この頃、日本衰退化計画が始動していた (7)
大人になって東京へ行った。
東京の街は懐かしかった。
地方では失われた物が、まだ残っていて。
これは、
今の方が、露骨なのかも知れない。
地方では失われてしまった『活気』とか『発展』が、
東京には、
まだ生き残っている。
私が東京で懐かしかったのは、
道路に人が歩いていたり、
個人商店が、まだ営業していたり。
高度経済成長期の頃は、
家の近所に、
個人商店が幾つも有った。
この頃の生活は、
全て、歩いて行ける範囲で、用が足りたのだ。
話はズレるが、
日本人の敵達は、
常に【個人商店潰し】を画策している。
その理由は、
次の山○昌の言葉で良く解るだろう。
その山本○は、
プロ野球の新人研修で、
こう言っていた。
「ヤクザに、
『八百長をやれ! やらないと、野球が出来ない体にするぞ!』
と脅されたけど、
(野球が出来なくなったら、家業を継げば良い!)
と思って、
ヤクザに屈服しなかった」
これを、そのまま解釈すると、
家業が無い、サラリーマンの子供は、
ブラック企業でサービス残業を強制されても、
会社が、
賞味期限切れ商品を新製品として販売しても、
黙って、それに従うしか無い。
ね?
日本人の敵達って、
頭が良いでしょ?
その【個人商店潰し】だが、
現在の本命は、
農協の様だ。
私も、
一戸建ての方は、
農協の火災保険に入っていたのだけれど、
阿○政権になってから、
規制が厳しくなって、
農協に断られてしまった。
それで、
マンションと同じ、共済保険に入った。
まあ、
農協が潰れれば、
農作物の輸入の自由化が完成するからね。
そうすると、
大商社が、
海外と独占契約を結んで大儲けさ。
そうなると、
農家は生き残りを賭けて、
自民党の言いなりに。
話を戻すと。
極端に行動範囲の狭い生活をしていた当時の教師達に、
転任は辛かったと思うよ。
しかも、
私が通っていた底辺不良中学は、
駐車場とか、無かったし。
どうやって通勤するんだ?
この左遷と【主任】制度の開始は、
完璧な【ムチと飴】だったと思う。
教師達に言う事を聞かせる。
単純に考えれば、
服装や髪型を規制して、
新たな【学校利権】を生み出させる。
学校指定のコートとか、靴とか、鞄とか。
特に、
学校指定の靴下とか、
「無茶苦茶高い!」って、評判悪いしね。
この【学校利権】は、
教師側には、理解し易かったんじゃないかな?
だって、
学校では、
出入りの業者から、
どうしても接待を受けるから。
私の父が勤めていた高校では、
実習用に借りていたパソコンを、
業者が、
教師全員に配ろうとした事が有った。
もちろん、
中古で二年落ちだから、
実質的な価値は、
ほとんどゼロに近かったんだろうけど。
でも、
その当時は、
パソコンが一台百万円以上していた時代だったからね。
接待される側の教師達がビビっちゃって。
単純に考えれば、
【学校利権】の話なんだけど、
これに【共通一次試験】を加えると、
日本衰退化計画となる。
では、
次回から【共通一次試験】で。




