ダンジョン課の人を紹介しよう1
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「蒼、お願いがあるんだけど」
蒼は、ちょっと驚いた顔をした。
どうしたの?
「珍しいな、蓮がお願いとか」
そうかな?
「結婚式に来てくれてた咲ちゃんと舞ちゃんがね。
ダンジョン課の人か、蒼の友達を紹介して欲しいんだって」
「んっ?それって前に話してた川里さんと小山内さんだよな?」
そう。
川里咲ちゃんと小山内舞ちゃんです。
「うん、そう」
蒼が変な顔してるな。
「でも、もうすぐ結婚するかも?みたいな話じゃなかったか?」
あー、その話もしてたんだっけ。
「2人とも別れちゃったんだって」
「そうなのか?」
「うん、舞ちゃんの方は彼氏が次期社長で、親に反対されてたみたい。庶民は嫁に相応しくないんだって」
身分制度なんかないのにねぇ?
「庶民!?」
そう、庶民。
どれだけ上からよね?
「庶民らしいよ?で、彼氏は頼りにならないし、親には逆らえないみたいで、舞ちゃんが振りました」
彼氏の方は、振られると思ってなかったみたいで、呆然としてたらしい。
結婚の返事を保留にされてたのにね?
試されてたの忘れてたのかな?
「なるほど、それはそのまま結婚してたら苦労しかなかったかもな」
「そうなのよね」
「川里さんは?」
「彼氏が海外転勤になって、ついてきて欲しいって言われたみたいだけど、断ったって。
それなら待ってて欲しいとも言われてたみたいだけど、なら別れましょうって言ったみたい」
「付いて行くのはダメだったんだ?」
「元々、向こうからのアプローチに根負けして、付き合い始めた感じだったからねぇ。
プロポーズされても迷ってたのに、海外って言われて、ムリって思ったのかもね」
「そこまでの想いはなかったってことか」
「たぶんね」
「それで、2人とも誰か紹介って話になったのか?」
「そうなんだけど、2人ともダンジョンに興味津々なのよ」
「そうなのか?」
魔法少女になりたいは、言わなくてもいいよね?
「マンションじゃダンジョン出来ないじゃなーいって」
マジかって、笑ってるし。
「誰かいるかな?ちゃんとフリーの人」
「何?その、ちゃんとフリーって?」
よく聞くんだよね。
「既婚者なのを隠して、遊び相手探しに来たり、彼女がいるのに、いないふりしてたりする人がいるって、元職場の若い子達が話してたのよ」
間違ってもそんな人を紹介したなんてことになったら申し訳ないじゃない。
「了解した。その辺はきっちり確認してから、紹介出来るやつがいるか検討するな」
「お願いね」
「そもそもだが、結婚式に来てた奴らから、あの2人を紹介してくれって言われてたのを、彼氏いるはずだからって断ってたんだよなぁ」
「そうなの?」
蒼が頷く。
へぇー!
やっぱり咲ちゃんも舞ちゃんもモテるんだね。
今度は勢いに負けないでほしいな。
そんな話をしてから、数日経った頃、
「蓮、困ったことになった」
そう言った蒼が、すっごい困った顔してる。
眉毛がハの字だよ?
「どうしたの?」
「川里さんと小山内さんの紹介の話なんだが…」
「えっ?いなかった?」
紹介してくれって人はいたって言ってたよね?
「違う、逆。希望者が8人くらい出た」
「はっ!?はちにん!?」
「そう、8人」
でもさ?
「結婚式にそんなに来てないよね?」
どうなってんの?
「ダンジョン課って、女性陣がほぼいないんだよ」
んっ?
確かに受付の人くらいしか見たことないね。
そもそもあんまり行ってないから、ちゃんと知らないけど。
「だから、出逢いに飢えてるんだよ」
なるほど?
「でも、ダンジョン所有者の人と出逢って、結婚して辞める人もいるって言ってなかった?」
そんな話をしてたよね?
「確かにいるんだが、俺みたいに役が付くと担当者を持たないって話はしたよな?」
あー、そうだね。
うちのダンジョンが特殊だったから、蒼が来てくれたんだよね。
蒼でよかったよ。
「えっ?じゃあ、その希望者って上役の人たちなの!?」
「そうなんだよ。で、申し訳ないんだが8人全員と一度に会って欲しい」
はっ?
「なんで?2人くらいずつの方が、ちゃんと話せるんじゃないの?」
絶対話せない人とか出てくるんじゃない?
「俺もそう言ったんだが、自分の番が回ってくる前に、2人の相手が決まっちゃったら困るって、チャンスくらいくれって」
あー、そんな考え方もあるのね。
ってか、みんな必死すぎるのでは?
ダンジョン課は大丈夫なのかな?
「咲ちゃんと舞ちゃんに確認してみるね」
「頼んだ」
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