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【ゲブラ式】小説の書き方 AIとの付き合い方  作者: エンゲブラ


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何をすれば失敗するのか?

失敗するためのレシピは、失敗しないための教訓とも成り得る。

―― というわけで、今回は失敗事例を学び、どうすれば、失敗を回避できるのかを考えてみたいと思う。例によって、ChatGPTくんの出番である。


【小説執筆でありがちな失敗例】


1. 主人公に魅力がない

・ 読者が感情移入できない、共感できない

・目的や葛藤が曖昧で、物語を牽引する力が弱い


2. 物語の目的が不明確

・ 何を描きたいのかがぼやけている

・ 起承転結がなく、読者が迷子になる


3. 設定や世界観が説明不足/過剰

・ 説明が少なすぎて読者が理解できない

・逆に、設定ばかりで物語が進まない(いわゆる「設定厨」)


4. 会話が不自然/説明的すぎる

・キャラクターの口調がみんな同じ

・説明のためのセリフになっていて、リアリティがない


5. 文章が読みにくい

・主語と述語がかみ合っていない

・情報の順序が悪く、頭に入りづらい

・ 誤字脱字が多い


6. テーマがぶれている

・途中でジャンルが変わる(恋愛→急にホラーなど)

・作者の伝えたいことが定まっていない


7. 読者を意識していない

・自己満足で書いてしまい、読者の興味を引けない

・読者の知識や感情を無視した展開


―― ①主人公の魅力不足は、主人公の体温と連動する。冷静で平熱なキャラにするにせよ、芯の部分の熱さは見せる機会を増やす必要がある。②は、物語の大オチを先に決めておくことによって、ある程度、収束される。③の適量の見極めは、客観的判断が必要。④⑤⑦は、論外。⑥も②の設定で回収できる。


結論)物語は、先にエンディングを設定しておいた方が作りやすく、後から設定すると序盤との辻褄が合わなくなる。上級者以外は、先に設定するのが無難。



【多角的に見た「小説が失敗する理由」】


1. 技術面の問題

・構成力の欠如:物語の流れが不自然、伏線が回収されない、クライマックスが弱い

・視点の混乱:一人称と三人称が混在、視点が飛びすぎて読者が混乱

・描写の偏り:心理描写ばかりで動きがない、逆に説明ばかりで感情が伝わらない


2. 作者の心理的要因

・完璧主義:書き始められない、書き終えられない

・自己投影の過剰:キャラが作者の理想像になりすぎて、リアリティが失われる

・承認欲求の暴走:読者にウケることばかり考えて、芯がなくなる


3. 読者視点のズレ

・読者層の想定ミス:若年層向けなのに難解な語彙、社会人向けなのに幼稚な展開

・ジャンルの誤解:恋愛小説なのに恋愛要素が薄い、ミステリーなのに謎解きがない

・読者の期待を裏切る:伏線を張っておいて回収しない、急な展開で読者を置いてけぼりにする


4. 業界構造・発表形態の問題

・媒体とのミスマッチ:Web小説なのに文体が硬すぎる、紙媒体なのに展開が軽すぎる

・更新頻度の低下:連載型で間が空きすぎて読者が離れる

・タイトル・あらすじの弱さ:内容は良くても、入口で読者を惹きつけられない


5. 創作環境の問題

・フィードバック不足:誰にも読んでもらえず、改善点が見えない

・孤独な創作:モチベーションが続かず、途中で放棄してしまう

・インプット不足:他作品を読まないことで、表現や構成が陳腐になる


―― どれも失敗して当然の理由がズラリでしたね。


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