラーのトルマリンのついたペンダントを。


それぞれに渡して、


「物理攻撃無効と魔法攻撃無効の結界が付与された魔導具だよ。それは御守りにあげるから身につけててくれる?」


「「えっ!?」」

「いやいや、もらえないよ」

「そうですよ、宝石までついてるじゃないですか!」


やっぱ、そうなるかー。


「大丈夫!うちのダンジョンでドロップしたもので作ったヤツだから!」


お願い、もらって?いや、もらえないよ!

って攻防を繰り広げてたんだけど、私が折れないから、2人は顔を見合わせて、ため息をついていた。


ふふふふふ、勝ったわね、これは!


「「ありがとう」」


よかった。

2人のこと守ってよ!?


ちなみに自分の分もお揃いで作りましたよ。

パライバトルマリンのネオンブルーとネオングリーンでね。

可愛いんだよ。



「で、そんな防御のついた魔導具とか、経験値が5倍になる魔導具とか…」


「経験値って?」


咲ちゃんもゲームとかやらないもんね。


「あれですよね?魔物を倒した時にもらえて、貯まるとレベルアップ出来るんですよね?」


さすが舞ちゃん。


「そう、それ!」

「レベルアップすると、どうなるの?」


どうなる?


「体力とか魔力が増える?」


あれ?まだダンジョンに入ってない2人は、今の時点でステータスってあるの?


ちょっと鑑定させてね。


鑑定

川里(かわさと)

36歳

独身

レベル1

体力 450

魔力 675


鑑定

小山内(おさない)

32歳

独身

レベル1

体力 1230

魔力 369


えっ!?

ダンジョンに入ってないのに、ステータスあるのね?

ってか、レベル1!?

私、レベル0スタートだったんだけど!?


2人とも魔力あるから、魔法少女になれるんじゃない!?

ってか、舞ちゃんの体力すごくない!?

ヲタクって体力必要なの?

咲ちゃんも初期の私より体力あるし。


これなら、後でダンジョンに潜っても大丈夫よね?


「体力とか魔力が増える?」


増えたら何かいいことあるの?って、咲ちゃんが首を傾げている。


「強くなるってことですよね?」

「たぶんだけどね」


強くなってる気はしないんだけど。


「あとは、魔力が増えたら魔法が使えるようになるかも?」


スキルが取得出来れば、使えるよね?


「それは、ぜひなんとかしたい!」


咲ちゃん、魔法少女になりたいんだね?


「多分なんだけど、魔力が増えると、若さを保てるかも?」


(あかね)さんたち若いもんね。


「「それは!!!魔力増やさなくちゃダメよね?」」


2人は、ふふふふ、と笑っている。


「蓮さん、他には作れる魔道具ありますか?」


あー、魔道具の話をしてたんだよね。


「あとはホントに秘密にしてほしいんだけど、マジックバッグとかも作れる」


「えっ!?マジックバッグって、あの!?」


舞ちゃんの反応が前のめりだ。


「え?何?マジックバッグ?って何?」


咲ちゃんは、わからないようだ。


「咲さん!マジックバッグはたくさんものが入れられるバッグです。ものによっては、時間が止まります」


さすが、よく知ってるね。

咲ちゃんは、全然わかんないって顔してるけど。


「たくさん入るって、どのくらい?」


「私が作ってる小さいマジックバッグは、この部屋分くらいの荷物は入るかな?」


「はいっ!?カバンにこの部屋の荷物を入れられるの!?」


咲ちゃんの目が見開かれた。


「蓮さん、時間経過は?」


気になる?


「時間停止は、ありもなしも出来るよ」

「すごいです!!!」


咲ちゃんが乗り遅れてるよ。


「つまり?」

「時間停止のものは、出来立てほやほやの料理を、入れておいたらいつまでも出来立てほやほやってことですよ!!!」

「えっ!?すごくない!?」


すごいよねぇ。


「だから、マジックバッグはかなりの高額商品なのよ。まぁ、そんなにポンポン作らないから、たまにしかショップに出さないけど」


「ちなみに値段って?」

「あとで、価格表も渡すけど、この部屋サイズの時間停止なしで、2,000万前後。オークションでの価格だけどね。時間停止ありだと2億3,000万くらいだったかな」


「えっ!?そんなにするの!?」

「えっ!?それで買えるんですか!?」


両極端で真逆の反応ね。

私は咲ちゃん側だったけどねぇ。


舞ちゃんが、買えないけど欲しいって、身悶えてる。

あとで、もっといいものが貰えるから待っててちょうだいな。


「でね、ダンジョン課からはポーションや物理攻撃軽減や魔法攻撃軽減なんかの魔導具を、ダンジョン初心者でも買えるようにしてほしいってお願いされてるのね」


「そっちの販売がメインってこと?」

「そうなんだけど、たくさん買われて転売されるのも困るのよ」


あー、って2人とも頷いてる。


「個数は1個しか買えないようにするつもりだけど、何度も買われる可能性もあるから困ってるのよね」


「購入ボタンが押された時点で、その人のIDみたいなものってわかりますか?」


わかったかな?

あー、茜さんか浅葱(あさぎ)さんか天音(あまね)さんかは、判別出来るから大丈夫かな?


「たぶんわかると思う」

「それなら、データを集計していけば、購入済みかどうかはわかるように出来ますよ」


舞ちゃんが、大丈夫!ってサムズアップしてるわ。


「本当に?」


「ヲタクなので、簡単なプログラムは組めます」


んっ?

ヲタクとプログラムの関係性がわからないのだけれど?


「舞ちゃん、プログラム?組めるの?」

「ヲタク友達が作ったコスプレ衣装とか小物の販売サイトを手伝ったりしてるんですよ。その集計なんかもやってます」


「すごいわね」

「ナビアプリはどんな感じですか?」


どんな?


「よくわかってないんだけど、基本のページはあるって聞いてる」


限定サイトはダンジョン課に丸投げ?蒼に丸投げ?したから、よくわかってない。

誰かが作ってくれたんだと思うけど。


「それなら、私がいじってもいいですか?」

「出来るならお願い!」


もうね、お願いするわ。

舞ちゃんってば、そんなことも出来るなんて知らなかったわ。


「私は出来ることあるかしらね?」


咲ちゃんが不安そうにしてるけど、色々細かい事務作業や経理的なことは、咲ちゃんに丸投げになりそうなんだけど?


そう言うと、なるほどねと納得した模様。

えっ?納得なの?


「任せてちょうだい」


頼もしいんですけど!


あとは、あれですよねって、舞ちゃんが、


「前日の購入要求された項目を午前中に集計して、午後から取引確定して魔導具の送る作業とかもお手伝いしてほしいです」


そうよね。

ふたりに負担かかりすぎるかしら?


「そうね。それにすでに購入済みなら、取引をキャンセルすればいいってことね!?」


なにやら、サクサクと決まっていくわよ?


魔導具ショップサイトは基本、月〜金の午後のみ営業。


午前中は、前日の購入要求の処理ね。


取引開始から営業日3日以内に取引確定。


土日祝日、大型連休はお休み。


1人1個の制限。


転売禁止。


転売発覚時、ショップの利用権限剥奪。

全商品購入不可。


などなどを決めて、ショップサイトに記載する。

その辺は、舞ちゃんに丸投げ。

煮詰まってきたので、ちょっと休憩ね。


もらったシュークリームとカステラで、ひと休み。


「これ食べたら、気分転換にうちのダンジョン行ってみる?」

「いいの!?」

「いいんですか!?」


何?その反応?


「豪くんから、蓮ちゃんのダンジョンは他人を入れないって聞いてたよ?」

「あっ、私も那臣さんからそう聞いてました!」


あー、ダンジョン課の人は、うちがメグミハントダンジョンだって知ってるもんね。


「あー、うちのダンジョンって、ちょっと特殊みたいで入り口が家の中にあるのよ」


2人の頭の上に???が浮かんでるなぁ。


「うちのダンジョン以外のダンジョンって、家の外に入り口があるみたいなのよ。

物置とか、車庫とか倉庫とか、勝手口とか、裏庭とか、とにかく外からダンジョンに入れるらしいのよ」

「そうなんですか?」


そう言ってたからねぇ。


「そうみたいよ?」

「なのに、蓮ちゃんのところは家の中にあると?」


そうなのよ、と頷く。


「あー、それは他人をダンジョンに入れないですよね」

「そうね、ぞろぞろと知らない人が家に来るとか落ち着かないわー」

「でしょ?」


わかってくれて、嬉しいわ。

私室とかに入られても困るしね。


「私たちはダンジョンに入っていいんですか?」

「いいわよ?」


じゃあ、行きたいでーす!と舞ちゃん。

私もー!と咲ちゃん。


「うちのダンジョン、変わってるから驚かないでね?」


「他のダンジョンに入ったことがないから違いがわからないわよ」


咲ちゃんは、確かにそうかも。

でも、舞ちゃんは…


「ダンジョンってこんなかな?ってイメージはあるので、楽しみです」


「じゃあ、行く?」

「「行く!」」

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ