ダンジョンナビアプリの魔導具ショップの準備を始めます
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「蒼、魔導具ショップやる事にしたから」
蒼は、持っていた箸を落とした。
「いいのか?」
「うん、咲ちゃんと舞ちゃんが一緒にやってくれるって」
味噌汁のツミレを食べながら、報告してみた。
「えっ?川里さんと小山内さんが!?」
「うん」
「だって仕事は?」
「辞めるって」
はぁ!?って、かなり驚いてる。
「だから3人で会社立ち上げることにした」
「起業するってことか!?」
頷いたら、
「魔導具ショップのためにか?」
「まぁそうだけど、2人にバイトみたいな事させられないじゃない?」
「大丈夫か?」
そんなのわかんないけども!
「で、ナビアプリの魔導具ショップは、会社としてやる事になるけど、問題とかある?」
「それはないぞ。普通に法人でやってる人の方が多いからな」
そうなんだ?
知らなかった。
「しばらくはバタバタするかもなので、よろしく」
「わかった。何か手伝えることがあったら言ってくれ」
なら、さっそく。
「お願いあるんだけど」
「なんだ?」
「たぶんポーションをたくさん売る事になると思うんだ?」
それがメインでしょ?
「そうだな」
だよね。
「それで、ポーションの瓶ってダンジョン課で手配とかしてもらえないかな?って」
ポーションはレシピもあるし、薬草もあるから錬金で作れるけど、瓶まで作る余裕はないと思うんだよね。
「あー、ポーションの瓶か」
「もちろん、瓶の代金は払うけど、ダンジョン課からのほうが仕事受けてもらいやすいかなって、伝手とかもありそうだし」
私が自分でなんとかするのは、なかなかに難しいと思うんだよね。
「大量に必要になるだろうしな」
そこよねぇ。
「1日にどのくらいの量が必要だと思う?」
「そうだなぁ…1万とかは必要なんじゃないか!?」
えっ?
そんなに?
「それじゃあ、ますますポーション瓶まで手は回らないよ。でもそんなに作ってくれるところってある?」
「そこは、なんとかする」
お願いね。
瓶が無いと、ポーション入れられないし…
「あっ、それから魔導具の金額設定は相談にのってよね!?」
どうやって決めるのよ?
「あー、魔導具の金額かぁー」
「こんなのを作ってみたんだけど、どうかな?」
0が人の魔力量測定。
1が魔石の魔力量測定。
2が魔導具作成に使用した魔力量測定。
そう説明すると、
蒼はさっそく、0で私を測定し出した。
ちょっとやめてよぉ。
「はっ!?47万!?マジで?」
「…マジです」
1で魔石も測定している。
でもダンジョン課にも似たようなのあるのよね?
魔石の買取の時に、魔力量云々って言ってたはずだし。
2でも、測定している。
自分の刀を。
「魔力量10万って出るな」
「そうなのよね。で、前に魔力量1で100円って言ってたじゃない?」
「言ったな、するとこれは最低でも1,000万てことだな?」
そうなっちゃうよねぇ。
「売れるの?鋼のインゴットとか付与とかの分も上乗せするってことだよね?」
「問題なく売れるな。オプションは自分で選択してもらうか?それだとオーダーメイドみたいになっちまうな…面倒だよな?」
「そうだね、いちいち希望は聞いてられないかな」
そんなんやってたらキリがないよ。
「だよな」
「だよ。魔導具そのものを複写出来れば、量産出来るかもだけど…」
今、出来るのは魔法陣の複写だからねぇ。
『スキル【複写(魔導具専用)】を取得しました』
はい!?
「蒼、スキル【複写(魔導具専用)】ってのが、取れてしまった」
「何!?それなら、これを複写出来るか?」
蒼が持っていた刀を示す。
「ちょっと待ってね」
鑑定
スキル【複写(魔導具専用)】
複写したいものに触れて、スキルを起動する
必要な条件が表示される
解析
スキル【複写(魔導具専用)】
必要魔力量
素材
複写個数
分析
スキル【複写(魔導具専用)】
素材の量により、必要魔力量が変化する
「複写するものに触ってスキルを起動させると、必要な魔力量とかが提示されるっぽい」
「試してみてくれるか?」
「わかった、やってみる」
私は、蒼の刀に触り、スキルを起動する。
うわー。
素材なしだと、必要な魔力量がものすごいんだけど…
「魔力量40万とか必要なんだけど…」
「マジでか!?」
「だから鋼のインゴット出してくれる?」
1つで8万減ったわね。
4つで32万か、残り8万。
5つで魔力なしに出来るかと思ったけど、そう上手くはいかないらしい。
これで私が作ったら4万で出来るのかな?
それとも8万使うのかな?
【成形ボード】で作るより4万なら複写もありだけど、8万なら意味ないよね?
【成形ボード】で作れば、【成形ボード】のレベル上がるかもだしねぇ?
「どう思う?」
蒼に説明して、聞いてみる。
「こればかりはやってみないとわかんないな」
だよねぇ。
じゃあ、やってみようか。
「やってみるね」
「頼む」
複写!
刀が1本増えたわね。
「使った魔力量は、4万だわ」
なるほど、2割減なんだな、と蒼は頷いてる。
「今、複写した方の刀を、2の魔導具で魔力量を測定してみたら10万って出るぞ」
そうなんだ?
それなら、全部1,200万とかにすればいいと思う。
えっ!?これじゃ安すぎるの?
以前ドロップしたただの剣が、オークションで3,000万だったの?
自動修復付いてたら、買い替える必要がなくなるんだから、1億とかでもいいと思う!?
えぇ!?
そんなの誰が買うの?
あっ、ダンジョン所有者のみなさん、お金持ちでしたね。
あれ?でも初心者に使ってもらいたい的な話じゃなかったっけ?
「あー、初心者はあれだよ。物理攻撃軽減のついた指輪とか、ポーションとかだな。そっちは安めに設定して、武器とか魔導具で回収する感じにしてほしいんだが」
なるほど?
「うちのダンジョンって、普通のポーションはドロップしないよね?」
レベル1のスライムから、ヒールポーションだったもんね?
「そこは、錬金で作って欲しいんだが」
「でも、普通のポーションって他のダンジョンからドロップするんだよね?買取価格表に載ってたよね?」
蒼がため息を吐きながら、
「ポーションがドロップしても、結局自分で使うために買取には出されないんだよな。稀に出ることがあるから、表に掲載されてるんだ」
えぇー?
そうなの!?
「うちから買取に出してる魔導具とかポーションの販売価格って教えてもらえる?
ダンジョン課がナビアプリで設定してる価格。
その価格よりも安い価格設定で問題ない?」
「蓮はそれでいいのか?」
「ダンジョン課より安くしたって、買取価格より高いよね?別に問題なくない?」
ダンジョン課には、今まで通りに食料品は買取に出す事にして、ポーションや魔導具はショップで販売することにした。
それからも、会社を立ち上げるのに必要な事を調べて、新宿にオフィス用に事務所を借りたり、会社の名前を考えたり、咲ちゃんと舞ちゃんは退職届けを提出して、引き継ぎをしたり、怒涛の6月を乗り越え、株式会社MHは1歩を踏み出した。
お読みいただきありがとうございます!
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トーヤのテンションがあがります(笑)
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