【共通一次試験】 (6)
【共通一次試験】は、
コンピュータで採点される事になった。
マークシート方式の導入と共に、
【コンピュータ利権】の導入である。
プレテストの開始が、
1976年だから、
たぶん、
1975年までには、
この【コンピュータ利権】は導入されていた。
ちなみに、
このプレテストは、
業者模試の事だと思われている方が、
いらっしゃるかも知れないが、
国立大学協会が行った盛大な実験である。
各国立大学に受験生を集め、
【共通一次試験】の予行演習をして、
データを集めた。
そして、
1979年の【共通一次試験】実施以降は、
大学入試センターが、
T大生を雇って、データ収集をした。
アルバイト代は、
試験の本番当日に、
大学入試センターへ行って、
受験生と同じ条件でマーク用紙を塗り潰すだけで、
三万円。
ね。
新しい仕事を作りたかったのよ。
この1975年だが、
アメリカでは、
ア○プルとかマイク○ソフトとかが、
産声を上げた頃だ。
【共通一次試験】は、
『日本のコンピュータ産業を強力に推進する役割』を担っていたハズなのだが。
もう、
物理の件で、お分かりだと思うけど、
【共通一次試験】は、
数学も狙っていた。
コンピュータの分野で、
【日本がアメリカに勝てなくする】最も現実的な方法は、
日本人から、
【基礎的な数学力を奪う】
これだ。
次善策は、
【基礎的な物理力を奪う】だろう。
こういう遠回しなやり方じゃないと、
当たり前だけど、
日本人に気付かれちゃうから、
成功しない。
話はズレるが、
自民党の政策が、
信じられないほど長期的視野に立っている理由も、
全く同じ。
何事も、
相手に気付かれちゃう作戦なんて。
ついでに、
現在の諸政策を実行している阿○総理本人も、
その政策の目的が何なのか? 知らない。
当然、
その対象となる国民の側も、
数十年経って、結果が出て、
(あの時のアレは、これが狙いだったのか?)
と、
思うだけである。
その時は、
もう遅いが。
もちろん、
その結果が出た時には、
阿○総理御本人は、
退陣どころか、お亡くなりになっているので。
だから、
阿○総理に教えても意味が無い。
では、
『【共通一次試験】で、
日本人の基礎的数学力を奪う』とは、
具体的な例は、
次回に。




