ギルドとはなんぞや？

【ギルド】（英: guild、独: Zunft、伊: arti）

「同業組合」を意味する語だが、フォンなどがつくドイツ貴族姓を中心に作中で使うのなら、ギルドではなく、ツンフトとするか、組合と日本語で書く方が妥当。

ギルドの運営体系

・ギルドマスター：最高責任者。方針決定、対外交渉を行う。

・幹部・役員：運営補佐。財務、依頼管理、教育などを担当。

・受付係・事務員：依頼受付、報酬支払い、記録管理など。

・階級制度：新人→中堅→上級など、ランクによって権限や報酬が変わる。

・規約と罰則：ギルド内の秩序維持のためのルール。違反者には罰則や追放も。

冒険者ギルド

・目的：モンスター討伐、依頼達成、探索任務など。

・特徴：依頼掲示板があり、ランク制度で報酬や任務の難易度が変わる。

・所属者：戦士、魔法使い、盗賊、レンジャーなど多様な職種。

商人ギルド

・目的：交易、物資流通、価格調整、市場の独占。

・特徴：都市の経済を支配することもあり、政治力を持つ場合も。

・所属者：商人、職人、運送業者、会計士など。

筆者）「鑑定人」「交渉人」「案内人」「コーディネイター」などの特殊職をレンタルしても面白そう。

魔術師ギルド（魔導ギルド）

・目的：魔法研究、魔法教育、禁術管理。

・特徴：図書館や研究施設を持ち、魔法の知識を管理。

・所属者：魔法使い、錬金術師、学者、呪術師など。

暗殺者・盗賊ギルド

・目的：裏社会の活動（暗殺、盗み、情報収集）。

・特徴：秘密主義、階級制、契約重視。

・所属者：暗殺者、スパイ、盗賊、情報屋など。

筆者）普段は別の団体名を名乗り、裏家業として、それらを行う組織とするのが現実的。

聖職者ギルド（神殿ギルド）

・目的：信仰の普及、癒し、儀式の執行。

・特徴：神々との関係が深く、宗教的権威を持つ。

・所属者：僧侶、神官、巫女、祈祷師など。

筆者）教会からは破門された野良の神職者たち組合？

鍛冶・工芸ギルド

・目的：武器防具の製造、魔道具の創造。

・特徴：技術の継承、注文制作、展示会など。

・所属者：鍛冶屋、細工師、彫刻師、設計士など。

筆者）魔導具の器製作は、魔術師ギルドの下請け業務？

所属する人々の特徴

・目的意識が強い：名声、金、知識、復讐など動機は様々。

・多様な背景：孤児、元兵士、貴族、異世界人など。

・スキル重視：戦闘力、魔力、交渉術、職人技などが評価される。

・人間関係が濃い：ライバル、師弟、仲間、裏切り者などドラマが生まれやすい。